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2019年03月19日

多肉植物の正しい育て方10個|種類ごとの育て方ポイント

お部屋のインテリアとしても人気の高い、多肉植物についての記事です。多肉植物の定義や、水やりや温度管理など育て方のついてのコツや注意点についての10項目の解説や、エケベリアやセダムなど主な種類の多肉植物についての育て方についても解説しました。

多肉植物の正しい育て方10個|種類ごとの育て方ポイント

多肉植物とは

多肉植物の正しい育て方10個|種類ごとの育て方ポイント

多肉植物とは、葉や茎、または根などの内部の柔組織に水を貯えることのできる植物の仲間を指して言います。野生種のものは、乾燥や高塩分の環境へ適応できるものが多いため、砂漠地帯や海岸などの環境下で生息している種類が多く存在します。

多肉植物には多くの系統が存在し、サボテン科やアロエ科、あるいはハマミズナ科やベンケイソウ科など存在しますが、分類によっては、一部の科のみが多肉植物として扱われる場合もあります。

室内で育てられる人気の植物

ぷくぷくした質感や愛らしい姿、またインテリア性なども抜群なため、室内で育てられる植物としても非常に人気が高く、「多肉女子」という言葉が生まれるくらい、多肉植物の魅力にハマる人が増えています。

鉢のサイズも比較的小さなもので育てられる種類が多く、基本的に室内で育てることも多いため、室内で育てられる植物として、人気が高いものとなっています。

多肉植物の正しい育て方10個

多肉植物の正しい育て方10個|種類ごとの育て方ポイント

多肉植物の育て方にはいくつかの特徴や注意点があり、それらを怠ると、病害虫の発生や生長阻害などを起こし、枯れてしまうこともあります。少しでも長く多肉植物を育てるためにも、次にあげる10個のポイントについて、気を付けるようにしましょう。

育て方1:病害虫に注意

多肉植物に付く害虫の主な種類として、カイガラムシやアブラムシ、ハダニやナメクジなどが挙げられ、花芽や新芽など、多肉植物の柔らかい場所に害を与えます。また、風通しの悪い場所で雨ざらしにしておくと、葉の表面などに黒い斑点のような模様ができる黒星病の発生することがあります。

害虫は、見つけ次第ピンセットでつまんで除去をし、管理する場所は、風通しがよく雨にさらされない場所を選ぶといった育て方をしましょう。

育て方2:気温の調節

多肉植物は、人間と同じく、暑すぎる環境も寒すぎる環境も嫌います。また、日当たりのよい場所を好みますが、湿気の多い、じめじめした場所を嫌います。

生長期の季節によって、春秋型・夏型・冬型と区別される多肉植物ですが、室内で育てる場合は、季節を勘違いさせないよう、涼しすぎず暖かすぎないように室温を調整するようにしましょう。

育て方3:温度管理

生長期の季節によって、春秋型・夏型・冬型と区別される多肉植物ですが、生育型を問わず、温度管理は多肉植物の育て方において重要な部分となります。特に冬場は、うんと暖かい場所に置き続けると、多肉植物の方が季節を勘違いしてしまうことがありますので、注意しましょう。

育て方4:水やり

生長の時期によって、春秋型・夏型・冬型と区別される多肉植物ですが、水やりについて言えるのは、生長期にはたっぷりと水を与え、休眠期には水やりを控えるという育て方は、基本的なものとなっています。

たっぷりと言っても、多すぎては根腐れを起してしまいますし、控えるようにと言っても、少なすぎては枯れてしまいます。生長期は1週間に1~2回を目安とし、夏場は、朝晩にほんの少しという与え方が育て方のコツとなります。

育て方5:日当たりの管理

前述の、気温の管理や温度調整といった育て方のポイントと重複する部分もありますが、日当たりの管理も多肉植物の育て方にとって重要なポイントとなります。

成長期は日光浴をさせ、夏場の直射日光を避けること、冬場の室内の日当たりのよい場所での管理は共通する育て方となります。また、比較的高温で成長する種類であっても、直射日光は避けたいので、遮光用の覆いなどを上手に使うようにしましょう。

育て方6:用土

品質による違いこそありますが、市販の園芸用培養土と赤土土をバランスよく混ぜて保水力があり、水はけのよい土を作るのが育て方のポイントとなります。培養土と赤玉土比率は7:3の割合がよいでしょう。

多肉植物専用として、「サボテン多肉植物の土」という用土も市販されていますが、用土によっては、やや水はけがよすぎる性質があるので、保水力のある用土を少量まぜて使うと良いでしょう。

育て方7:鉢などを置く場所

多肉植物は、暑すぎたり寒すぎたりする環境を嫌ったり、直射日光や冬の寒さが駄目だったりと、デリケートな面があり、鉢の管理に気を遣うイメージがありますが、過酷な環境を避け、季節を勘違いさせないような鉢の配置をすれば問題ありません。

日当たりと風通しはなるべく良い場所で、雨にさらされない場所を基本的に置く位置とし、生長型によっては日光浴をさせるイメージで、鉢を置くように心掛けましょう。

育て方8:植え替え

多肉植物は、植え替えをしないと生長に障害が出たり、根腐れを起こしやすいため、長く育てる場合は、育て方における重要なポイントとなって来ます。

植え替えは、冬眠している時期など生長期を迎える前を見計らって、2年に1度の割合で行うようにしましょう。また、植え替えする鉢などを選ぶ場合は、ひと回り大きい程度に留めておくなど、大きすぎないものを選ぶようにしましょう。

育て方9:さし木・葉差し

育て方としては、中級編とも言えますが、育てた多肉植物を増やす方法も存在します。枝を茎の根元からカットし発根させるさし木と、葉をもぎ取り発根させる、葉差しという方法があります。いずれの場合も、切り取った茎や葉を日陰で乾燥させ、発根が確認できたら、清潔な用土に植え付けて増やしていく方法となります。

育て方10:株分け

育てている多肉植物の鉢が窮屈に感じた時、植え替えをする以外にも、株分けを行うという方法があります。株分けは株全体を鉢から抜いた後、根の周りに付いた土を払い落とし、親株から小さな株を切り離して、別の鉢へ植え付ける育て方になります。

さし木や葉差しに比べ、増やす方法としては、より初心者に向いた方法となりますので、お気に入りの多肉植物を育てて増やしたいと言う人には、おすすめな育て方のひとつになります。

初めての人にもわかりやすいバイブル本

「はじめての」と付くとおり、これから多肉植物を育てる人にとって、育て方の参考になる本ですが、長年多肉植物を育てている人も参考になる本でもあります。

多肉植物を育てる人すべての人向けの、永久保存版の一冊としてもおすすめです。

種類ごとの育て方のポイント

多肉植物には多くの種類や生長型があり、それぞれ育て方に違いがあります。この項では、多肉植物の中でも人気のある4種類の育て方について解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

カランコエ

日当たりが良く、比較的高温でも育つ多肉植物です。中でも、夏に雨が多く降る地域に自生する種類は、強い日差しを好み、20~30℃の高い気温下でもよく育ちます。

日当たりが良く、雨のあたらない風通しの良い場所で管理をし、夏場は直射日光をさけ、冬場は室内の日当たりのよい場所で管理をするのが育て方のポイントです。生長期である3~11月はたっぷり水を与え、休眠期である12~2月は控えるようにしましょう。

センペルビウム

日当たりのよい場所を好む、春秋型の多肉植物です。気温が10~25℃位の季節に良く育ちますが、極暑期や極寒期は休眠してしまうという特徴があります。

生長期の2月~6月と9月~11月は日当たりと風通しのよい雨のあたらない場所を選び、夏場は直射日光を避けるようにしましょう。冬場は、室内で日当たりの良い場所に置くのが育て方のポイントです。水は、生長期にはたっぷりと与え、休眠期には控えるようしましょう。

エケベリア

日当たりのよい場所を好む、春秋型の多肉植物です。センペルビウムと同じように、気温が10~25℃位の季節に成長し、極暑期や極寒期には休眠する特徴があります。

春と秋は日当たりと風通しの良い、雨のあたらない場所、夏場は直射日光を避け、冬場は室内の日当たりのよい場所で管理するのが育て方のポイントです。成長期にはたっぷりと水を与え、休眠期には水やりを控えるようにしましょう。

セダム

暑さや寒さには比較的強い、春秋型の多肉植物です。ただし、高温多湿な環境には弱いので、梅雨時の管理には注意が必要です。寒さに弱い種類もありますので、購入の際には店員さんに確認をしましょう。

春と秋は日当たり・風通しが良く雨を避けるようにし、夏場は直射日光を避け、冬場は室内の日当たりのよい場所で管理するのが育て方のポイントです。成長期の水やりは土が乾いたら与えるようにし、休眠期は控えるようにしましょう。

多肉植物で部屋をオシャレにコーディネート

多肉植物の正しい育て方10個|種類ごとの育て方ポイント

小さな鉢に植えられたエケベリアが部屋の隅に置かれている、あるいは、出窓にさりげなく置かれたセンペルビウムなど、多肉植物を部屋のインテリアとして飾ることは、家具などを置く場合と違い、自然で柔らかな印象を与えます。

人工物とは少し違う印象を与える多肉縮物を、お部屋のインテリアとしてコーディネートして、オシャレに楽しく多肉植物生活を送りましょう。

この記事に関する情報もチェックしよう!

多肉植物には、今回取り上げた、カランコエ、センペルビウム、エケペリア、セダムといった種類の他にも多くの仲間が存在します。また、それぞれの育て方についても、温度や水の管理、あるいは用土の選び方や植え替え株分けの方法においても、新たな発見の可能性も考えられます。

多肉植物を育てていく上での、必要な情報も常にチェックするように心掛けましょう。

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