クレマチスの7種類の見分け方と特徴・色別の種類5つ・育て方
更新日:2020年03月09日
青
青系のクレマチスでは、大輪の「天塩」が八重咲きで有名な品種です。パテンス系の「H.F. ヤング 」は、ウェッジウッドブルーと呼ばれるさわやかな青色が人気の品種で、育てやすいため初心者にも向いています。
インテグリフォリア系の「アラベラ」も、青系の中で人気のある種類です。
赤
赤いクレマチスは、ビチセラ系やテキセンシス系に多い色です。ビチセラ系「マダム・ジュリア・コレボン」や「アバンダンス」テキセンシス系では、チューリップ型の「プリンセス・ダイアナ」が人気の高い品種です。
クレマチスの育て方
クレマチスは、剪定をしないと花を咲かせることが難し植物です。剪定方法は種類にもよって変わってきます。また、つるを誘引することで、仕立てたい形状に持っていくことが出来ます。
それでは、剪定と誘引のやり方をご紹介していきます。
剪定
クレマチスの剪定方法は、花のつき方ごとに異なります。ジャックマニー系などの新枝咲きのクレマチスは、冬に地上部が枯れるため、地面から3〜4節残して強剪定で切り詰めます。
また、パテンス系などの旧枝咲きのクレマチスは、冬に枯れ枝や、花芽の無い枝のみ先端から5〜10センチほどカットする弱剪定とします。そして、ラヌギノーサ系などの新旧両枝咲きのタイプは、冬に枯れ枝や花芽の無い枝のみ剪定すると、大輪が早くつきます。
誘引
クレマチスは、つるを誘引することで、仕立てたい形状にすることができます。育てる場所の広さや、鉢植え・地植えなどの違いで品種を選びましょう。
鉢植えにする場合、枝の先端だけでなく、下の節にも花が咲く種類が向いています。パテンス系の「晴山」、フロリダ系の「フォンド・メモリーズ」、ビチセラ系の「マダム・ジュリア・コレボン」などがおすすめです。
クレマチスはシーンに合わせて種類を選ぼう
クレマチスには多くの品種があり、庭や鉢植えなどの多様なシーンで楽しむことができます。剪定の方法が品種によって違うため、育てるのが難しいようにも見えます。しかし、生育が早く、強健で育てやすいものもあります。
初心者でも扱うことができますので、色や形などの好みに合わせて、お気に入りのクレマチスを見つけてみましょう。
自分で花を育てよう
初回公開日:2017年11月11日
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