きれいな色使いの選び方のコツ・北欧の色使いの特徴|インテリア
更新日:2020年08月28日
きれいな色使いの選び方とは?
私たちは、日々の生活の中でさまざまな色使いを選んでいます。毎日のコーディネート、部屋の家具、ご飯の彩り、誰かへのプレゼントなど、普段意識はしていませんが、例を挙げればキリがありません。グラフィックなどを仕事にしている人は、ほぼ毎日色使いと向き合っている事でしょう。
コーディネートを考える時に、何だかチグハグになってしまう、イメージと違うという事はありませんか。上手な色使いのコツとは、一体どのような物なのでしょうか。
色の成り立ちとは?
おしゃれな色使いや、センスのある色使いとは、色使いのコーディネートが上手な人と言えます。色使いが上手くなるためには、色の色相、明度、彩度といった、色の成り立ちを考える事がポイントです。
色相というのは、色の違いの事です。例えば苺の赤、カーネーションの赤、空の色の青、海の色の青など、ざっくりとした「赤」や「青」といった括りで分けられています。これらを12色に分けて並べたものが12色相環といい、向かい合った色同士が補色となり、お互いの色味を引き出す色です。
明度とは色の明るさの度合いです。白に近い色ほど高く、黒に近い色ほど低くなります。パステルカラーは明度が高いという事です。彩度は色の鮮やかさの度合いです。ビビッドなイエローやオレンジ、グリーンなど鮮やかで華やかな色味の物は彩度が高く、柔らかなベージュやピンクなどのソフトな印象の物は彩度が低いと言えます。
おしゃれな色使いとは?
おしゃれな色使いができるというはセンスがある人の事を指しますが、色使いのセンスを上げるには、色の表し方を上手になるという事がポイントです。例えば、色にはそれぞれメッセージ性や、イメージがあります。
「赤」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか。赤とは燃える火のイメージのため、情熱的でエネルギッシュな印象を受けます。青だとクールで知的、爽やかな印象を受けます。
明度と彩度を組み合わせた色調の事をトーンと呼びます。色の印象や雰囲気を表現しやすくなるため、2色以上の色使いをする時に選びやすくなったり、イメージが考えやすくなったりします。その時の方法として、色のメッセージ性を捉えられるようになると良いでしょう。
ファッションの色使いのポイントとコツとは?
毎日のコーディネートをする中で「何かイメージしていたコーディネートと違う」や「買った時の印象と違うな」と感じたことはありませんか。野暮ったくなく、スタイリッシュにおしゃれな色使いができるようになるには、どのようなコツがあるのでしょうか。
「70: 25 : 5」の法則とは?
「70: 25 : 5」の法則とは、ファッションやグラフィックの色使いの基準となる配色比率の事です。ベースカラーが70パーセント、メインカラーが25パーセント、アクセントカラーが5パーセントという3色を使用した割合が1番バランスが良いとされています。
ファッションの場合、スやボトムスが大体の面積を占めるため、ベースカラーはここになります。メインカラー、アクセントカラーの厳密な区別は難しいので、1色か2色ほどアクセサリーや目を引くアイテムをここに持ってくると良いでしょう。アクセントカラーとは、普段よく耳にする「差し色」の事です。
初めのうちは白や黒、ネイビーなど合わせやすい物をベースカラーにして、カラフルな小物をアクセントカラーにするとコーディネートが上手くいくでしょう。
色使いと色の数とは?
「70: 25 : 5」の法則でご紹介したとおり、3色程度でコーディネートをまとめる事がコツです。1色だけやモノトーンだけのコーディネートは、実はとても上級者向けとなります。ベースカラーでモノトーン系統を選び、他の色をアクセントカラーとして選ぶという使い方はとてもやりやすく、コーディネート方法です。
北欧の色使いの特徴とは?
北欧風の色使いと聞いて、どのようなイメージを持ちますか。雪が多く、寒い日が多い北欧の国では、気分を明るくするために、明るく柔らかい色味のインテリアなどを好み、コーディネートしています。優しいニュアンスカラーのインテリアはとても可愛く、日本でもです。北欧風の優しく、心地よい空間を作るには、どのようなポイントがあるのでしょうか。
ニュアンスカラーとは?
初回公開日:2018年03月19日
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