ベゴニアの花言葉4つ|色別の花言葉4つ・品種3つ/特徴
更新日:2020年08月28日
ベゴニアとは
花の特徴
ベゴニアは交配により多くの品種が作り出されたため、形状や性質は多種多様ですが、花には共通した特徴があります。花はおしべのある花とめしべのある花が分かれており、雄花は4枚の花びら、雌花は5枚の花びらが特徴です。
基本的には花びらが重なっているのが雄花で、重ならずに花びらが開いているのが雌花です。また、葉も共通した特徴を持っており、左右非対称かつやや歪んだ形をしています。
由来
ベゴニアという名前の由来は、フランス人のミシェル・ベゴンという人物の名前が由来です。ミシェル・ベゴンは当時のフランス領アンティル諸島の総督でした。
後に出版する植物学の書物でベゴニアを6種類紹介することになる、フランスの植物学者シャルル・プリュミエはミシェル・ベゴンの推薦を受け、フランス領アンティル諸島の植物採集者として活躍し、当地で見つけた植物にベゴニアと名づけました。
原産地
先述のように、ベゴニアは原種を交配し多くの品種が生まれていますが、ベゴニアの原種は熱帯や亜熱帯地域に分布している植物です。また、由来でご紹介したように、ベゴニアが最初に報告された場所はフランス領アンティル諸島になります。
ベゴニアは熱帯や亜熱帯地域を中心に2000種以上が分布していると言われており、交配種ほあわせると非常に種類の多い植物です。
開花時期
ベゴニアそのものは多年草であったり、球根性や木立性のものがあり条件次第では一年中開花する植物です。しかし日本の気候で栽培すると、熱帯性の植物だけあり開花時期はおおよそ4月ごろから10月ごろまでの暖かい時期になります。
これは、ベゴニアの生育適温が20度前後と比較的高めの気温を必要とするのに対し、日本の気候では秋から春にかけては容易に20度を下回ってしまうためです。
ベゴニアの花言葉
ご紹介のようにベゴニアには多くの種類があり、花言葉も数多くあります。また、ベゴニアは色によっても花言葉が異なり、花にメッセージを持たせたいと考えている場合は気をつけたほうが良いでしょう。
また、日本と西洋ではベゴニアの花言葉が異なるため、送る相手の文化圏によっては花言葉の意味が変わってしまい、思わぬ誤解を招く可能性もあり注意が必要です。そんな、ベゴニアの花言葉についてご紹介します。
西洋でのベゴニアの花言葉
日本では愛情や幸福という意味が多いベゴニアの花言葉ですが、西洋では異なり『beware』で日本語であれば、注意するであるとか、用心するという意味になります。
例えば、新たな状況にチャレンジしようとする人に対して「慎重になれ」」という意味や、新たな友人とコミュニケーションをとる場合に「調子に乗りすぎるな」といったニュアンスの花言葉です。
日本でのベゴニアの花言葉4つ
先述のようにベゴニアには多くの品種がありますが、日本でのベゴニアの花言葉に共通しているのは愛や幸福、また親切といった意味です。
ベゴニアには多くの品種があり、同じように花言葉も非常に多くあるため、全てをご紹介することはできません。ここではベゴニアに共通している日本での花言葉について4つご紹介します。
初回公開日:2018年11月15日
記載されている内容は2018年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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