【種類別】クワガタの長生き一覧と一覧
更新日:2020年03月08日
飼育ケース
まずはクワガタを飼うケースです。飼育ケースですが、およそ4サイズあります。小さいほうから「SSサイズ」「Sサイズ」「Mサイズ」「Lサイズ」です。単なる観賞用でしたらSSサイズでも十分ですが、できるだけ長生きしてもらうにはSサイズ以上のものをお勧めします。やはりクワガタも生き物です。私たちと同じようにゆったりとストレスのない空間が良いでしょう。
ケースを選択した後は、その中にハスクチップを入れます。だいだいケースの中4~5分目くらいまで敷きます。クワガタが潜れるようにしておくのが良いです。また、転倒防止のために止まり木や枯葉などを一緒に入れておくのもお勧めです。
温度
次に温度です。カブトムシやクワガタが生きていくうえで適切な温度は20℃くらい、もしくはそれよりも少し上くらいとされています。ですから、20℃以下の低温になること、28℃以上の高温になることは避けましょう。彼らにとって快適な温度環境を提供しましょう。
刺激を与えない
そして、やたらと刺激を与えないことが大切です。他のカブトムシやクワガタと戦わせたりしないことです。刺激を与えたり、戦わせたりすることで、エネルギーを消耗します。消耗した分だけ寿命も縮まりますので注意してください。
エサは?
カブトムシやクワガタを飼っている方、それからTVなどで一般人のお宅で飼っているところを写されるとき、よく「スイカ」や「メロン」の果肉や皮をエサとして与えている光景を目にします。ですが、これは控えた方が良いです。
理由は次のとおりです。スイカ、メロンなどは水分が多いです。当然それを食べるクワガタは尿の量が増えることになります。それに伴いケース内の環境は悪化します。ケース内環境が不衛生になることで、クワガタの寿命を縮めることになる可能性があります。
それでは、どのようなエサが良いのかと気になりませんか。良いといわれているのはクヌギなどの樹液です。自然界にいるクワガタはクヌギなどの樹液を吸いに集まってきます。この樹液にはタンパク質や糖質がたくさん含まれています。
しかし、さすがに普段生活していて樹液をエサとして確保するのは難しいです。普段の生活で無難なのは「リンゴ」「バナナ」「昆虫ゼリー」です。
越冬に挑戦!
さて、自身のかわいがっているクワガタとできるだけ長く一緒に時間を過ごそうと思ったときに「越冬」は、しなければならない経験です。「越冬ってどうしたらいいの」という方、参考にしてください。しかし、「越冬」は身構えるほど難しいことではありません。ぜひトライしてみましょう。
クワガタは気温がおよそ15℃以下になってくると、越冬するために冬眠に入ります。土などの中に潜っていきます。ですから、その場合はカブトムシ・クワガタ用のマットをたくさん用意し、ケースにセットしてあげましょう。落ち葉や小枝などがあるのも良いでしょう。
潜ると冬眠が始まります。では、冬眠が始まった時、「室温はどうするの」と思う方もいらっしゃるでしょう。心配無用です。常温で問題ありません。気を遣って「暖房を入れた方がいいのでは」と考える方もいるでしょう。しかし、暖房を入れると、その暖かさからクワガタが勘違いをして、活動し始めてしまいます。気をつけましょう。
次にエサが問題となります。「え、冬眠してるのにエサがいるの」と驚かれる方も多いでしょう。基本的にはほとんど食べません。しかし、冬でも暖かい日などがあります。そんなときにひょっこりと土の中から出てきたりします。そしてエサを食べることがあります。そのとき用に一応、エサを準備しておきましょう。
クワガタの寿命がきたときのサイン
悲しいことですが、生きとし生けるものすべてに死はおとずれます。かわいがってきたクワガタにもお別れのときがあります。では、そのサインはどのようなものなのか紹介します。
死が近いクワガタは動き回るものの、よくひっくりかえるようになります。ちょっとしたことでよくひっくりかえるようになり、なかなか起き上がれなくなります。もうこうなると残念ですが死期が近いかもしれません。
最も大切なこと・・・
いかがだったでしょうか。今回はクワガタの寿命、そしてそれをできるだけ延ばす飼育方法を紹介してきました。方法は紹介したものの、一番大切なのは「飼い主さんの愛情」です。愛情を持ってやさしく接してあげましょう。
好みのクワガタを見つけ、一緒に過ごす大切な時間をできるだけ長く楽しみたいというみなさん、ぜひ参考にしてください。
初回公開日:2017年11月05日
記載されている内容は2017年11月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。