観葉植物としての苔の育て方のポイント|土/水やり/肥料
更新日:2020年08月28日
庭石や灯篭など、石に苔を付着させる場合の育て方は、たねゴケを、石の表面に固定させて育てる方法になります。
表面が滑らかで、窪みの少ない石では、やはり定着しにくいので、凹凸のあるものがよく、特に、火山岩などのような、多孔質な石が適しています。石で育てる場合、苔が固定し、動かないようにすることがポイントとなりますので、苔が定着するまでは、乾燥させないようにしましょう。
奥深い苔の育て方の世界
苔玉、テラリウム、鉢植え、庭への植え付けなど、苔という植物の育て方は、意外とバラエティに富んでおり、また草木と違い、肥料を与える必要もないので、園芸植物の中でも、比較的手ごろな部類のものと言えるでしょう。また、育てる植物を調達する場合も、庭の片隅などで生えているものを、そのまま利用できるという、手軽さもあります。
古都の名刹のような、苔むす灯篭や石などが並ぶ庭は、眺めていて癒される光景ではありますが、小さな鉢などに、自分オリジナルの苔盆栽を作るのも、また味があります。皆さんも苔を育て、その奥深い世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2018年02月07日
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