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シロツメクサの4つの花言葉・由来する怖い伝説|花の特徴と種類

更新日:2020年08月28日

子どものころに花冠を作った白くて小さな花、名前は分からなくても遊んだことのある花と言えば「シロツメクサ」でしょう。白くてまるい花が咲いているのを摘んで遊んだ人は多いはずです。この記事では、シロツメクサについて深掘りしていきます。

シロツメクサの4つの花言葉・由来する怖い伝説|花の特徴と種類

シロツメクサとは

シロツメクサは、よく花の冠を作るときに使われている白い花のことです。ほかにも指輪を作ったり、茎を使って草相撲をした記憶がある人もたくさんいます。

この記事では、花遊びの定番、シロツメクサについて、細かく見ていきます。

シロツメクサの花冠の作り方

シロツメクサの花冠の作り方は、簡単です。まずシロツメクサを2本用意します。その2本を交差させます。交差部分を押さえ、上の茎を下の茎に巻き付けます。3本目以降も、好きな長さになるまでこの工程をくり返しましょう。

好きな長さまで作ったら、最初の花を最後の花の茎に乗せます。シロツメクサを1本使って、この2つをつなげます。最後に余った茎を編んだ花冠のすき間に入れて、形を整えたら完成です。

名前の由来と別名

シロツメクサは、漢字で書くと白詰草です。シロクサツメは、明治時代に牧草用で全国に広まった植物ですが、国内に入ってきたのは、その前の時代です。江戸時代、オランダとの貿易の際、品物が壊れないように箱に敷き詰められていたところから、この名前になりました。

シロツメクサの別名は、クローバーです。由来は、ローマ神話英雄ヘラクレスが持っていた棍棒(クラバ)が変化して、クローバーになりました。

花の特徴

シロツメクサの花の最大の特徴は、丸い白い花です。花は、遠目から見ると丸い白い花ですが、近くで見ると、小さな白い花びらが何枚も重なっています。花びらは、ちょうちょのような形をしています。背丈は10cmから30cmくらいで、あまり高くありません。

シロツメクサの葉っぱは、基本的に3枚葉です。ですが、まれに4枚葉のものが生えていて、これを見つけると、幸運が訪れると言われています。

開花時期

シロツメクサの開花時期は、4月から6月の春です。ですが、シロツメクサは多年草の植物です。なので、ミツバチが活発になる春以外も、冬本番を迎えるぐらいまで楽しむことができます。

シロツメクサは園芸初心者でも育てやすい植物で、極度に暑かったり寒かったりしなければ、わりとどの時期でも育てることができます。種まきに適している時期は、春なら3月から4月、秋なら9月から10月です。

原産地と種類

シロツメクサの原産地は、ヨーロッパです。ヨーロッパから、貿易などの国同士の交流を経て、世界各国に広まっていきました。日本には、江戸時代にオランダとの貿易で入ってきました。昔から牧草や緑肥に使われています。

シロツメクサには種類が豊富で、白い色をしたシロツメクサのほかに、赤っぽい色をしたムラサキツメクサや、イチゴが咲いているようなベニバナツメクサなどがあります。

シロツメクサの花言葉と由来

シロツメクサにはいくつかの花言葉があります。

ここからは、有名なものからすこし怖いものまで、シロツメクサの花言葉を紹介していきます。

花言葉1:「約束」

次のページ:花言葉2:「幸運」

初回公開日:2018年11月22日

記載されている内容は2018年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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