Search

検索したいワードを入力してください

24時間換気が寒いときの対策方法|北海道/新築/高気密高断熱

初回公開日:2018年04月23日

更新日:2020年03月11日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

結婚や子供の成長で、24時間換気のついた新築や最新のマンションに引っ越す人も多いでしょう。キレイな空気で快適だと思っていたら、部屋が寒く困っている人はいませんか。24時間換気の種類や寒いと感じるときの対策についてハウスメーカーごとに紹介します。

24時間換気が寒いときの対策方法|北海道/新築/高気密高断熱

24時間換気が寒いときの対策は?

春は引っ越しの多い季節です。転勤や結婚、子どもの成長で新居に引っ越す人も多く、就職や進学で一人暮らしを始めるという人もいるでしょう。

一軒家の新築だけでなく最新のマンションやアパートにも、最近は便利な24時間換気が取り付けられています。花粉や黄砂、PM2.5など空気の悩みが多いこの季節、キレイな生活環境は本当にうれしいことです。

しかし24時間換気は、室内の空気を排出し外気を取り込んで空気清浄するため、気温が低い季節には冷たい外気で部屋が寒くなってしまいます。熱交換のできる24時間換気もありますが、熱交換率が100%ではないため室内の温度が下がってしまうことがあります。

24時間換気が寒いと感じたらどうすれば良いのでしょうか。まずは、24時間換気とは何でどんな種類があるのか紹介していきます。

24時間換気とは?

24時間換気は、自然に換気ができるため安心な設備ですが、常に外気を取り込んでいるため、季節や天気によっては寒いと感じてしまうことがあります。

便利な24時間換気がついているからと最新の物件に住み始めたら、換気口からの風が寒いと感じている人が増えています。新しい家は温かいという印象がありますが、24時間換気の義務付けで昔の家より寒いこともあります。

では、どうすれば24時間換気を上手く利用でき、快適に過ごすことができるのでしょうか。

24時間換気は3種類に分けられる

3種類の24時間換気について紹介します。

第3種換気

壁に排気口と給気口をつくり、室内の空気をファンで室外へ排出し、給気口から自然に新鮮な外気を取り込むのが第3種換気システムです。見た目も単純で使いやすく費用もかからないため、部屋の換気だけを考えれば効率の良い24時間換気システムと言えます。

このシステムは、外気をそのままの温度で室内に取り込むため、寒い冬は冷たい風が直接吹き込んできますし、夏は冷房をしていても暑い空気が入ってきて部屋の温度が快適になりにくく、光熱費も高くなるというデメリットがあります。

第2種換気

第3種はファンで室内の空気を排出していますが、これとは反対にファンを使って室内へ新鮮な空気を取り込み、室内の空気を自然に排出しているのが第2種換気システムです。高気密な建物でなければ、ちょっとした隙間からも湿気やフィルターを通さない空気が室内へ流れ込んでしまうので、気密性を高める必要があります。

第1種換気

24時間換気システムの中では最高の設備で、給気と排気を機械で行います。そのため、安定した空気の流れで安定した換気をすることができます。天井から排気と吸気を行うためのダクトを作る方法と、部屋ごとにファンで排気と吸気を行う方法があります。

寒くない!?第一種換気システムの熱交換型とは

季節や天気によって寒いと感じる日は、エアコンやストーブで快適な室内にしていても24時間換気で外気が直接入ってくると、室内の温度が一定にはならずこまってしまいます。第1種換気システムのファンで安定した空気の流れを作っても、室内が適温でなければ快適とは言えません。

冬の寒い日に、暖めた空気を排出し冷たい外気を室内へ取り込むのは、暖房代がかかり効率が悪く感じてしまいます。そこで便利なのが、熱交換型と呼ばれるシステムです。排出する暖かい空気で冷たい外気を温めて室内へ取り込むことができ、第1種換気にだけ採用することができます。

しかし、熱交換型の換気システムでも熱交換率は100%とは言えず、完全に室内と同じ温度の空気を吸気することはできないため、第1種の24時間換気システムでも寒いと感じてしまうことがあるでしょう。

新築だからできる対策

新築の一軒家やマンションは、使いやすい間取りでオプションを付けることもでき、どんな部屋にしようかと考えるだけでもワクワクしてしまいます。壁紙やカーテンの目立つ場所やオール電化、食器洗い機の有無は必要かどうか時間をかけて考えても、換気については後回しになってしまいがちです。

新しい家で快適に過ごすためには、換気についてもしっかり考えておくことが大切です。換気システムはオプションで選ぶこともできますし、ハウスメーカーによっては標準装備に組み込まれていることもあります。

寒い日でも外気を室内の温度に近づけて取り込める熱交換型の第1換気システムはおすすめです。熱交換機能のない第2種や第種3換気システムより、初期費用はかかってしまいますが、温度管理がしやすいため冷暖房費用を節約できます。

北海道で24時間換気が寒いときの対策方法とは?

北海道は積雪が多いうえに一年を通じて寒い期間が長いため、たとえ熱交換型の第1種換気システムでも、まともに24時間換気を使っていては寒い室内を温めるのに高額の光熱費がかかってしまいます。

24時間換気を切ると寒い空気は入らないようになりますが汚れてしまうし、部屋が結露してカビが発生してしまう可能性があるため24時間換気は切らないほうが良いと言われています。

24時間換気を切ると本当に結露してしまうのでしょうか。

24時間換気オフは結露する?

24時間換気は常に冷たい外気を取り込んでいるため、寒く感じてしまいます。だからと言って、24時間換気を切ってしまっても良いのでしょうか。

室内と外気の温度差が大きいと結露してしまうため、24時間換気を寒いからと切ってしまっては、ますます室内と外気の温度差ができ窓や床が濡れてしまうことがあります。

しかし、北海道は梅雨がなく湿気が少ない気候でも有名です。冬でも、他の地域より比較的乾燥しているのが特長です。24時間換気を冬の間ずっと切っておくのは、湿気の少ない北海道といえども結露の原因になってしまいます。

建材からでる有害物質が体に悪いこともあるため、気温が下がる夜は換気を切っておいても外出時はつけて、室内をしっかり換気するという使い方もできるでしょう。

24時間換気は数時間で部屋の空気を入れ替えるため、就寝中はスイッチを消しておいて、翌朝から換気を再開する方法もおすすめです。

高気密高断熱でも寒い!24時間換気の対策は?

高気密断熱の新築に引っ越したのに、隙間風が入っているように寒いと悩んでいる人はいませんか。高気密断熱の家は一度温めるとその温度が持続するようになっているため、まずは家を温めてみることが大切です。

熱交換型の換気システムがついている場合には、暖めた空気が排出されても室内の温度が下がることは少ないでしょう。万が一、それでも寒いと感じてしまったら換気システムをチェックしてみてください。

24時間換気のシステムによっては、強弱を切り替えられるスイッチがついている場合があります。切り替えが「強」になっていると、室内からの排出だけでなく外気も多く取り込むことになってしまうため、室温が下がり寒いと感じてしまいます。

24時間換気には種類があるので、どの換気システムがついているのか確認してみることが大切です。「強」になっている場合は、「弱」に切り替えてみると寒い室内が暖かくなることでしょう。

メーカー別24時間換気が寒いときの対策方法とは?

家を購入するときは、空気のきれいな家にこだわった生活を送りたいと思う人も多いのではないでしょうか。メーカーによって換気システムにも違いがあります。せっかく高性能の24時間換気を選んだのに、家の中が寒いと感じたらがっかりしてしまいます。

メーカーごとに換気の種類が選べる場合や、決まった24時間換気システムが標準仕様として建築費の中に含まれていることもあります。人気のハウスメーカーで建てた家でも、24時間換気が寒いと感じてしまったらどうすれば良いのでしょうか。24時間換気が寒いときの対策についてメーカーごとに紹介していきます。

ミサワホームの換気システムとは?

環境や日本の心を大切にし、家族の暮らしを豊かにするミサワホームの換気システムは、熱交換型24時間フロアセントラルシステムを全ての一戸建てに設置しています。1時間に0.5回の換気量で室内の空気を新鮮に保ちます。

家をまるごと1つの部屋のように考え、温度を一定に保つ全館空調を採用、熱換気のため冷暖房費用を節約、さらに花粉やほこりを90%以上防いでいます。

フロアセントラル排気システムは、天井に設置された本体の換気口から部屋の空気を排出しています。換気システム1つに対して4カ所の吹き出し口が設置されています。プラズマクラスター技術で空気中のゴミを除去し、キレイな空気環境を作ってくれています。

ミサワホームが寒いと感じたときの対策は?

フロアセントラルの24時間換気システムにより、新鮮な空気の部屋で過ごせるのは、花粉症に悩む家族にとって嬉しいことです。しかし、熱交換システムで快適な室温になると聞いていたにもかかわらず、寒いと感じてしまったらがっかりです。

ミサワホームの換気口が直接風があたるメッシュになっているなら、下に吹き込むタイプではなく、横から噴き出るタイプに交換してもらうと、風あたりが弱くなり寒い部屋も少しは温かくなるでしょう。

換気口の吹き出し口を紙や布で1/2~1/3ふさいでみるのも良いでしょう。完全にふさぐと部屋の空気が循環せず故障の原因になる場合や、部屋の空気が汚れてしまう可能性があります。少しずつ様子を見ながらふさいでみることが大切です。

タマホームの換気システムとは?

きれいな空気の中で生活したいと思う人に安心の換気システム、タマホームの全熱交換型24時間換気システムは部屋の汚れた空気を外へ出し、キレイな空気を取り込むシステムです。熱交換してくれるので、冬は寒い空気を暖めて、夏は暑い空気を冷たくして室内に送り込んでくれます。

専用のフィルターをとおして外気を取り入れるため、花粉や排気ガスなどの汚れを取り除いてくれます。新鮮なだけでなく、温度管理もできるタマホームの全熱交換型24時間換気システムは第一種換気型で、換気システムの中では良い位置づけになっています。

タマホームの24時間換気が寒い時の対策は?

タマホームの全熱交換型24時間換気は階ごとに分かれているため、寒いからと片方のスイッチを切っても家の中の換気が完全に切れてしまうことはありません。寒い季節は、暖かい寝室で朝までぐっすり眠りたいと思ったら、2階の換気をオフにして1階だけオンにしておくとよいでしょう。

24時間換気を切ると、外気と室内の温度差が大きくなり、結露する確率は高くなります。結露を防ぐポイントは、一日中換気を切りっぱなしにしないことです。寒いからと換気を止めて寝たなら、朝は換気のスイッチを入れるようにします。

また、タマホームの全熱交換型24時間換気は強弱を切り替えるスイッチがついているため、部屋が寒い日や音が気になるときは強から弱へ切り替えておくとよいでしょう。

セキスイハイムの24時間換気システムとは?

一年中新鮮な適温の空気環境を与えてくれるのが、セキスイハイムです。外から汚れた空気が入りにくいよう高密度な作りになっているうえに、排気も吸気も機械で行う第1種換気システムを設置しています。

元々汚れた空気がないところに熱交換されたきれいな空気が入るので、家の中はさわやかで新鮮な空気があることになります。高性能の3層フィルターシステムで、花粉やPM 2.5、黄砂を除去し日本アルプス級の空気質の中で生活できるようになっています。

シックハウスへの意識も強く有害物質の放散量が少ない建材を使用していますが、高気密断熱機能が整った家ほど24時間換気が大切です。

では、入居後に24時間換気が寒いと感じたらどうすれば良いのでしょうか。

セキスイハイムの24時間換気が寒いときの対策は?

高気密断熱で第1種換気システムと最高の換気システムが整っていて、外気を熱交換しながら室内へ取り込んでも室内が寒いと感じることもあるでしょう。

セキスイハイムの給気口は開閉できるスタイルのものがあります。給気口のキャップの中央を指で押すとキャップが押し出されて開き、さらに押すと閉じる仕組みになっています。取り外しできる場合もあるため、お手入れも簡単です。

寒いと感じたなら、吸気口が閉まっているか確かめてみてください。給気口は各部屋にある場合が多いので見逃さないようチェックが必要です。

住友林業の24時間換気システムとは?

住友林業の換気システムは、空調システムだけでなく空気清浄機能がある「エアドリーム ハイブリッド」を設置しています。換気が不十分な室内には、建材などからでる有害物質や生活のほこりなどで空気が汚れてしまうため、一定の換気量を保てる24時間計画換気システムを取り入れています。

建物に合わせて換気経路も設計のため、部屋の大きさや間取りに合った換気が無駄なく行われる仕組みになっています。見えない部分でも最高の性能を追求しているのが、住友林業の「エアドリーム ハイブリッド」という24時間換気システムを設置した住まいです。

安心して生活できるように設計されている住友林業の家ですが、採用されている換気システムが第3種換気システムとなっており、熱交換ができないタイプのため入居後に寒いと感じる場合があります。入居後に換気システムの変更は難しいことです。

換気が寒いと感じたら何か対策はあるのでしょうか。

住友林業の換気システムが寒いときの対策は?

2時間に一度のサイクルで家の空気が入れ替わると言われている換気システムは、熱交換機能がついていなければ、外の気温が低いときは寒いと感じてしまいます。いくら気密断熱の家でも、換気で外気がそのまま入ってくると寒いのは当たり前のことです。

家の中で快適に過ごすにはどうすれば良いでしょうか。換気口の一部を布や厚紙でふさいでみると、外気の流れる方向が変わって寒い室内も少しは温かくなりますが、見た目にはあまりよくありません。

そんな場合、換気口に付けるカバーが販売されているので購入してみるのも良いでしょう。インテリアを邪魔せず、外気の向きを変えることができるので寒いと感じている人は試してみてください。

電気カーペットや床から温まるエアコンで足元を暖めても良いでしょう。灯油ファンヒーターも部屋が温まって良いのですが、気密断熱の家には向きません。灯油を燃やした時にでる湿気が結露の原因になります。

24時間換気システムで快適に過ごすために

キレイな空気の中で生活したいと人気の24時間換気の付いたハウスメーカーで、新築一戸建てを建てても外気が冷たく感じ部屋が寒いと感じたら、換気システムやハウスメーカーに合った方法で対策を考えることが大切です。

24時間換気の種類を確認しよう!

24時間換気が寒いと感じたら、第1種~第3種までのどの設備がついているか知ることがポイントです。マイホームやマンションを購入したときに受け取っている建物の取扱書を探して、どんな換気がついているのか確認してみましょう。

説明書が見当たらない場合や種類がわからない場合は、メーカーの担当者に問い合わせてみるのも良いでしょう。担当者に寒さ対策を聞いてみるのもおすすめです。

ネットで調べてみよう!

第1種換気システム熱交換のできる24時間換気システムで、暖かい室内で快適な生活ができると期待していても、入居後に寒いと感じている人が多く驚きます。

紹介したハウスメーカー以外にも、調べてみると24時間換気についてのメリットとデメリットを探すことができます。気になるメーカーがあればネットで検索してみることもおすすめです。

24時間換気を上手に活用しよう!

24時間換気システムは、シックハウスの予防や花粉、黄砂、PM2.5などアレルギー物質を除去してくれるので、寒いからとスイッチを切ってしまっては体にもよくありませんし、結露の原因にもなってしまいます。

住み始めて24時間換気を寒いと感じたら、設置されている換気の種類を確かめて、それに適した対策をすることがポイントです。便利な24時間換気を上手に利用して、快適な生活をおくりましょう。

Related