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家庭菜園での大根の育て方・コツ|間引き/水やり/肥料

更新日:2020年08月28日

初心者でも家庭菜園で種から大根を育てて収穫することができます。家庭菜園で大根を育てると葉も食べることができます。大根の育て方は間引きが重要です。プランターでの大根の育て方や種のまき方や土づくりなど大根の育て方のコツをご紹介しています。

家庭菜園での大根の育て方・コツ|間引き/水やり/肥料

大根の水やりは大根の育て方では大切な作業です。発芽する前と発芽した後では与え方が変わります。

大根は種をまいたら4~5日は水を切らしてはいけません。用土の表面が乾かないようにします。発芽したら用土の表面が乾いたら日中に水を与えます。

大根は多湿を嫌うので、土の水分が多くなりすぎると病気の原因になるので、水やりには注意が必要です。

肥料・追肥

大根は肥料が少なくても育ちますが、種をまく1週間ほど前に堆肥と化学肥料をまいて土を耕しておきます。その後は少しずつ追肥で対処します。

本葉が3~4枚になったら1回目の追肥をします。肥料が根に触れないように気をつけて、ひとつまみの化学肥料を与えます。2回目は本葉が5~6枚になった頃の間引き後に与えます。

大根は多肥性なので、収穫までに肥料切れをおこすと生長が悪くなります。追肥で肥料切れをさせないようにするのが大根の重要な育て方です。

種類別の大根の育て方は?

大根にもさまざまな種類があります。神奈川県の三浦で生まれた三浦大根、練馬で栽培される練馬大根、加賀野菜の源助大根などがあります。ここではカイワレ大根とミニ大根の育て方をご紹介します。

かいわれ大根

かいわれ大根は大根の種から発芽した、芽と茎を収穫したスプラウト食材です。かいわれ大根は双葉が貝が開いた形に似ていることから「カイワレ(貝割れ)」といわれています。

かいわれ大根の育て方ですが、スポンジやキッチンペーパーなどを利用します。成長に合わせて日当たりと水やりの管理が重要です。種まき直後は暗い場所に置きます。

根が5~6cm程になったら窓際などの日当たりのいい場所に置き緑化させます。緑化する事で栄養豊富な株に生長します。

かいわれ大根の種は常に湿った状態で育てます。収穫までの期間が短いので肥料を与える必要はありません。

種まきから10日程で収穫できます。葉の色が濃い緑黄色になり、10cmぐらいに生長したら株元から順に収穫します。

ミニ大根

大根の普通の長さは40cm程ですが、ミニ大根は20~25cm程の長さです。ミニ大根の育て方ですが、普通の大根より少ない肥料で栽培できます。

ミニ大根は追肥をしないので、種をまくときに元肥をしっかり与えておきます。種まきの2週間前に苦土石灰をまいて耕しておきます。1週間前には堆肥と化学肥料をまき、よく耕したら畝をつくり黒マルチを張ります。

黒マルチは雑草が生えるのを押さえるのと、地温をあげるのに効果的です。ミニ大根の育て方は普通の大根と変わりませんが、種をまくときに普通の大根の場合ほど深く耕す必要はありません。

大根はプランターでも育てられる?

大根は地中に深く生長します。プランターで栽培する事もできますが、その場合は深さのあるプランターを選ぶことが重要な育て方です。

プランターの深さは60cm以上の大型のものを選びます。土は市販の培養土を使うと簡単に栽培できます。大根をプランターで育てる場合は、底に底敷石を敷き排水性を良くしておきます。

土に小石などが入っていると、根割れの原因になるので取り除きます。種まきは1ヶ所に4~5粒ほどまき、間引きをしながら育てるのがプランターでの育て方です。

水やりは発芽するまでは、たっぷり水を与えます。発芽してからは、土の表面が乾いたら水を与えます。

大根の葉っぱの育て方はどうするの?

葉を少し残した根を水につけて、葉を生長させて食べることもできますが、ここでは葉大根の育て方をご紹介していきます。

葉大根は葉を利用するための品種です。特徴は短期間で収穫でき、葉が柔らかいので汁物、お浸し、炒め物など幅広く利用できます。

葉大根の栄養価

葉大根にはビタミン、ミネラルが多く含まれています。特にビタミンCと鉄が豊富です。ビタミンCは抗酸化作用、シミ、しわの予防、免疫力強化、解毒作用などの効果があります。鉄には解毒作用や貧血予防に効果があります。

葉大根の育て方

葉大根は葉を育てる品種です。葉大根は周年栽培が可能な暑さにも寒さにも強く、栽培が簡単で生育が早いので種まきから1ヶ月で収穫できます。

葉大根の育て方ですが、大根の栽培と違い土を深く耕す必要はありません。葉大根の生育温度は20~25℃で、日当たり、水はけ、風通しのいい場所で栽培します。

種まきの2週間前に苦土石灰、1週間前に堆肥と化学肥料を与えた土作りをします。土に1cm程の溝に種を筋まきし、うっすら土をかぶせます。発芽するまでは土が乾かないようにします。

発芽したら密集している部分を間引きします。間引きごとに追肥をして肥料の上には土をかぶせます。種まきから40日ぐらいで収穫できます。葉が生えそろったものを根元からから順に収穫します。

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初回公開日:2017年12月02日

記載されている内容は2017年12月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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