エアコンの寿命の目安|賃貸/配管/家庭用/室外機/車
更新日:2020年08月28日
寿命に関係する使用法
寿命が長いエアコンですが、使い方を注意すると、性能を落とさずにより長い寿命で使用できますので大切に使いましょう。エアコンは電気製品ですから、寿命を延ばすにはこまめなメンテナンスが大切になっています。
寿命を延ばすには
タバコの煙がある、ホコリっぽい、結露しやすい他、汚れやすい環境で使うとエアコン内部に汚れがたまり、カビも発生してしまい性能を落とすとともに、寿命を短くしてしまいます。
エアコン内部の掃除をしないで、汚れが溜ったまま使うのは避けましょう。エアコンはこまめにフィルターや内部を掃除する他のメンテナンスをすれば、寿命も長くそして経済的に使うことができます。
エアコンの故障やその前触れは
エアコンの故障の前触れにはいくつかのことが発生します。エアコンから異音がし始めると、室内機の送風ファンの故障や室外機のコンプレッサーの故障が考えられます。送風ファン周りのフィルターの目詰まり他ならば、掃除他で改善する場合がありますし、室外機の異音には台座が不安定になって振動して異音が出る場合もあるので確認してみましょう。
冷・暖房時に冷えない・温まらない場合は、フィルターの目詰まりの可能性があります。フィルターを掃除しても直らない場合は、冷媒ガスが漏れてしまっている可能性があります。点検修理が必要になりますしそのまま使用すると故障の原因になります。
室内機から水が漏れる場合は、室内機から外部に水を排水するドレンというホースが、折れ曲がる他で目詰まりしている可能性があります。確認しても治らない場合は修理をする必要があります。
エアコンが操作できないときは
エアコンがリモコンで操作できない場合は、本体の故障かリモコンの故障です。リモコンの故障はボタンを押したときに赤外線が出ているかを、スマホなどのカメラで見れば発光しているか確認できます。すべてのボタンを押して、発光が確認できる場合は本体の故障が疑われるので、修理が必要になります。リモコンの故障が最も多い故障ですが、リモコン交換となります。
消費する電気
エアコンは消費する電力が、対応する部屋面積が大きいほどエアコンの能力が大きいので当然電力消費は多くなってしまいます。また、省エネ性能が年々高まっていきますので新製品ほど電力消費が少なくなる傾向があります。
なお、フィルターをよく掃除する、室外機も掃除する他のメンテナンスを十分にしているとエアコン機器の寿命の延長に加えて、電力消費も少なくなります。
エアコンの寿命の目安
国の消費動向調査「主要耐久消費財の買替え状況の推移(二人以上の世帯)」では、エアコンを買い換えるまでの平均使用年数は13.6年ですが、主要製造業者の交換部品保有年数は10年が多くなっています。製品によりますが部品交換から10年が一応の目安になります。しかし、適正に清掃し点検を行えば、15年から20年は故障せずにかなり長く使うこともできます。
エアコン寿命の伸ばし方
エアコンは電気製品ですので使えば部品が劣化しいきます。エアコンに無理がかからない使い方をすることで、故障のリスクは減らせます。それにはエアコンを定期的に点検してもらい、メンテナンスによりエアコンの負担を軽くすることで、寿命を延ばすことができますし、エアコンの負荷を減らせば、電気代の節約につながります。
フィルターの清掃
エアコンの寿命を延ばすには、ファンを回すのにかかる負担を減らすために、こまめに室内機のフィルターを掃除します。フィルターは室内の空気がとおりますので、ホコリやゴミで汚れ詰まっていきます。さらに室内機のファンにもその誇りが付いていきます。ホコリがついてファンが重くなり、さらにフィルターも詰まってしまうと、エアコンに負担がかかり寿命を短くしてしまいます。
目安として、エアコンのフィルターは2週間に1回こまめに掃除をしましょう。そして汚れているようでしたらファンも拭き掃除しましょう。
室外機を良い環境に
初回公開日:2018年02月16日
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