ミニトマトの種まきポイント7コ|栽培ポイント7コ・注意点
更新日:2020年08月28日
ミニトマトとは
ミニトマトとは、直径2~3センチメートルのトマト品種の総称です。チェリートマト、プチトマトなどと言われることもあります。南米アンデス高地のトマトを改良して作られました。
皮はやや硬いですが、甘みがあり、サラダや料理の飾りに使われます。トマトは小ぶりになるほど、糖度が高くなる傾向があります。
小学校の授業で育てることもあり、自宅で育てる人も多いです。種まきから始めれば、成長を楽しむことができます。
ミニトマトの種類
近年、ミニトマトはスーパーへ行くと何種類も目にするように、たくさんの種類があります。赤、黄色、オレンジ、緑、茶色、丸いもの、楕円形のものがあります。
種まき用の種として園芸店のサイトでは、「千果」「CF千果」「千果99」「CFココ」「ペペ」「キャロルパッション」「キャロルスター」「プレミアムルビー」「ラブリーさくら」「プリンセス ロゼ」「ステラ ミニトマト」「アイコ」など30種類が紹介されています。
ミニトマトの種まきポイント7コ
種は、蒔きさえすれば芽が出てくるというわけではなく、上手に発芽させるためにいくつかのポインがあります。ミニトマトの種まきの7コのポイントを紹介しますので、参考にして、たくさん発芽させましょう。
ポイント1:種まきの時期
種まきから始める魅力は、何と言って豊富な種類の中から自分の好きなものを選べる点です。また、苗を買うよりもコストを抑えられます。種まきには、最低気温が10℃を下回らない時期が適しています。一般的には3~4月頃ですが、住んでいる地域によって多少異なります。
ポイント2:種まきの温度
種を発芽させるには、水、酸素、温度が必要になります。どれが欠けても発芽しないので、気をつけなくてはなりません。
一定の温度がないと発芽しないので、種まきの時期は重要です。トマトの生育適温は、21℃~26℃で、10℃以下や35℃以上では成長が止まってしまいます。ですから最低気温が15℃以上になってから種まきをするとよいでしょう。
種まきに温かくなるのを待ちすぎると、すぐに夏の暑さがやってきてしまいます。
ポイント3:水に浸してからまく
トマトの種は、5年と寿命が長いのですが、保存状態によってはもっと長く持ちます。種は乾燥した状態で、乾いたままでは発芽することができません。
土の中の水分を吸って発芽することもできますが、種まきには一昼夜水に浸すと発芽しやすくなります。種は、発芽時には種と同量の水を吸って発芽すると言われているので、よく吸水させましょう。
ポイント4:トマトのタネは嫌光性
ミニトマトは嫌光性種子です。嫌光性種子(けんこうせいしゅし) 発芽に光を必要としない植物の種です。 ほとんどの植物は、発芽に光がありません。したがって、土の中から目を出すことができます。 「嫌光性種子」の反語は「好光性種子」になります。嫌光性種子には一般的には、種の大きさの2~3倍を目安とした土をかぶせます。
ポイント5:発芽用の土は
種まきに使う土には、バーミキュライト、ピートモス、ジフィーセブン、市販の種まき用土などがあります。初心者の場合、そのまま使える市販の種まき用土が便利です。
ミニトマトの種まきには、3つの方法があります。まず、園芸ポットに蒔く方法、連結ポット(セルトレー)に蒔く方法、そして、湿らせたキッチンペーパーや脱脂綿に蒔く方法です。湿らせたキッチンぺーパーや脱脂綿に種まきする場合、その時点では土は不要です。
初回公開日:2018年10月25日
記載されている内容は2018年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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