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【種類別】ビオラの育て方|ラブラドリカ/クレマチス

更新日:2020年08月28日

ガーデニング初心者にもビオラ、お手頃価格で育てやすい花としてもです。今回はそんな小さいけど華やかなビオラの世界をまとめてみました。具体的な育て方や種類などが紹介されていますので、ビオラがお好きな方は是非チェックしてみて下さい。

【種類別】ビオラの育て方|ラブラドリカ/クレマチス

クレマチス・ビオラ

濃い紫色で6枚の花びらからなる「クレマチス」のジャックマニー系で名前を「ビオラ」と言います。スミレ科のビオラとは違いクレマチスの花になりますので、中輪で6月下旬ごろに花を咲かせます。

名前が同じビオラなので勘違いしやすい場合がありますが、花は株ごとに咲くのではなく、蔓の節に花を付けますので、玄関のアプローチなどに広く蔓をはわせ、ゴージャスにアレンジすることが可能です。

育て方のポイントは、日当たりと風通しを良くすることです。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えます。鉢植えの状態から地植えに移す場合は、鉢底から根が見え始めたころが時期で、植え付けるときは蔓の1節を全部植えこみましょう。こまめに剪定をすることで繰り返し花を付けますので長く楽しめます。

季節ごとに違う?!ビオラの育て方

夏場の育て方

夏場の暑さに弱いビオラは、初秋から育てられることをしますが、コルシカのように夏場でも花を咲かせる種類もありますので、暑い環境での育て方も確認しておきましょう。

地域にもよりますが、梅雨の時期に入ると湿度も高く暑さも厳しくなってきますので、ビオラにとっても環境は悪くなります。そのため、枯葉はこまめに取り除き、落ちた枯葉が腐って病気の原因にならないように手入れを行います。また、この時期はナメクジなどの害虫も増えますので、植物用の殺菌剤などを併用していきましょう。

日陰で風通しの良い場所で育てながら、葉がしなびてきたり土が乾いてきたらたっぷりの水を与えましょう。

冬場の育て方

筋しい時期や寒い時期には強いビオラなので、冬場の育て方はお手入れを欠かさないことです。花が終わった花ガラをそのままにしておくと花付きも悪くなりますし、病気の原因にもなってしまいます。花が終わったとはこまめに取り除き、良い環境をキープさせましょう。

また、いくら寒さについ良いといっても霜や雪にあたってしまうと根まで弱ってしまいます。鉢やプランターなら霜や雪のかからない場所へ移動させ、地植えの場合は敷き藁や腐葉土などをかけておくとよいでしょう。

室内でビオラを楽しむには

アパートやマンションなど、ベランダを利用してもスペース的に無理がある場合は室内で育てる場合があります。日差しは十分に必要ですが、暖かすぎる場所が苦手なビオラは、特に寒い時期のヒーターを入れ過ぎると環境が悪くなります。

人は暖かいほうがいいけど、ビオラは涼しいほうがいいので、その差をどう埋めていけばいいのか、ここでは室内での育て方を紹介しますので、チェックしていきましょう。

日陰と風通しをうまく利用しよう

室内の育て方は、秋から春にかけての涼しい季節なら、部屋の窓辺に置いて十分に陽の光をあててあげます。できれば窓を開けて風通しも十分に行いましょう。午前中陽の光をあてたら、午後以降は日陰に移動させるなどして、暑すぎない環境で育ててあげましょう。

また、暑い夏場はビオラ自体が適していない季節なので、室内は適しません。ただどうしても夏場に育てたいという場合は「ナチュレ」という種類のビオラを選ぶと開花が期待できます。ビオラの中でも珍しく夏場に強い品種になりますので、涼しい時期は一般的なビオラを、夏場はナチュレを育ててみるのもいいでしょう。

種から育てるビオラ

種まきに最適な時期は9月下旬ごろの初秋になります。この頃に種を蒔くと風通しも良く、半日陰で管理することで、しっかりとした発芽を見ることができます。開花は春ごろになりますので、もう少し早くに花が見たいという場合は、8月下旬ごろに種まきをするとよいでしょう。

ただ、8月下旬だとまだまだ残暑が残っていますので、発芽した芽の大きさにはバラツキが見られます。その場合は種まきをする1ヵ月前から種を冷蔵庫で冷やしておくと、バラツキを抑えられるでしょう。

種からの育て方は、ピートバンや育苗箱などを使い、用土は質の良いものを使わないと病気や害虫発生の原因となってしまいます。水やりは種が浮かないようにスプレーなどで丁寧に行いましょう。発芽後は葉が重ならないように間引きを行います。

鉢植えで楽しむビオラ

種から育てて発芽した苗を定植する場合も、ポット苗を購入してきた場合も、鉢植えでの育て方は「ポット苗より一回り大きな鉢に植える」ことがポイントになります。植える際もポット内にあった根が窮屈な状態で固まっていますので、軽く手でほぐしてから鉢に移してあげましょう。

ビオラはしっかりと根が張りますので、間隔をもって植えてあげると、最初は隙間が気になりますが、1ヶ月後くらいには花株も大きく育ち、摘芯などで花数も増えるため、見ごたえのあるビオラに成長します。

北海道や東北地方では時期をずらしてみよう

これまでビオラの育て方についていくつか紹介してきましたが、基本的には初秋から育て始めるのがベストな環境だとお伝えしました。ただ、寒さの厳しい地域での育て方は、その土地ならではの環境に合わせる必要があるため、育て始めは時期をずらします。

北海道などの寒い場所では、種まきを3月頃から始めます。また、外は雪や霜がありますので、発芽までは玄関など涼しい室内で育てましょう。1週間ほどして発芽が見られたら3枚ほどの本葉が出てくるまで待ち、出てきたら日当たりの良い外へ移します。

日照時間も短く土の乾きも遅い場合はこまめな水やりは控えます。根腐れしないよう、陽が出ているときは十分に日光にあて風を通し、茎や葉がしなってきたときは液肥を与えてあげましょう。

長く咲かせたいときにな地植え

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初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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