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洗濯槽を重曹で掃除する方法・やり方|クエン酸/クリーナー/酢

更新日:2020年08月28日

洗濯槽の中は湿気がこもりやすくカビが繁殖しやすくなります。きれいに掃除をしないと体に不調をきたすことにもなりかけません。市販のクリーナーを使う方法もありますが、重曹を使って簡単に洗濯槽を掃除することができます。重曹で掃除する方法をみていきましょう。

洗濯槽を重曹で掃除する方法・やり方|クエン酸/クリーナー/酢

重曹を洗濯槽クリーナーとして使用する方法

準備するもの
・重曹:150g(約1カップ)
・ゴミ取りネット

1.40~50度くらいのぬるま湯を最大水位まで洗濯槽に入れます。重曹を入れて「洗い」を選択し、洗濯機を回します。脱水はしないようにしてください。

2.「洗い」が終わったら洗濯槽の中に重曹が入ったまま数時間放置します。最低でも5~6時間置いてください。

3.洗濯槽の中に浮いた汚れをゴミ取りネットですくいます。汚れはきれいに取り除いてください。きちんと取れていないと、排水の際に詰まる可能性があります。

4.もう一度洗濯機を回し、汚れを取り除いてから排水します。最後にもう一度「洗い」、今度はすすぎを2~3回、洗濯槽に汚れが出なくなったら排水します。

洗濯槽を重曹と酢で掃除する方法

準備するもの
・重曹:1カップ
・酢:300~500ml
・ゴミ取りネット

洗濯機の中にぬるま湯を一番上まで入れます。酢と重曹を入れて10分回します。洗濯槽の中に重曹と酢が入ったまま、半日~1日置きましょう。汚れが浮いてきたらゴミ取りネットですくいます。通常コースで洗濯機を回し、乾燥させましょう。

重曹は弱アルカリ性、酢は弱酸性です。アルカリ性と酸性の力で中和分解し、洗濯槽についた汚れを落とします。酢には抗菌作用や消臭作用があります。カビやバイ菌を防ぐために、洗濯槽の蓋を開けてよく乾かしてください。

洗濯槽の掃除に不向きな酢

酢にもさまざまな種類があります。洗濯槽の掃除に使用する酢は、ホワイトビネガー(アルコール酢)や穀物酢を使いましょう。スーパーでもよく見かける穀物酢は安価で、穀物が原料の酢です。ドレッシングに使われるホワイトビネガーは、臭いがなく洗濯槽の掃除にで、ネットや輸入食料品で販売されています。

洗濯槽の掃除に不向きな酢は、米酢や果実酢、すし酢、赤ワインビネガーなど色の付いている酢です。米が原料の米酢は、うまみ成分が含まれています。果実酢は、りんごやぶどうなどの果実が原料で、うまみ成分が含まれています。すし酢には砂糖やみりんなどの調味料が含まれています。洗濯槽の掃除をするときは、これらの酢は避けてください。

ドラム式洗濯槽を重曹で掃除する方法

準備するもの
・重曹:1カップ
・ゴミ取りネット

ドラム式の洗濯機で洗濯槽を掃除するときは、水をいっぱいに入れてしまうとドアからこぼれてしまいます。こぼれないくらいの水の量がよいでしょう。ドラム式もぬるま湯を使います。

1.洗濯槽にカップ1杯の重曹を入れ「洗いコース」のみを選択します。洗浄が終わったら、5~10時間くらいそのままの状態にします。ひと晩置くと汚れがより落ちやすくなります。

2.ひと晩置いたら、洗濯槽に浮いた汚れを取り除きましょう。排水時に汚れが残っていると故障の原因になるので、汚れはすべて取り除くようにしてください。

3.洗濯槽にまだこびりついている汚れを落とすために、もう一度洗濯機を回します。汚れを取り除いたら一度排水をし、きれいな水に入れ替えながら、すすぎと脱水を2~3回繰り返します。

4.すすいだ水を排水したら、洗濯機の蓋を半日開けておきましょう。洗濯槽の中まだ汚れが残っている場合は雑巾などでふき取ってください。

重曹が使えない洗濯機もある

ドラム式洗濯機の場合機種によって重曹が使えない洗濯機があります。それは、取り扱い説明書に「重曹や粉石けんは使わないでください」と書かれている洗濯機です。なぜなら、重曹や粉石けんは水に溶けにくいため詰まる可能性があるからです。故障の原因になるので、重曹で洗濯槽を掃除するときは取り扱い説明書を確認しましょう。

洗濯槽の臭い取りを重曹でするやり方

次のページ:洗濯槽の汚れは重曹で落ちるのか

初回公開日:2017年11月07日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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