100均にある木粉粘土とは?|可愛くアレンジする方法3つ
更新日:2020年08月20日
粘土は木粉粘土以外にも種類が豊富
遊び道具や彫刻作品の制作に利用される「粘土」は、最近ハンドメイドツールとしても親しまれています。百均などの手軽なお店でも購入する事ができ、手軽に楽しめるツールと言えるでしょう。
そんな粘土にはたくさんの種類がある事をご存知でしょうか。実は粘土は土だけでなく、いろいろな素材から作り出されています。
1:油粘土
油粘土は、その名のとおり油が成分に含まれている粘土です。カリオンなどの鉱物の粉を主成分に、ひまし油やワセリン、鉱物性油を混ぜ込んで作られています。
脂粘土は塑像する際、固くなりにくく何度でも使用できるので、子供の遊び道具や塑像練習などに適しているでしょう。しかしその分乾燥を要する長期の保存には向いていません。
2:石粉粘土
石粉粘土は、岩石を同じ大きさに砕いたものに接着剤などの薬品を加えたものを指して言います。手に付きにくく乾燥するとやすりなどを使用できるので、作品制作に向いていると言えるでしょう。
また乾燥後はある程度強度があるので、長期保存にも最適です。しかし素材が石粉である分、他の粘土よりも重みがあるので、大きな作品を制作すると持ち運びが大変になるのがネックとなります。
3:小麦粉粘土
小麦粉粘土は、文字どおり小麦粉が主成分の粘土です。小麦粉・水・サラダ油だけでできており、家庭でも簡単に制作できるとして、現在多くのお子さんを持つ主婦の方から注目されています。
小麦粉などの食品から成るこの粘土は口に含んでも問題ないので、小さいお子さんが安全に取り扱う事ができるでしょう。焼いてクッキーなどにすれば、おやつにも早変わりします。
100均にある木粉粘土とは?
百均には現在、石粉粘土や紙粘土・油粘土など、たくさんのバリエーションの粘土が売られ
ています。木粉粘土もその一つで、ダイソー・セリアなどの王道100円ショップで購入可能です。
ここからは、百均の粘土シリーズの中でも注目が集まっている木粉粘土について紹介していきます。素材や手触り・匂いなどの特徴を見ていきましょう。
1:素材
木粉粘土の素材は、名前のとおり木粉です。廃木材などを粉状になるまで細かくカットし、接着剤などの薬品を混ぜてつくられます。
天然の木材から作られていると言う事もあり、他の粘土よりも香りがいいのが素材の大きな特徴でしょう。こねる事によって香りが増し、作っている際も楽しむ事ができます。
2:特徴
木粉粘土の主要素材は木材なので、他の粘土には無いたくさんの特徴があります。重さや手触り・色など、木材ならではの良さや悪さがあると言えるでしょう。
木粉粘土の特徴を十分に理解していれば、作品制作のインスピレーションや粘土選びにも活用する事ができます。特徴をしっかりと把握し、自分のつくり出したい作品に応用できるようになるとよいでしょう。
手触り
木粉粘土は手触りが良く、手に付かないのが特徴です。「不思議な手触り」と良く表現されていますが、木の繊維ならではのぱさっとした感触と、水分を含んだしっとりした感触が相まって「不思議」と表現されているのでしょう。
また乾燥させ硬質化すると、素材のとおり木材のような固い感触になります。固くなるとやすりで削る事ができ、細かいディテールにもこだわる事ができます。
重さ
初回公開日:2018年12月11日
記載されている内容は2018年12月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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