ハーブの虫除けの効果・ハーブの虫除けスプレー|蚊/ゴキブリ
更新日:2020年08月28日
小さい子どもがいても安心!ハーブの虫除け方法とは
暖かい季節になると、外の風景が賑やかになってきます。この賑やかさの中に害虫と呼ばれる虫も潜んでいます。
この害虫を駆除したり、あるいは未然に付くことを防ぐために、市販の虫除けスプレーなどを利用する人も多いでしょう。けれども、家庭に赤ちゃんや小さい子どもがいる場合、できる限り体に優しい無添加・防腐剤無しなどの天然の原材料で作られたものだと安心します。
そこで、ここでは虫除け効果の高い「ハーブ」を使った防虫・除虫方法を紹介していきます。また、併せてハーブの基本情報やその種類、ハーブの虫除け効果などをみていきます。
ハーブとは
健康や美容に用いられる「ハーブ」の歴史は古く、紀元前2000年ごろの古代エジプトでは、あのミイラの防腐剤として使用されていたといわれています。
ハーブの語源は、ラテン語で草を意味する「Herba(ヘルバ)」とされ、ハーブの特徴は心身に対して穏やかに作用し、体と心のバランスを健やかに保つ・回復させることです。ハーブが持つ独特の香りや味、色を楽しむだけではなく、その薬効性によって今では広く世界で親しまれています。
ハーブは花や葉、茎を生のままで使用したり、もしくは乾燥させて使うことができます。そのため、ハーブを料理の風味づけに使用したり、食材の保存性を高めるために使用できます。
また、ハーブを煎じることでハーブティーとして飲むことや乾燥させてポプリとして香りを楽しむこともできます。さらに、ハーブの成分を化粧品に配合することで美容にも用いられています。
ハーブの虫除けの効果
心身のバランスを整える働きをするハーブは、虫除けとしても効果を発揮しています。ハーブが持つ香りや成分には虫が嫌う成分があることで、忌避効果が生まれます。
ここでは、ハーブの虫除け効果とその対象や場所についてもみていきます。また、ハーブの虫除け効果に関しては、医師が監修しているサイトを参考にしています。
虫除け効果がある理由
最近では、ハーブを虫除けとして使用することが多くなっています。その理由となるのが、ハーブが持つ忌避効果です。
ハーブなどの植物は、虫といった天敵に襲われても逃げることができません。そのため、虫などに侵害されるのを防ぐために、虫や動物が避ける成分を生成しているといわれています。その成分を虫除けとして用いたのが、ハーブによるアロマ虫除けです。
ただ、虫の種類によって嫌う香りが異なるため、ハーブもそれに応じて使い分けを行なっていきましょう。
虫除け対象とその場所
ハーブにはさまざまな種類があり、その種類ごとによって遠ざける虫は異なります。
今回は、虫といえばイメージする「蚊」や「蛾」をはじめ、観葉植物などに付く「アブラムシ」、そして家に出る虫としては嫌われ度No.1「ゴキブリ」に忌避効果が期待されているハーブを紹介していきますので、参考にしてください。
虫除け対象:蚊
夏場によく悩まさされる虫といえば、「蚊」です。その蚊は、呼吸によって出る二酸化炭素で集まるといわれていますが、運動などで出る「汗」にも反応するとされています。
蚊に刺されやすい人と刺されにくい人との差は、この汗とともに分泌される「L-乳酸」という物質の量が一因となっていると考えられています。
そのため、特に汗のかきやすい夏場には、忌避効果のあるハーブを多めに摂ることで、蚊除け効果を発揮できるでしょう。
また、摂取するハーブにはシトロネラ、レモングラス、ローズマリー、ラベンダー、ティートゥリーなどが効果的とされています。赤ちゃんや小さい子供がいる家庭や肌が敏感な人などにです。
初回公開日:2018年03月31日
記載されている内容は2018年03月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。