クレマチスの花言葉4つ・クレマチスのの種類/品種
更新日:2020年08月28日
花言葉4:策略
クレマチスは、可憐な花を咲かせることで観る人を魅了しつつも、クレマチスの葉には毒が含まれており、この特性から以下のような花言葉が添えられました。
クレマチスの毒を自分の肌に塗り付け、荒れた肌で人々の同情を乞うようにした乞食から、「策略」という花言葉が添えられ、フランスでは、花言葉の由来から「乞食草」とも呼ばれています。」
クレマチスを育てるならこの実用書が
NHKで放送されている「趣味の園芸」の番組テキストで、クレマチスの育て方から最新品種まで丁寧に解説されたガーデニング初心者のための実用書です。
本書は、NHKで放送された「クレマチスの回」を一冊の本にまとめた別冊テキストであり、別冊趣味の園芸では、クレマチスと相性が良いバラの特集をまとめた冊子も合わせて出版されています。
クレマチスのの種類と品種
大切な人を思う気持ちが花言葉で表現されたクレマチスは、バラに次ぐ品種の多さで日本でもを集めています。
クレマチスの品種は、日本に原種を持つ「カザグルマ」「センニチソウ」「ハンショウズル」をはじめ、約300種類の自生種があると言われています。
また、クレマチスは、品種改良しやすい植物であることから、花の色・形・開花時期など、バラに次ぐ種類の多さがの理由の一つです。
ビチセラ系
ビチセラ系のクレマチスは、5月から10月にかけて開花時期を迎える四季咲きの品種で、小輪ながら多くの花を咲かせることが特徴です。
花は、横向きに咲くものから花が下を向いたようなうつむき加減に咲くものまであり、その様子がつつましく可憐に映るでしょう。
ビチゼラケイ系は、比較的病気にも強く、日本の気候にも適応した育てやすい品種で、強剪定でバッサリ剪定できるため、手入れのしやすさもの一つです。
プリンスチャールズ
薄紫色の高貴な花を咲かせる「プリンスチャールズ」は、5月下旬に開花時期を迎える中輪の多花性で、暑さに強く生育旺盛であることから、フェンス・アーチにからませやすい品種です。
日本の気候に適応したビチゼラ系のクレマチスで、淡い青紫にも似た花が涼しさを演出させる「プリンスチャールズ」は、英国・チャールズ皇太子から命名された花です。
モンタナ系
中国西部からヒマラヤ山地の高山帯に自生する品種またはそれらに改良を加えたクレマチスを総称したものを「モンタナ系」と呼びます。
4月から5月にかけてクレマチスの枝の節々の脇芽に、小輪の花を2~4輪咲かせ株全体を花で覆い尽くす見た目が豪華な品種です。
花は、一重から八重咲きまで豊富な品種が揃えられていることが特徴で、高温・多湿な環境に気をつけながら育てます。
ルーベンス
モンタナ系のクレマチスは、高温・多湿に弱いため、日本では、蒸し暑さが年々堪える夏の時期には、手入れを怠らず大切に育てたい品種です。
このように、一見育てるのが難しそうに感じるモンタナ系ですが、淡いピンクに甘い芳香が特徴の「ルーベンス」は、モンタナ系の中でも暑さや湿度に強く、また花付きも良いことから育てやすいのある種類です。
ジャックマニ―系
ヨーロッパ原種の「ビチゼラ」とアジア原種の「カザグルマ」を交配させて生まれた「ジャックマニー系」は、中~大輪の花を咲かせる四季咲のクレマチスです。
強剪定なので手入れがしやすく、強健で花付きが良いうえに種類も多彩であることから、ガーデニングでの高い品種です。
初回公開日:2018年11月21日
記載されている内容は2018年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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