Search

検索したいワードを入力してください

【種類別】クレマチスの育て方|地植え/冬/白万重/ロウグチ

更新日:2020年08月28日

【種類別】クレマチスの育て方についてご紹介しています。クレマチスの花は古今東西問わずたくさんの人を魅了してきました。そんなクレマチスの育て方を学んでみませんか。今回は特に育て方の簡単なクレマチスばかりを、種類別に紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

【種類別】クレマチスの育て方|地植え/冬/白万重/ロウグチ

シルホサ

■花期:10~3月
■花径:3~3.5cm程度
■ツル性
■落葉
■弱剪定

咲き始めは黄色の入った白花で、咲き続けるうちに白へと変化していきます。小ぶりの花を下向きにつけるクレマチスです。夏の間に休眠するので、葉を落とします。夏に落葉する珍しい品種で、冬の葉は赤銅のようないろになります。夏の蒸れに弱いので、夏は日陰になる場所で管理してあげてください。夏越しに注意すれば、比較的育て方の楽なクレマチスです。

カリシナ

■花期:10~3月
■花径:4~5cm程度
■ツル性
■落葉
■弱剪定

花は黄緑がかった白花で、花弁の内側に斑点があります。スペインのバレーリア諸島に自生しているクレマチスです。ノコギリ状の葉が特徴的で可愛らしいのですが、日本では夏に葉を落として休眠します。夏は風通しの良い日陰で管理します。夏越しさえうまくできれば、比較的育て方の楽なクレマチスです。

アンスエンシス

■花期:12~1月
■花径:3~4cm程度
■ツル性
■落葉・ベル咲
■中剪定

クリーム色がかった白い花を釣り鐘のように下向きに咲かせる、冬咲きクレマチスです。一年を通して葉がグリーンの常緑種です。葉は冬の間も光沢のあるグリーンを楽しめます。非常に生育旺盛でとても丈夫な強健種なので、育て方はいたって簡単です。剪定を遅くても8月中には済ませると、翌冬たくさんの花を楽しめます。

クレマチスの地植えでの育て方

クレマチスを地植えにする場合の育て方です。水やりは土が乾いたらたっぷりと与えてください。夏の蒸れに弱い品種が多いので、風通しに注意しましょう。

クレマチスは、根をいじられるのが嫌いという特徴があります。一度地植えにしたら掘り返したりしない方がいいでしょう。植える際には、場所をよく考えて決めてください。

植え付け時の注意点として、必ず深植えにするようにしてください。1~2節は土に埋まるようにすると、地上部が病気になっても株を守ることができます。病気で地上部がかれてしまっても、剪定することで土中から新しい芽が出てきます。

クレマチスの鉢植えでの育て方

クレマチスの鉢植えでの育て方です。水はけのいい培養土に植えてください。植え替える際は一回り大きな鉢を選んでください。

クレマチスは根をいじられることを嫌いますので、植え替えの際は根を傷つけないように気をつけてください。植える時は、必ず1~2節は土中に埋まるようにしてください。これは、地上部が病気になった株を守るためです。地上部を剪定することで、中から新しい芽をだしてきます。

クレマチスはツル性の品種が多いので、植え付け後は支柱に誘引します。クレマチスの育て方で誘引は大切な作業です。

クレマチスの冬の育て方|冬越しの方法

クレマチスの冬の間の育て方です。クレマチスは非常に品種が豊富ですので、購入時に鉢植えにつけられているラベルを確認してください。

一部の冬咲きクレマチスを覗いて、冬の間に花を咲かせなくなる品種は、休眠期に入っています。育て方の注意点として、休眠中は根に刺激を与えるようなことはしないようにしましょう。水やりは土が乾いてから与えるようにしましょう。剪定も花をつけていない冬の間に行います。それぞれの剪定方法に従って剪定してください。この時に、傷んだ枝なども整理します。

冬咲きのクレマチスは、冬の間が一番元気な時ですから、水やりに注意してお花を楽しみましょう。育て方の注意点はとして、冬の間の水やりは午前中に行うようにしてください。夕方に水やりをすると、鉢に残った水分が夜間に凍って、根を傷めてしまいます。

クレマチスにチャレンジしてみましょう!

クレマチスの育て方について、種類別にご紹介しました。いかがでしたか。意外と身近に感じていただけたでしょう。クレマチスは多様な品種があり、クレマチスだけで庭をいっぱいにしているような、クレマチスマニアも存在するお花です。それだけ人を魅了する力の強い植物だということです。

クレマチスは環境さえ馴染めば、たくさんの花を咲かせてくれる植物です。自宅の庭やバルコニーで育てたものを、切り花にして花瓶に活けたり飾ったりするのも、優雅で素敵です。手間がかからず、丈夫で美しいクレマチスを育てて、生活に彩りを添えてください。その優しい花姿に癒されて、気持ちが豊かになるでしょう。

初回公開日:2018年01月02日

記載されている内容は2018年01月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related