【種類別】エアプランツの育て方・花|ソーキング/水やり
更新日:2020年08月28日
エアプランツの育て方のコツは、水をあげすぎないことです。水をあげすぎると腐ってしまう恐れがあるからです。風通しの良い場所で蒸れないように気をつけることも、花を咲かせる育て方のポイントです。乾燥し過ぎてしまうとしぼんで変色してしまいますので、水やりが全く不要というわけではありません。
週に1〜2回、霧吹きで水が滴るぐらいスプレーしてあげましょう。その後は逆さまにして、優しく水を切るとよいでしょう。葉の気孔が開く夜の時間帯に水をあげるとよく吸ってくれます。
ソーキングって何?
ソーキング(soaking)とは、英語で「水に浸す」という意味です。定期的な水やりをしていても元気がない時は、エアプランツをソーキングしてあげましょう。
やり方はいたって簡単です。室温程度の冷たすぎない水を張ります。エアプランツ全体がすっぽりが入る大きさの器なら何でも大丈夫です。水を張った器の中にエアプランツを優しく浸してあげます。寒すぎない場所に置いてそのまま4〜6時間待ちましょう。ソーキング後は逆さまにしたり、軽く拭いてたりしてエアプランツから余計な水分を取ってあげると、腐敗防止につながります。
エアプランツの育て方の基本になりますが、水のやり過ぎは禁物です。定期的なスプレーだけでエアプランツが元気そうな場合は、無理やりソーキングする必要はありません。
季節別エアプランツの育て方
高音多湿な熱帯雨林地帯の南米が、エアプランツの原産地です。美しい四季がある日本で育てる場合、季節によって育て方に注意が必要です。四季別の育て方をご紹介します。
春
寒い冬が終わり春が来ても朝晩は冷え込むことがあります。エアプランツは寒すぎると生長が止まってしまいますので、室内の暖かく優しい日光が当たる場所で管理しましょう。水やりの際は水が冷たすぎないか、確認してから与えるのが、この季節の育て方のポイントです。
梅雨どきの育て方ですが、屋外で雨に当ててあげるのもよいでしょう。たくさん水を吸ってくれるうえ、風があるので蒸れにくいためです。ただし、朝晩の冷え込む時間帯は避け、直射日光が当たらないようにくれぐれもお気をつけください。
夏
気温が30℃以上になる場合は涼しい場所で管理しましょう。水やりは夕方以降の涼しい時間に与えるのが夏のエアプランツの育て方のポイントです。直接クーラーの風が当たらない場所で管理してあげましょう。
秋
急に寒くなったり、暑さが戻ったり、気温の変化が激しい秋。この時期の育て方として、エアプランツを管理する場所に気をつける必要があります。寒すぎたり、直射日光が当たらない、遮光された光が当たる場所に移動させてあげましょう。室温程度の水を与えてあげましょう。
冬
エアプランツは10℃以下になると生長が止まってしまいます。暖かい場所に移動させてあげましょう。低温時に水やりをすると枯れやすくなったり、芯が腐ってしまう可能性があります。
昼間に水やりをするか、朝晩でしたら室温程度の冷たすぎない水を与えてあげましょう。暖房で室内が乾燥しすぎると、エアプランツも乾燥しすぎてしまう恐れがあるので、湿度を保つように心がけましょう。
100均のエアプランツの育て方
100円ショップでもエアプランツがたくさん売られています。手軽に買えるとはいえ、すぐに枯れてしまうエアプランツを買ってしまったら悲しいです。100円ショップでエアプランツを購入する時の注意点、100均のエアプランツの育て方のポイントをみていきましょう。
100均のエアプランツ購入時の注意点
持っていて重みがあるものを選びましょう。水分をたくさん含んでいて元気がある証拠です。軽いものは、中が枯れてしまっている可能性があるので避けましょう。
葉の色がイキイキとキレイなものを選びましょう。日光不足のエアプランツの葉は、変色しています。また虫に食べられた葉は、黄色や白の斑点がある場合もあります。
株元がスカスカして柔らかくないものを選びましょう。エアプランツは蒸れて腐ってしまうとと株元からバラバラに葉が落ちてしまいます。見た目だけでは判断しにくいので、商品であるエアプランツに傷をつけないように、そっと軽く株元を押してみましょう。柔らかいものは避けましょう。
100均のエアプランツの育て方
初回公開日:2017年12月26日
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。