フローリングのカビの取り方とフローリングのカビ予防法
更新日:2020年08月28日
えっ?フローリングにカビ?!
フローリングに直接敷いていた布団をめくったときや、久々に洗濯しようとカーペットをはがしてみたときなどに気付くフローリングのカビ。あなたもこのようなケースに遭遇したことがあるのではないでしょうか。
このように、長い期間放置されていたフローリングのカビというのは頑固でなかなか取れにくいものです。だからといって、そのままにしておいては見た目が悪いですから、早く取ってしまいたいところです。でも、どうやってフローリングについてしまった頑固なカビを取ればキレイになるかあなたはご存知でしょうか。
そこで今回は、フローリングについてしまった頑固なカビの取り方や、フローリングのカビを予防する方法についてご紹介したいと思います。
まずはフローリングのカビについて知りましょう!
フローリングのカビと戦う前に、まずは敵について知っておく方が得策だと思いませんか。そこで、ここではまず、フローリングのカビがどのようなものなのかについてご紹介しますので一緒に見てみましょう。
フローリングのカビはどのような環境が好き?
今回の敵であるフローリングのカビですが、一体どのような環境を好むのでしょうか。これはフローリングのカビを取るだけではなく、予防する方法を考える上でも重要な情報です。
フローリングのカビは、やはりカビですから湿気を好む性質を持っています。具体的な環境条件については、温度は20℃、湿度は75%を超えると活発に繁殖し始めます。
フローリングのカビが好みの場所は?
フローリングのカビが好きな環境がわかったところで、このような環境になりそうな場所にはどのような場所が考えられるでしょうか。
やはり、一番考えられるのは前にも述べたフローリングの上に直接敷かれた布団やカーペットの下はフローリングのカビが好みの温度や湿度のなりやすい場所です。他にも、観葉植物などを置いている下、食事の準備の際に湯気がよくあたる場所、結露する窓の側、石油ファンヒーターなどの下など温度や湿度が高くなり、フローリングのカビが大好きな環境になりそうな場所はお家の中にたくさんあります。
フローリングのカビの好みの食べ物は?
このように温度や湿度の高い場所が好きで、お家の中のカーペットの下などを好むフローリングのカビですが、何を食べて生きているのでしょうか。
実は、フローリングのカビは何でも食べてしまうのです。例えば、フローリングによく落ちていることがある食べかすや髪の毛なども好物です。他にも、切って飛び散ってしまった爪や、何かが割れて残されたプラスチックの破片、置いてある衣服やフローリング自体ですらカビの食べ物になってしまうのです。
フローリングのカビの取り方
こうして大好きな環境でぬくぬくと育ってしまった憎きフローリングのカビですから、一刻も早く取り去ってしまいたいと思うでしょう。では、そのような方法でフローリングのカビを取るのがよいのでしょうか。ここでは、フローリングのカビを取るのに様々な方法を試した結果をご紹介するので一緒に見てみましょう。
カビキラー
「カビには断然カビキラー」というくらいですから、フローリングのカビを取るのにカビキラーを使おうと考えている方も大いにではないでしょうか。確かに、カビキラーは強力なカビ除去剤ですから、頑固で取りにくいフローリングのカビも取り去ってくれるかもしれません。
しかし、カビキラーを使用していい場所は、基本的にキッチンやお風呂場です。したがって、フローリングのカビに使用した場合には、フローリングが色落ちしてしまう可能性があります。そのため、フローリングのカビにカビキラーを使用することは、避けた方が無難でしょう。
ハイター
では、同じようにカビに効果的だと一般的に知られているハイターでフローリングのカビを取ってみるのはどうでしょうか。
確かに、ハイターもカビキラーと同じく、「こすっても落とせない汚れや菌まで強力に漂白・除菌」というくらいですから、フローリングに生えてしまった頑固なカビも効果的に取り去ってくれそうに思うでしょう。
しかし、ハイターも使用してよい場所は、種類によって異なりますが基本的にキッチンやお風呂場です。それ以外となってしまうフローリングのカビに使用した場合には、色落ちなどの可能性が捨て切れません。
ハイターの使用上の注意にも使えないものとして、「水洗いできない製品」と書かれていますから、水洗いできないフローリングのカビ取りにハイターを使用することは、避けたほうが無難です。
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初回公開日:2017年09月10日
記載されている内容は2017年09月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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