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怖い花言葉を持つ花35選|アザミ/オトギリソウ/スイセン

更新日:2020年08月28日

古の時代より、人は花にメッセージや想いなどを込めてきました。バラは愛情、ヒナギクは純真といった具合です。しかし、中には「何でこんな意味があるのか」と言いたくなる怖い花言葉もあります。怖い花言葉、その真意とは一体何なのでしょうか。

怖い花言葉を持つ花35選|アザミ/オトギリソウ/スイセン

怖い花言葉と勘違いされやすい花

怖い花言葉は数あれど、中には誤解されているものもあります。情報化社会においては、ますます間違った知識が広まっていくことでしょう。

よく「怖い花言葉を持つ」と勘違いされる花々をご紹介します。

かすみ草

花束を作る際に、アレンジとして使用されるのがかすみ草です。かすみ草の花言葉は怖い、とよく言われていますが、そんなことはありません。かすみ草の花言葉は「無邪気」「親切」「清らかな心」といったポジティブなものばかりです。

つまり、単なる噂でしかありません。怖い花言葉はないので、安心して花束にお使いください。

カトレア

カトレアには「魔力」という花言葉があります。黒魔術でもやっているのかと身構えてしまいますが、ご安心ください。

カトレアの「魔力」とは「なんだか不思議と惹きつけられる」という一種の魅力です。人の心は深層まで分からないもので、惹きつけられる理由が分からないから魔力と称しているのに過ぎません。

桔梗

桔梗の花言葉には「薄幸」がありますが、「怖い」とされるのは「永遠の愛」や「従順」の方でした。他の花言葉とは違います。

桔梗の花言葉が怖いと称されるのは、亡くなってもなお、夫を待ち続けた女性が西洋において「重い」ととられたのが原因です。

桜の花言葉には怖い意味合いのものはなく、美しい桜の下に死体が埋まっているなど、伝承の方が怖ろしいです。

こんな事態になった背景には、日本神話が関係していました。ニニギノミコトがコノハナサクヤヒメという美しい女神に恋をします。コノハナサクヤヒメの父親に挨拶に行くと姉も一緒に嫁がせると言われました。

しかし姉は美しくなく、断ったニニギノミコトは人間のごとく死ぬ体になってしまったとされます。

すずらん

すずらんの花言葉は「平穏」「再び幸せになる」などで、怖いイメージはありません。

すずらんに怖い花言葉がある、と思われているのは「再び幸せになる」の「再び」の部分が引っ掛かる場合や、毒性を持つスズランに恐れを持つ場合があるためです。

正しい知識を持つことが、花言葉に限らず重要と言えます。

プレゼントの時は一言添えて渡そう

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初回公開日:2018年11月20日

記載されている内容は2018年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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