Search

検索したいワードを入力してください

2019年03月19日

あおさと青のりの違い・レシピ・栄養・代用できるか|のり

あおさと青のりは名前も見た目もよく似ていて、同じものだと思われていることも多いです。しかし、あおさと青のりは実は違う海藻から作られており、栄養や味の面にも違いがあります。混同されやすいあおさと青のりの違いについてご紹介します。

あおさと青のりの違い・レシピ・栄養・代用できるか|のり

あおさと青のりの違い

よくお寿司屋さんで「あおさ汁」というメニューを見かけます。磯の香りがするあおさ汁はとても美味しいですが、このあおさの正体についてよく知らない人が多そうです。あおさと青のりは同じものだ考えている人も多いです。実際は青のりとあおさは別物の海藻なんです。

スーパーに行くと、棚に「あおさ」と「青のり」が並んでよく売られています。あおさと青のりでは大抵青のりの方が安いです。値段につられて、あおさを選ばずに青のりを買っている人も多いのではないでしょうか。では値段以外にあおさと青のりにどんな違いがあるのでしょう。

あおさと青のりは違う海藻

あおさと青のりの違いはなんでしょうか。実はあおさと青のりはどちらも海藻類が原料ですが、その海藻の種類が違います。あおさと青のりは同じ色の緑藻類です。あおさや青のりと一般的に呼ばれる海藻には「ヒトエグサ」「アオサ」「スジアオノリ」などがあります。

・あおさの原料→アオサ目アオサ科アオサ属
・青のりの原料→アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属

あおさや青のりはこちらの原料となる海藻を天日や熱風で乾かして加工して作られます。あおさも青のりも緑色の同系色なので混同されやすいですが、原料となる海藻の形が違うのであおさと青のりの形も違っています。

青のりの原料となるヒトエグサは糸状の形状をしていて、これを加工して粉状にしたものが青のり粉として販売されています。一方であおさは葉っぱ状の海藻で、これを加工すると平べったいフレーク状になります。よく見ると、あおさと青のりには見た目も違いがあります。

青のりとは?

あおさよりも磯の香りが強く、高級品として扱われているのが青のりです。青のりの原料は緑藻類のアオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属のヒトエグサという海藻ですが、このヒトエグサが「あおさ・青のり」と呼ばれています。

ヒトエグサは青のりだけでなくあおさとも呼ばれているので、呼び方が非常に紛らわしいので混乱してしまいますが、ヒトエグサは一般的に「青のり」と呼ばれあおさよりも高価で取引されています。

青のりは天然のものもありますが、現在流通しているのは養殖が主で、岡山県、徳島県、愛媛県、高知県などで栽培されています。

あおさとは?

あおさは青のりに比べて安価で販売されています。あおさは緑藻類のアオサ目アオサ科アオサ属の「オオアオサ」「アナアオサ」などが原料となっています。青のりはほとんどが養殖から作られていますがm。こちらのあおさは日本全国で自生しています。

紛らわしいあおさと青のりの呼び方

あおさと青のりの呼称は地方によって違い、ヒトエグサが「あおさ」と呼ばれたり、アオサが「青のり」と呼ばれることもあります。販売されている商品も、中身がアオサであっても「青のり」という商品名だったり、逆のこともあります。

私たちの生活でもタコ焼きやお好み焼きにかかっているのはあおさ粉である場合が多いですが、「青のり」と言うのが一般的です。判断がつかないときは値段と原材料表示で判断するのがいいでしょう。

あおさと青のりの味の違いは?

あおさや青のりの味の特徴は「磯の香り」です。そして、あおさと青のりを比較すると、あおさは青のりより少しこの香りが劣っていて、青のりの方がより磯の香りや風味が優れています。味は青のりよりもあおさの方が濃くはっきりしています。そしてあおさの方が青のりより少し苦みがあります。

あおさと青のりでは価格がかなり違うので、使い分けるのが吉です。お手頃価格のあおさは普段の味噌汁に入れたりご飯にかけて楽しんでみてはいかがでしょう。熱に強いのでお好み焼きやたこ焼きにもおすすめです。風味のいい青のりは、揚げ物の衣に混ぜたりサラダのアクセントに振りかけたりといった使い方がおすすめです。

あおさと青のりでは値段に差がある

前述したように、あおさと青のりでは風味と味が違います。青のりの方が磯の香りが強く風味がいいので、あおさよりも高い値段で販売されています。青のりの市場価格はあおさの約十倍もします。高級な料亭やホテルで一般的に使われているのは青のりのことが多いです。

表示

あおさと青のりは呼び方が混同しているので、商品名だけでは判断できないことがあります。価格を比較して高価な方が青のりとも判断できますが、一番確実なのは商品のパッケージの裏などにある原材料表示を確認することです。

・青のりの場合
(原材料名)シワヒトエグサ/ウスバアオノリ
スジアオノリ/ボウアオノリ/ヒラアオノリ など

・あおさの場合
(原材料名)オオアオサ/アナアオサ など

お味噌汁(あおさ汁)

お寿司屋さんなどで提供しているあおさ汁のあおさは青のり(ヒトエグサ)のことです。生のあおさを味噌汁に入れてもおいしいですが、生産地でないと入手は少し難しいです。一般的に流通しているのは乾物の乾燥させたあおさです。乾燥ワカメのように調理することができます。

あおさは生産地では味噌汁の具として食べるのが一般的です。色や香りが悪くなるので、煮すぎないようにするのがコツです。味噌汁ができ上がる直前に、戻したあおさを入れひと煮立ちさせます。

たこ焼きに使われているのはあおさ粉

たこ焼きにはかつおぶしと青のりがつきものですが、実はたこ焼きに振りかけてあるのは、値段の高価な青のりではなくあおさで作られた「青のり粉」であることが多いです。

あおさで作られた「青のり粉」はあおさよりも磯の香りでは劣りますが、磯の風味はちゃんとしますし、青のりよりも熱に強いので、たこ焼きにはあおさで作られた青のり粉が使われることが多いです。

お好み焼きなど

お好み焼きもたこ焼きと同じで、一般的に使われているのはあおさから作られた青のり粉です。価格差を考えると、青のりの代用にあおさが使われるのも納得です。彩も豊かになるし、栄養的にも足りない部分を補ってくれるのでたっぷりとどうぞ。

あおさと青のりのレシピ

あおさ(青のり)はお味噌汁の具が定番です。あおさ汁は磯の香りがぷんとして人気ですが、他にも色々な使い道があるんです。あおさ(青のり)を使ったおいしいレシピをご紹介します。

あおさ海苔と新子の和風パスタ

水洗いしたあおさのりの水をよく切り、長ネギを食べやすい大きさにカットし、にんにくはみじんぎりにします。パスタを茹で、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが出たら長ネギを投入し、塩コショウします。

長ネギに火が通ったら調味料とあおさのりと新子を加えて炒め水分を飛ばします。トロっとした状態になったら茹でたパスタを加え、余分な水分を飛ばしたらでき上がりです。

帆立のあおさご飯

白だしと帆立を鍋に入れ中火にかけて火を通し、ボウルにごはん、あおさのり、煮汁を混ぜ合わせて最後に味付けした帆立をのせて完成です。帆立とあおさのりで海のおいしさが溢れたご飯です。

あおさのシンプルポテトサラダ

ジャガイモの皮を剥いて一口大に切ります。ニンジンを半月状に切って、ジャガイモと一緒に茹でての半月上に切り、 じゃが芋と一緒に茹でてこふき芋にします。千切りにした玉ねぎと輪切りにしたきゅうりを塩もみして水分を抜き、調味料で味付けてして最後に青のりを混ぜ合わせます。

マヨネーズにわさびの味付けがポイントです。わざびと青のりを使って、いつもとは一味違うポテトサラダをどうぞ。

離乳食など

青のりは栄養税分が豊富で、赤ちゃんの離乳食にもおすすめです。赤ちゃんの成長に必要なミネラルや食物繊維などが、青のりをちょっと加えるだけで手軽に補給できます。

赤ちゃんの離乳食に青のりを使うなら生後7~8か月の離乳食中期からがおすすめです。離乳食初期に使う場合は、一回に使う量を少量にして、青のりは小さく細かに砕いて使いましょう。加熱殺菌されてない青のりは加熱して使ってください。

離乳食の青のりの使い方と注意点

乾燥させた青のりは保存もきき、家庭に常備できるので手軽にミネラルや食物繊維を補給できますが、赤ちゃんにとって青のりなどの海藻類は消化しにくい食材なので、一度に取りすぎないようにしましょう。青のりの使用量は離乳食一回にひとつまみから小さじ1/2程度にして、お腹の調子が悪いときは赤ちゃんに与えるのは控えてください。

【離乳食】いわしごまふりかけ

手作りのいわしの削り節で作ったふりかけに青のりが使われています。いわしの削り節に青のり、ごまで栄養たっぷりです。ごはんやおにぎり以外にも納豆や野菜と和えてもOK。風味とだしが簡単につけられて、栄養も摂れます。

いわしの削り節にすりごまを耐熱容器に入れて、ラップなしで電子レンジでチンします。いわしの削り節を手で解して、焼きのり、青のりを加えて混ぜ合わせます。大人が食べても手軽に栄養が摂れます。

あおさと青のりの栄養

同じ緑藻類で見た目も似ていて混同されがちなあおさと青のりですが、実は中身の栄養成分には違いがあります。青のりは食物繊維やビタミンやミネラルなどの栄養を豊富に含んでいます。青のりに含まれる栄養はカロテンやナイアシン、葉酸、ビタミンB1、B2、B6などです。あおさよりもビタミンが豊富なのが特徴です。

あおさは青のりに比べてビタミンは少ないですが、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどの無機質が豊富です。あおさも青のりも栄養が豊富で、足りない栄養素があれば手軽に補給できるのでぜひ活用しましょう。

あおさと青のりの保存方法

あおさや青のりの魅力は磯の香りや風味です。しかし、あおさや青のりは一度にたくさんの量は使わないので、保存の方法が悪いと保存している間に色や香りが悪くなってしまうということがあります。

リーズナブルなあおさ粉ならまだ諦めもつきますが、高価な青のりが食べる前に状態が悪くなってしまうのは避けたいです。おいしく最後まで食べるために、あおさや青のりの香りが飛ばないような保存方法で保管しましょう。

風味を落とさないためにおすすめなのが冷凍保存です。冷凍保存用の袋に入れて空気をなるべく抜いて冷凍します。使用するときは必要な量をそのまま取り出して使えばOKです。香りや風味が落ちにくくなります。

あおさと青のりはどちらかの代用として使えるのか

あおさと青のりはどちらかの代用として使えるかどうかというと、一般的に青のり(あおさのり)の代用としてあおさ(あおさ粉)が使われていることが多いです。なんといってもあおさ(あおさ粉)は青のりよりも安価なので使いやすいです。

青のり粉がよく使われているたこ焼きやお好み焼きは、価格が安いことと熱に強いことが理由で、青のりの代用としてあおさ(あおさ粉)がよく使われています。青のりの方が磯の香りは上ですが、あおさも充分に美味しいです。栄養面や価格を考えて使い分けましょう。

あおさと青のりとのりの違い

あおさや青のりよりももっと身近な日本食の食材がのりです。あおさや青のりとのりとの違いは一番分かりやすいのが見た目です。青色(緑色)のあおさや青のりに比べて、のりは黒色をしています。青のりやあおさとのりは原料となる海藻の種類が全然違います。

あおさや青のり、のりはみんな海藻ではありますが、あおさや青のりはアオサ目の海藻からできています。一般的にのりと呼ばれている黒色ののりは、ウシケノリ科アマノリ属の紅藻類、碧藻類を原料としています。

和食にはのりは欠かせません。和食の代表ともいえる寿司にも使われている焼きのりや、朝食につきものの味付けのり、刻みのりや佃煮など、のりには色々な種類があります。

青のりと黒のりの違い

青のりと黒いのりは原料となる海藻の種類が違います。ほかに何が違うかというと、香りです。青のりのいちばんの特徴は磯の良い香りですが、黒いのりにはそれがありません。

ウシケノリ科アマノリ属のアサクサノリが主に食用として食べられていますが、板状の板のりに加工されることが多いです。他の種類は生食や佃煮になることが多いです。一方、青のりやあおさは粉状に加工されることが多いです。

あおさと青のりの違いが分かりましたか?

あおさや青のりの違いをご紹介しました。同じものだと思われていたり、混同されることが多い青のりとあおさですが、この二つは違う種類の海藻から作られており、両者には栄養や価格、味などに違いがはっきりとあります。

しかし場所によっては、青のりがあおさと呼ばれたり、あおさが青のりと呼ばれたりして、大変に紛らわしいです。商品名でも「あおさ」という名前のものが青のりだったり、「青のり粉」として売られているものがあおさ粉だったりします。

とてもややこしいですが、青のりとあおさを見分けるためには商品の原材料表示を確認しましょう。ヒトエグサやアオノリと書かれていれば青のり、アオサと書かれていればあおさです。これさえ分かれば見分けるのも簡単です。

価格や栄養、料理方法などに合わせて、あおさと青のりをうまく使い分けましょう。最近では健康や美容の面からも注目されているので、ぜひ活用してみてください。

Related