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卵と玉子の違いと使い分け方法|漢字/表記/レシピ

更新日:2020年08月28日

たまご料理はお好きですか。レシピ検索をしているとあることに気づきます。卵と玉子、二つの表記が存在します。料理名の中には両方みかけますが、違いはあるのでしょうか。意外な違いと使い分け方、また漢字の成り立ちについて解説します。

卵と玉子の違いと使い分け方法|漢字/表記/レシピ

さて、たまごやきの場合はどうでしょう。こちらは、意見が分かれます。
卵焼き派と玉子焼き派、両方存在しているので、ディベートをすれば意見が大きく割れるでしょう。これはもう感覚で選ぶしかありません。お好みの方をどうぞ使用してください。
若干、玉子焼きの方がおいしく感じるという意見もありました。

和食屋さんのお品書きでは玉子焼きと書いてあるところもよく見かけます。
料理の種類によって、うまくイメージを使い分けることによってお店のメニューがおいしく感じられるように工夫されています。

たまごかけごはん

たまごかけごはん、略してTKGともいわれており、昨今ひそかなブームとなっていて、たまごかけご飯製造マシンなども出ています。果たして、卵かけご飯なのか玉子かけご飯なのでしょうか。
こちらも、意見が分かれるところです。

ネットでの表記を見ると、漢字は卵の方が多く、それ以上にひらがな表記が目立ちました。ひらがな表記にこだわるのは、独特の和み感がでるからでしょう。玉子かけご飯の表記も見当たりますが、少数派となっています。

卵と玉子の歴史

卵と玉子、先に使われるようになったのはどちらでしょうか。
元々は象形文字である卵の表記の方が古くから使われていました。平安時代ころから使われていたとされています。やがて、鶏卵の飼育が広まり、丸い形で価値のあるものとして玉という字を用い、玉の子でたまごと読むようになりました。

ちなみに、卵の字は元々「かひこ」と発音されていました。殻という意味からきています。
ところが、玉子の名前が広まり、卵の漢字は残りつつも発音は玉子に引っ張られる形で、卵の漢字もたまごと発音されるようになりました。二つの漢字が影響しあって今の形になっているのは興味深い話です。

たまごのある生活

卵ほど、幅広く料理に活用できる食材は他にないのではないでしょうか。
卵自体は強い味を持っているわけではないのに、お菓子の生地作りから、オムレツ、玉子焼き、目玉焼き、お好み焼き、パン生地、スープ、揚げ物生地など、数え上げたらきりがありません。冷蔵庫に卵が入っていないと困るという主婦の方も多いでしょう。

日本では南蛮の文化が流入した影響もあり、ある時期から鶏の飼育が盛んになり、料理として使用されるようになりました。当時の日本人はどんな風に卵を活用し、料理の幅を広げていったのでしょうか。今でこそ卵のない生活は考えられませんが、当時は卵を使用するようになったことは活気的であったに違いありません。

卵と玉子のおすすすめレシピ

エッグベネディクト

アメリカから日本に上陸し、大流行中のエッグベネディクト。
家庭で作るにはハードルが高いと思っていませんか。でも、ちょっとしたコツさえつかめば、誰でも簡単に作ることができます、毎朝の食卓におしゃれにエッグベネディクトを並べてみてはいかがでしょうか。ちなみに、エッグベネディクトなら卵か玉子かで悩む必要なんてありません。

ふわふわ卵のオムライス

オムライスはやはりふわふわが好きという方が多いのではないのでしょうか。
ふわふわたまごのオムライスは、卵なのか玉子なのかという議論は置いておきまして、
こちらでは簡単にふわふわにできてしまうレシピをご紹介します。
オムレツを制すものは料理も制す、まずはふわふわ玉子を攻略してみましょう。

スライスチーズ入り玉子焼き

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初回公開日:2018年03月22日

記載されている内容は2018年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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