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モツの部位・ホルモンとの違い・糖質とカロリー・レシピ

初回公開日:2018年04月14日

更新日:2020年08月28日

記載されている内容は2018年04月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

鍋にしたり煮込みでも美味しいモツですが、部位はどこかご存知でしょうか。この記事では、モツの部位やホルモンとの違いなどについて詳しくご紹介します。下処理方法やレシピもご紹介しますので、ご家庭でもモツ料理に挑戦してみましょう。

モツの部位・ホルモンとの違い・糖質とカロリー・レシピ

モツってどこの部位?

モツの部位・ホルモンとの違い・糖質とカロリー・レシピ
※画像はイメージです

モツ鍋やモツ煮込みなどでが高い「モツ」ですが、一体どこの部位を指しているのでしょうか。いまいち分からないまま食べていませんか。

モツというのは、内臓を指す「臓物(ぞうもつ)」からきている言葉で、牛や豚、鳥など鳥獣肉の内臓全般のことを言います。

特に、血液が集まる肝臓や心臓を赤モツ、胃や腸は白モツと呼ばれることもあります。モツ鍋では白モツの部分が使われることが多いため、スーパーなどでは白モツがモツとして販売されていることもあります。

では、モツはいつから食べられているのでしょう。日本におけるモツの歴史は古く、万葉集(7~8世紀)には、鹿のモツを膾(なます:切った獣肉や魚肉に調味料を加え生食する料理)や塩辛などで食べたという記述があります。

モツとホルモンの違い

モツというのは、鳥獣肉の内臓ということが分かりました。ではよく耳にするホルモンとはどう違うのでしょうか。

ホルモンもモツと同じで内臓を指す言葉ですが、一般的には牛や豚の腸に限定して使われることが多いという特徴があります。また、料理の仕方にも違いがあります。例外はありますが、モツは鍋や煮込み料理に、ホルモンは焼き物に使われることが比較的多いです。

では、ホルモンという呼び方はどこからきたのでしょうか。ホルモンの語源は諸説ありますが、関西弁の「放るもん」が由来になっているという説が有力です。「放るもん」とは、食用の部位を取った後の捨てる部分という意味の言葉です。

また、内臓は栄養が豊富であることから、食べると活力がつくというイメージで、医学用語のホルモンから名づけられたという説もあります。

モツの種類一覧

モツの部位・ホルモンとの違い・糖質とカロリー・レシピ
※画像はイメージです

モツは、内臓全般のことを指す言葉ですので、かなり多くの種類があります。比較的馴染みの深いものとしてはハツ(心臓)やレバー(肝臓)、ハラミ(横隔膜)やミノ(牛の第一胃)、砂肝(砂嚢)、キンカン(鳥の未産卵)などが挙げられます。これらは耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

反対に、普段は馴染みが薄いであろう部位もたくさんあります。ウルテ(気管)やシキン(食道)、シビレ(胸腺と膵臓)、テッポウ(直腸)などで、初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。その他にもまだまだ耳慣れない部位は多く、モツはとても奥が深いと言えるでしょう。

モツのカロリー

モツというと、「肉だしカロリーも高そう」というイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、実際はどうなのでしょう。

もつ鍋に使われることが多い牛の小腸や大腸は、小腸が287kcal、大腸が162kcalです。また、豚の小腸は171kcal、大腸は179kcal、赤モツの牛レバーは131kcal、牛ハツは142kcalです。(全て100gあたり)

これをモツ以外の部位と比較してみましょう。牛肩ロースは240kcal、牛バラになると517kcal、豚ロースで263kcal、豚バラで386kcalとなり、100gあたり200kcal未満が多いモツは、肉の中でもローカロリーの部類に入ることがお分かり頂けるのではないでしょうか。

モツに含まれる糖質

ダイエット中の方であれば、できるだけ糖質の少ないメニューを選びたいと考えることでしょう。そういう時は、ぜひモツをします。

そもそも糖質は甘いものやでんぷんに多く含まれている成分ですので、肉類や魚類は比較的糖質の少ない部類に入る食品です。その中でも、モツは糖質が0に近くさらに低カロリーですので、ダイエット中にしたい食材の一つです。

ただ、モツ煮などが美味しくてご飯をお代わりしてしまった場合は要注意です。米にはでんぷんが多く含まれていますので、糖質の摂り過ぎになってしまう可能性があります。

モツの栄養と美容効果

肉の中では低カロリーであるモツですが、それだけではありません。モツには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にしてくれますし、ビタミンB群は疲労回復に効果が期待できます。さらに、鉄分や亜鉛もたっぷりです。

豚と牛に大きな違いはありませんが、鉄分などのミネラルがより多いのが豚、カロリーが少なく豚モツには無いビタミンCも含まれているのが牛です。

さらに、モツは美容効果も期待できる食材とも言われています。その理由は、コラーゲンの含有量が多いことにあります。ご存知のとおり、コラーゲンは若々しさを保ち、肌荒れ対策にも効果的な成分です。

しかし残念なことに、ただコラーゲンだけを摂ってもあまり体内に吸収されません。大切なことは、野菜などと一緒に摂ることです。そうすることで、ビタミンやミネラルの助けを借りることができ、コラーゲンは体内に吸収されやすくなります。

摂り過ぎには注意!

「低カロリーだし、美容にも良いならたくさんモツを食べよう」と考えてしまいがちですが、ちょっと待ってください。モツにはコラーゲンなどの他に、プリン体も多く含まれています。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、体内に入ったプリン体は最終的に尿酸に変わります。この尿酸値が増えると、痛風の原因となることが分かっていますので注意が必要です。

プリン体は肉や魚に多く含まれ、その中でも肝などのモツに多いことが分かっています。たまに食べる程度であれば特に問題はありませんが、日常的に食べ過ぎるのは控えるようにしましょう。また、アルコールの飲み過ぎも尿酸値の上昇に繋がりますので、モツが美味しいからとお酒を飲み過ぎるのもNGです。

モツの下処理方法

モツをご自宅で楽しむ場合に、気になるのは下処理の方法ではないでしょうか。ボイル済みの物であれば不要ですがやはり旨味は劣ってしまいます。しかし、生のモツはそのままだと臭みもあり美味しくありません。ここでは、モツの下処理方法をいくつかご紹介します。臭みに敏感な方は、複数の方法を合わせてみるのもです。

茹でこぼす

まずご紹介するのは、スタンダードに茹でこぼす方法です。まずモツは水洗いしておきます。鍋にネギの青い部分と生姜、酒、モツと水を入れ、30分ほど茹でましょう。その後ザルにあけ、数回繰り返せば臭みが気にならなくなります。時間がかかってしまう方法ですが、圧力鍋を使えば時短も可能です。

塩や小麦粉で揉む

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