露地栽培の特徴とメリット4つ|デメリット5つご紹介
更新日:2020年02月11日
鳥獣とは野鳥や猪、猿、鹿などによって作物が荒らされてしまうことであり、特に猪や猿は集団でやって来るので、畑の作物が全滅してしまうことも少なくありません。
ハウス栽培では周囲がビニールなどで囲まれているので被害は最小限で済みますが、露地栽培では柵なども乗り越えられることがあって、被害は甚大になります。
これらの野生動物には頭がいい種類も多く、人間がいくら対策を講じても対象が難しくなっています。
その5:雨が降ると耕作できない
農業でも収穫であれば降雨の状態でも作業は可能ですが、それ以外の耕作や植え付けなど、ほとんどの作業ができなくなります。すぐに止めばまだいいのですが、長期間の梅雨時などの長雨はとても困ります。
雨か降って土が水分を含むと耕作ができませんし、ぬかるんでいるので歩きにくく、農機具も作業効率がとても悪くなります。
ハウス栽培では雨程度は全く問題にならず、田んぼと違う畑の欠陥だと言えるでしょう。
露地栽培は自然環境を大いに生かした栽培方法
露地栽培は自然と共生し、畑も自然をあまり変えずにそのままの状態を少し細工する程度なので、放棄すれば直ぐに自然に戻るために、自然にとても近い姿と言えます。
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露地栽培は土地さえあればすぐに農業が開始できるので、これから農業を始めたい人にとっては最適な方法です。また畑の形が整っていても耕作する人がいなくて放置された農地はとても多く、その放棄された農地を利用すれば簡単に農業が開始できるでしょう。
露地栽培は農業の面白さを直接に感じることができる方法なので、これから就農を考えている人は次の記事も参考にして、少しでも長く農業を続けて下さい。
初回公開日:2018年11月21日
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