DIYで棚を作る方法7つ|DIYで棚を作る時に必要な材料
更新日:2020年08月20日
素敵な棚はDIYで作れる
最近ではDIY女子という言葉もあるほど「自分で作る」楽しさが浸透してきました。安く楽しく思いどおりにDIYする事はとても素晴らしい文化です。もともと海外のDIY先進文化は男性も女性も普通にやるもので、それぞれの作風に男らしさや、女らしさという特徴がありとてもユニークです。
日本でも手軽に安く材料を揃える事ができるので、簡単な物なら自分で作ってみましょう。今回は素敵な棚はDIYで作れるという紹介です。
DIYで棚を作る方法7つ
DIYで棚を作ろうとした時に、使う用途によっていくつかの種類があります。狭い部屋や廊下を大きな棚で圧迫したくない場合は、奥行きの浅い棚にしたり、吊り下げ型の棚にするなどの方法があります。洗面所や台所なども物を多く収納したいのにスペースが限られていますので、空いている空中、空間をうまく利用したDIY棚にすれば解決です。
種類別にどんなDIY棚があるのか七つの例を見ていきましょう。
1:壁掛けラック
壁掛けラックは、家具屋などではウォールシェルフ、ディスプレイラックと同じ意味で呼ばれています。直訳すれば、「壁に掛ける置棚」ですから確かにそう違いはありません。棚や置物の魅せ方の違いを意識した呼び方の違いでしょう。
壁掛けラックには、すべて木製のタイプ、金物を使ったタイプ、一段棚タイプ、二段棚タイプ、引き出しの付いたタイプなど種類は豊富です。大きさに合わせて取り付け方法の工夫が必要です。
2:ディスプレイラック
ディスプレイラックは、直訳すれば陳列、飾る、展示、する棚という意味です。よって、機能性はほとんど必要なく見た目やデザインが重要視された棚と言えます。何もなくてさびしい感じのする壁を飾るためや、いつも目に入る所に飾りたい物のために取り付けたりします。
ディスプレイラックをDIYする場合は、置く物が軽量な場合が多いので、壁下地も石膏ボードにビス受け程度でも大丈夫です。重い物を置く場合は壁間柱です。
3:フリーボックス
フリーボックスは、多目的な用途に使える棚の事です。床の上に置くタイプなので、例えばレコード盤や米袋などかなり重い物を収納したり整理するのにも便利です。作ってしまえば壁に取り付ける棚と違って、壁下地など気にしなくていいので簡単で手軽なDIYと言えます。最近の既製品デザインは形も塗装も凝ったタイプが多く、参考にするのもいいでしょう。
4:オープンラック
オープンラックとは棚板以外の、前後左右がオープンな状態の棚です。スチール製の物がよく売られています。オープンラックの利点は四方から物を取れる点ですから、広い空間の作業場の収納などに向いており、また作業空間の通気性や採光性に優れています。DIYで木製で作っても骨組みをしっかり組めばスチール製に負けない頑丈なオープンラックが作れます。
木製の頑丈な骨組みを参考にするならば、和室の押入れの棚です。
5:システムラック
システムラックには、JIS規格とEIA規格があり棚穴のピッチと構造強度により選別されています。多くの場合、企業オフィスや工場、学校、役場などの公的機関向けに定められた規格で、書類ファイルのサイズや、重い機械を収納する際の耐久性や耐震性などを考慮した構造になっています。
よってシステムラックをDIYする場合は、用途に合った構造と寸法を調べる必要があります。
6:ウォールシェルフ
ウォールシェルフを直訳すると壁棚です。さまざまなお洒落デザインのウォールシェルフは、構造自体は簡単なので誰でもDIYできます。気を付けなければならないのは、むしろ取り付け方法です。「石膏ボードアンカー」は対重量が弱く、軽量物にしか通用しません。
建物構造が2x4であれば壁下地が合板なので、固定ビスはどこでも効きますが、それ以外は「下地センサー」などを使い、間柱に効かせないとやがて落下します。
初回公開日:2018年09月06日
記載されている内容は2018年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。