樹木のバオバブとは|外見の魅力的な特徴まとめ7コ
更新日:2020年08月28日
バオバブの木とは
バオバブの木とは、アフリカのサバンナ地帯に多く生息する巨木で、古くから精霊が宿る木として信仰されてきました。バオバブの木は、食用やロープの材料にもなり、アフリカの人々の生活の糧ともなっています。しかし、現在では環境破壊が進み、社会問題となっています。
近年では盆栽としてもで、日本でも流通しています。
バオバブとは
バオバブという名前の由来は、イタリア人の植物学者が北アフリカを旅した時の著書に、バ・オバブと記したことだとされています。
バオバブの種類には諸説ありますが、アフリカ・マダガスカル・オーストラリアに8種類が見られます。
国の象徴
バオバブの木は、アフリカ大陸の最西端の国のセネガル国章の中にも描かれているように、セネガル国の象徴とも言えます。セネガル国章の左側には黄色のライオンが、右側にはバオバブの木とセネガル川があります。
国章とはその国を象徴する図案のことで、国旗よりも国の情報が多く含まれているため、その国の文化や伝統を読み取ることができます。
バオバブの他の呼称
バオバブは、アフリカ民族により呼称はさまざまで、スワヒリ語ではムブユ、ズールー語ではウムコーモ、ハウサ語ではクーカ、バンバラ語ではシラー、フルベ語ではボッキ、モシ語ではトゥエガと言われています。
また、バオバブは種がたくさんあるものという意味で、アラビア語のブー・フブーフという名前が由来であるという説もあります。
バオバブの木の特徴7コ
精霊が宿るとされているバオバブの木は外見的に特徴がありますが、どのような魅力があるのか、その7つの特徴についてご紹介します。
ちなみに、バオバブの果肉にはビタミンCやカルシウムが多く、種子から油が採れるなど、アフリカでは生活に欠かせない木となっています。
特徴1:生息地域
バオバブはアフリカ大陸の木として有名ですが、マダガスカル・オーストラリアにも生息しています。
世界最大のバオバブの木は、南アフリカに生息しており、樹齢6000年と推定されています。
特徴2:大きさ
バオバブの木も、もちろん小さい時はありますが、大きくなると高さは30m以上にもなります。
年輪がないため正確な寿命はわかりませんが、世界で大きなバオバブの木の高さは47mもあると言われる巨木です。
特徴3:幹の太さ
初回公開日:2018年11月01日
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