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水道水のカルキ抜きにかかる時間と道具|金魚/日光/室内

更新日:2020年08月28日

金魚やメダカ、熱帯魚などを飼育する場合、必要となるのがカルキを抜いた水です。水道水はそのまま使うと含まれているカルキが、魚を弱らせてしまいます。カルキを抜く方法には様々な方法がありますので、どれぐらいの時間がかかるのか、その手間と共にご紹介します。

水道水のカルキ抜きにかかる時間と道具|金魚/日光/室内

季節別カルキ抜きにかかる時間

カルキ抜きは季節や温度によっても、かかる時間に違いがあります。しっかりとカルキ抜きをするためには、季節に合わせてかかる時間を把握し、しっかり時間をかけることが必要です。

また、窓越しの日光では、カルキはなかなか抜けません。直射日光にしっかり当てることで、カルキが抜けやすくなります。

春は紫外線が強くなってくる季節ですが、温度がまだ低いことが多いため、カルキを抜くには日光がちゃんと当たる場所であっても、2、3日はかかります。また、曇り空が続くとカルキが抜けるのにさらに時間がかかるため、水にカルキが残っていないか、できればチェック用のアイテムを用意しておくといいでしょう。

夏は温度が高く、紫外線も強いため、3時間から6時間程度でカルキ抜きができます。ただし水温が上昇しているため、そのまま水槽に水を入れてしまうと魚が弱ってしまいますので注意が必要です。また雑菌も発生しやすくなりますので、カルキ抜きをしたらすぐに使う必要があります。

秋は温度があまり上がらず天気も変わりやすいので、カルキ抜きには時間がかかります。日光が当たる場所でくみ置きをしても、3日以上はかかることがありますので、念のためカルキ抜きができているかどうか、薬剤などでチェックするといいでしょう。

1年の内で、一番カルキ抜きに時間がかかるのが冬です。寒さで雑菌の繁殖は抑えられるのですが、カルキはなかなか抜けません。日光に当てていても1週間以上カルキ抜きにかかる場合もあります。

また水温が低すぎるのも、魚にとってはあまりよくないので、冬は水をくみ置きするよりは中和剤を使った方が安全に早くカルキ抜きができます。

室内でのカルキ抜きにかかる時間

屋外にバケツを置いてカルキ抜きをするのは、衛生面で心配があるため、室内でカルキ抜きをする方法もあります。ただし屋外でするカルキ抜きのように、日光をしっかり当てることができませんので、屋外の場合よりも倍以上の時間がかかります。

またきちんとカルキが抜けているかどうかが確実ではありませんので、念のため薬剤でチェックしてから使う方が安全といえます。窓越しの日光ではカルキ抜きにはそれほど高い効果はありません。

カルキ抜きをして魚に優しい環境を作ろう

雑菌の除去や衛生のために使われているカルキですが、えら呼吸をする魚にとってはカルキは有害な物質です。そのため魚を飼う時はカルキ抜きをした水を使うことが必要です。

ただし中和剤など便利な道具もありますが、使われている原料によっては、かえって魚に害となることもあります。飼育する魚に合わせた中和剤を使い、また酸素の供給などもしっかりしてあげるようにしましょう。

初回公開日:2018年01月25日

記載されている内容は2018年01月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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