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西洋のあじさいの種類・色別あじさいの種類と名前

更新日:2020年07月10日

みなさんは、西洋あじさいにはどんな種類があるのか知っていますか。西洋あじさいには、花形や花色などにたくさんの魅力的が詰まった種類があり、西洋あじさいを知れば知るほど西洋あじさいの世界に引き込まれ魅了されます。そんな西洋あじさいの種類を詳しく紹介しています。

西洋のあじさいの種類・色別あじさいの種類と名前

新種の種類

・「万華鏡」は、今新種のあじさいでは1番人気なあじさいです。島根県の農業技術センターでつくられた新種の紫陽花になり「日本フラワーオブザイヤー2012」で受最優秀賞を受賞したあじさいです。

・「Keiko」は、2015年に群馬県の園芸が作った新種になります。「Keiko」の特徴は時間が経つと色が変わるところです。Keikoも万華鏡と同じで「フラワーオブザイヤー2015」を受賞したあじさいです。

・銀河の花火は、純白の小輪八重咲きのとても珍しいタイプのあじさいです。「隅田の花火」に似ていますが、花がより小さいです。最近、人気の秋色アジサイになります。

・霧島の恵は、あじさいには珍しく6月頃~10月頃まで開花を続ける四季咲きのあじさいです。地域や株の大きさによっては、5月頃~12月頃まで花を残したりすることもあります。

新種の万華鏡あじさい

万華鏡あじさいとは

新種のあじさいでも紹介しましたが、「万華鏡」は新種の中でも人気が高い品種になります。万華鏡を詳しく紹介します。

万華鏡は、繊細でかわらしい雰囲気を持ったあじさいです。一般的な西洋あじさいは、花が大きく、花色も派手なことが多いイメージですが、万華鏡の見た目は少し異なり花は小さく花房は完璧な程ドーム型にまとまり、その花がぎゅっと集まって咲くので、詰まっている印象になりそうですが、万華鏡はその花色とあいまってふんわりとした印象で芸術性の高いあじさいになります。

万華鏡の花色は、中心の色が濃く周りが薄くなっていき、一番外側となる縁は白色になります。1つの花の中で花色が変化するのでとても繊細に見えます。万華鏡は八重咲きになりますが、この色合いのおかげで他の品種よりも重い印象を受けにくいです。万華鏡は、花房の大きさに比べると枝が細いので、花の重さで倒れないように注意が必要です。

万華鏡あじさいの種類は?

万華鏡には種類があるのでしょうか。

万華鏡の品種に種類はなく1種類ですが、万華鏡あじさいの花色は2種類あります。その花色は「ブルー」と「ピンク」になり万華鏡あじさいの特徴で紹介したように花の中心から縁の白色に向かって花色がグラデーションになっています。時間が経つにつれて白色が強くなり初めよりもさらに優しい色に変化していきます。

毎年のように新品種が作られているあじさいですが、万華鏡のような花形と花色のグラデーションを作るのはとても難しいです。そんな万華鏡は流通量が少ないために希少性が高いです。そんな万華鏡は花色でも希少性が違いブルーよりもピンクの方が希少性が高くなっています。

あじさいの肥料の種類

あじさいに肥料は必要なのでしょうか。そして、肥料を与えるのならタイミングはいつがいいのでしょうか。

もちろん、あじさいにも肥料を与える必要があります。あじさいに肥料を与えるタイミングは、冬(1~3月)と夏~初秋(7~9月)の年に2回必要になります。あじさいに効果的な肥料は与える時期によって違い、冬の肥料は緩効性肥料になり、夏~初秋には速効性肥料や液体肥料がおすすめです。

肥料のあげ方

冬(1~3月)の寒肥

冬(1~3月)に寒肥を与えることで翌年の新梢を育て、花を咲かせるための寒肥となります。与える肥料は「緩効性肥料」を与えることで、冬の間に必要な養分が溶け出して土中に十分に行き渡ります。

冬は、休眠中のため土を掘り返しても根を傷める心配がありません。

あじさいの寒肥は、その年の成長を左右するものなので1月~3月の間に与えてください。あじさいが咲き終わるまで、ゆっくり肥料の効果が続いて欲しいので穏やかな効き目が特徴の有機肥料を肥土として選ぶのをオススメしています。

あじさいの植えられている環境により肥料のあげ方は違います。庭植えであれば土の量もあるので1回でいいですが、鉢植えなら土の量が少ないため1度に施せる量が限られています。なので、少量を2~3回に分けて与えてください。

夏~初秋(8~9月)の追肥

夏~初秋にかけての追肥ですが、あじさいは品種によって開花している時期が違っています。なので、文字では夏~初秋(8~9月)が与えるタイミングと書いていますが、実際はあじさいの花の剪定後~秋にかけて与えてあげてください。

追肥する理由は、花を咲かせてくれてありがとうの意味と秋に発芽する花芽を大きく育てる意味の2つがあります。秋に花芽が発芽するまでの短期間に素早く効いてくれるのを期待しているので、肥料の種類は速効性肥料や液体肥料の活力剤を与えるのをオススメします。

例としては速効性の化学肥料か、10日に1回液体肥料を与えたほうがいいです。肥料の与え方は寒肥のときと同じように、庭植えか鉢植えかの生育環境に合わせて変えながら与えてください。

色別での肥料

あじさいの花色は土の酸度によって変化します。色別にあげたほうがいい肥料を紹介します。

赤系統:弱アルカリ性になりやすい肥料を与えます。骨粉や、魚粉を混ぜた発酵油かすの固形肥料がいいでしょう。


青系統:土壌を酸性にする肥料を与えます。骨粉や魚粉が混ざっていない、発酵油かすを施します。

色別で肥料が違いますが、よく分からない場合は「赤系統」や「青系統」と書かれた専用の肥料が売れているので、そちらを購入して利用してみてくだい。

色んな種類のアジサイで生活に彩を

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初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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