【時期別】芝の手入れの方法・雑草の手入れの方法・道具
更新日:2020年08月28日
日本芝は最も成長する時期に入ります。芝生の回復も早いので、目土入れやエアレーションにも適しています。同時に病気や害虫も増える時期です。手入れは必要な時期ですが、梅雨時なので水やりは過ぎないようにしましょう。芝生が蒸れると痛みやすくなります。芝刈り、追肥、目土入れ、エアレーションと作業はひっきりなしに続きます。
暑さに弱い西洋芝は成長が止まり始めます。病気が増えるので、よく観察し梅雨明けしたら水やりを欠かさないようにしましょう。病気を増やさないための適宜の芝刈りもします。肥料も必要ですが、病害虫を発見したら早目に症状に合わせて殺菌剤を使用します。
8月の芝生の手入れ
日本芝の最大の成長期です。高温による乾燥が続くと芝が細くなるので、水やり(朝夕の涼しい時間に)が必要になり、芝刈り(週に1回は必要)、追肥と手入れしても手入れしても続きます。またこの時期の雑草の対処も頻回です。雑草の力はパワフルで、どんな場所からも生えてくるので芝生の間の雑草はすぐに抜いていかなくてはなりません。
暑さに弱い西洋芝にとっては、乗り越えるのが厳しい時期となります。高温と病害虫のため、剥げてしまう芝生も多くなります。芝刈りの頻度を下げて(月に1回くらい)直射日光に当たらないようにします。とにかく水やりを欠かさないことで、なんとか夏を乗り越える手入れをしていきます。
秋の芝生の手入れ
日本芝の成長スピードが落ちてくるので、手入れ自体は頻回には要らなくなります。しかし、綺麗な緑色は保っているので一番楽できれいな時期といえるでしょう。これには春から夏の手入れの状況が影響します。密度濃く仕上がっていれば、雑草も生えにくくなっているでしょう。芝刈りなどもそれほど頻回には必要ありませんし、よほど乾燥しない限り水やりも不要、追肥も要らない時期です。
11月の芝生の手入れ
日本芝は、休眠期に入っていきます。手入れとしては除草作業などになります。芝刈りは必要ありませんが、しつこい雑草が生えてきます。雑草が冬越えすると、根を伸ばして除くことが難しくなるので見つけたら早めに抜きます。
西洋芝は、夏の暑さを乗り越えもっとも綺麗な時期となります。新芽が出そろって美しい緑色でしょう。湿らす程度の水やりをしましょう。
芝生の雑草の手入れ方法
芝生の間に雑草が生えていると、とても違和感がありきれとはいえません。また見た目だけでなく、雑草が生えていると芝生にいくべき栄養が奪われてしまったり、害虫や病気の原因になります。雑草が生えたら、根っこからしっかり引き抜く必要があります。
根っこから引き抜くことが肝心なので、こまめに見つけて手で抜くことがベストです。しかし、夏の盛りなどは限界があることがあります。そういう時は「芝生用の除草剤」を使います。この時、通常の除草剤を使わないように気をつけましょう。芝生まで枯れてしまいます。芝生は残して、雑草だけ除草するものを購入してください。
芝生の手入れに道具
●芝刈り機
芝生の手入れと言えば芝刈り機です。芝刈り機には、手押し式や電動式、エンジン式がありこれは庭の広さや予算で選びます。他に、リール式とロータリー式があります。仕上がりの綺麗さで選ぶならリール式、刈るスピードの速さをとるならロータリー式が良いでしょう。また芝刈り機が入らないような隅の芝を刈るには、芝刈り用のバリカンがあります。
●液肥スプレーヤー
芝生に肥料を散布するのは、面積の広さやムラない散布のひつようなどでなかなか難しいものです。そこで、このスプレーヤーは広い面積にむらなく散布することができます。
●芝刈りばさみ
バリカンでは刈り取れない隅や際の芝を刈るのに使います。
芝生の手入れに肥料
芝生に必要なのは、窒素・リン酸・カリウムが三大栄養成分となります。販売されている肥料に「N(窒素)」「P(リン酸)」「K(カリウム)」と表記されています。窒素は、芝生の成長を促し緑色の綺麗な芝生にしてくれますが、病気になりやすいこともあります。
リン酸は芝の根の成長を促し、病害虫に対する効果もあります。カリウムは、芝生の根を強くし環境に適応する効果があります。時期や、芝生の状態によって配合を考えて散布しましょう。また速効性肥料と緩効性肥料があります。文字通り効果のスピードを表していますので、時期によって使い分けましょう。
ティフトン芝の手入れ方法
初回公開日:2017年09月26日
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