オクラの育て方と虫避け|種・苗から/鉢植え/家庭菜園
更新日:2020年08月28日
鉢のサイズ
オクラは株張りが50~70cm、高さが100~120cmほどに成長する植物です。植える鉢は直径30cmの丸型植木鉢にしましょう。土は野菜用のものを使った育て方をします。
支柱
オクラは大きく成長するので支柱を使った育て方をします。草丈が、20~30cmほどに成長したら、150~180cmの支柱を根元から10~15cmあたりに1本立てます。ビニールひもと麻ひもで支柱を8の字に結んだ育て方をします。
間引き
畑で植える場合と同じで本葉が2~3枚になったら、一番小さく弱い苗を1本抜き取り、土を寄せます。草丈が10~15cmほどに成長したら、丈夫な苗をそれぞれ1本残して間引いた育て方をします。
水やり
オクラを鉢植えで育てる時は、土がしっかり乾燥してから水やりをする育て方をしてください。苗に水を与えすぎと立ち枯れ病になりやすいので注意しましょう。
肥料
肥料のタイミングや種類は、種からの育て方と同じです。
ベランダ
ベランダでの育て方では、日当たりのよい暖かな場所を選びます。適温は20~30度くらいの場所が最適です。15度を下回るとせっかく実っても落ちてしまうので注意しましょう。プランターは深さ30cm以上、幅50~80cmのものを用意します。
苗は2苗程度を植えるのが最適で、余裕があるからと多くの苗を植えると発育不良になります。2週間に1回肥料を与えて、夏場は朝夕2回水やりをします。プランター栽培は水切れを起こしやすいので注意してください。葉かきなどの手入れは、畑で植えた時の育て方と変わりません。
オクラの家庭菜園での育て方
オクラは地温25~30度になると発芽するため、4~6月の温かい時期に種まきをすると元気に成長します。オクラは、発芽率があまり高くない野菜です。一昼夜水につけ、発芽し始めてから土に植えると育てやすいでしょう。種まきは、株間を40cm開けて深さ2cmに4粒植えます。土をかけて手で押さえてから水をたっぷり与えてください。
間引き
本葉は4~5枚になったら、一番元気な株を残して間引きします。草丈が15~20cmになったら、1株に10~15粒の化学肥料を与える育て方をしましょう。
収穫
オクラは収穫のタイミングがとても大切です。サヤが7~8cmほどになったらハサミでカットして収穫します。収穫のタイミングで、葉かきをすると収穫の時期を伸ばすことができます。
オクラは下から順に実が付くので、収穫ごとにサヤの下の葉を1枚残して下葉を切り取ってください。葉かきをしておくと、養分の分散も防げて収穫量がアップします。蒸れることも無くなり、病害虫の心配が少ない育て方ができます。
オクラの品種
初回公開日:2017年11月30日
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