かぼすとすだちの違い・見分け方・レシピ・使い分け方|ライム
更新日:2020年08月28日
かぼすやすだちを保存するには
これまで、すだちやかぼすの楽しみ方や特徴をご紹介してきました。最後に、それぞれの保存方法を見てみましょう。
かぼすの保存の仕方
かぼすは、ポリ袋など、乾燥しないような袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。その時、できるだけ空気が入らないようにして密封するとより日持ちがよくなります。
2週間から一か月ほどは保存できますが、だんだん黄色くなってくるので、できるだけ黄色くなる前につかってしまいましょう。黄色くなったかぼすも、果汁を絞って使えますが、酸味や香りは薄れ、少し物足りないような味になってしまいます。
できるだけ、青くて新鮮なうちに使いきりましょう。
すだちの保存の仕方
すだちも、かぼすと同じように、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。できるだけ、空気が入らないように気をつけましょう。
また、どうしても使いきれないときは、レシピでご紹介したすだちシロップに漬け込んでおくとよいでしょう。しっかりシロップ漬けにしたすだちは、炭酸水などで割ってジュースとして長く楽しめます。
冷凍で保存する
最後に、冷凍保存も見てみましょう。すだちもかぼすも、果汁を絞り、製氷皿などに入れて保存すれば、果汁の風味をそのまま保存できます。
また、すだちは小さいので、そのまままるごとラップでくるんで冷凍する方法もです。かぼすは、そのまま冷凍するには、大きすぎるので、使いやすいサイズにカットし、それぞれを小分けにラップでくるみ、冷凍するとよいでしょう。
すだちとかぼすを使いこなして香り上手に!
すだちとかぼすについて、いくつかの柑橘類も合わせてみてみました。かぼすは、すだちに比べて独特の香りを強く感じる方も多く、すだちに比べると好き嫌いがわかれます。かぼすはポン酢に加工されたり、食用酢の代わりに使われることも多い果物です。
しかし、どちらもクエン酸を含み、疲労回復にも役立つと考えられています。さらに、それぞれの香りは、食欲を増進させるだけでなく、物足りなさもカバーしてくれるので、濃い味付けを防ぎ、塩分の取りすぎを防ぐといわれています。
それぞれの香りを活かし、料理やジュースなどに利用してみてはいかがですか。香りと栄養をたっぷり含んだ、素敵な食卓を楽しみましょう。
初回公開日:2018年04月25日
記載されている内容は2018年04月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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