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ヤドカリの飼育セット・飼育方法・水|淡水/真水/海水

更新日:2020年03月04日

潮干狩りや潮だまりでよく見かける動物といえば、ヤドカリ!貝を背負ってのんびりと歩く様子が可愛いヤドカリは、現在ペットとして初心者でも簡単に飼育ができます!今回はヤドカリの飼育に必要なグッズや、飼育のコツについてご紹介します。

ヤドカリの飼育セット・飼育方法・水|淡水/真水/海水

人工海水

飼育するためには海水が必要不可欠です。常に天然の海水を取りに行けるならそれが一番ですが、できない場合は人工海水を作る必要があります。カルキ抜きした水道水に、塩分比重が1.023になるように混ぜます。これよりも濃いとヤドカリにとって有害な海水となるので気を付けて作る必要があります。

粉タイプのものを購入すると、少量でも作れるので便利です。海水が必要か、どのように作ったらよいかは、この後詳しくご紹介します。

木登り用・隠れ家用の木

木登り用にガジュマルの木を

ペットとして人気のオカヤドカリは、沖縄の浜から離れた陸地に生息し、木登りもする種類のヤドカリです。よって、水槽に現地、沖縄のガジュマルの木を用意すると喜んで遊びます。そして、オカヤドカリはガジュマルの葉が好物です。控えの木を常に用意するようにしましょう。

専門店では、ガジュマルの木を通信販売しています。

隠れ家用に流木を

ヤドカリはとても臆病な動物です。人影や動くものが見えるとすぐに物陰に隠れます。そのため、熱帯魚用に販売されているものや、海で拾った流木を必ず入れましょう。飼育する際に脅かしたり、ストレスを与えないようにしたりする工夫も必要になります。

また、流木にはさまざまな形のものがあるので、水槽のデザインを楽しむこともできます。自分がよいと思った流木を選びましょう。

ヒーター

一年中暖かい沖縄に生息するオカヤドカリはもちろんですが、一般的に海で見られるヤドカリも、水温が10℃を下回ると動きが鈍くなります。そこで、冬場の飼育はヒーターが必須となります。小動物の飼育用に販売されているヒーターパネルを水槽の下に敷くと、暖かくなります。ヤドカリを飼育する際は20~25℃に保つようにしなければなりません。水温も最低でも15℃には保たれなければいけません。

ヤドカリの飼育は淡水でないといけないのか

まず、ホンヤドカリなど水棲のヤドカリを飼育するなら淡水は必要ありません。天然か人工的に作った海水を水槽に張り、定期的に水替えをすれば大丈夫です。

陸上で暮らすオカヤドカリを飼育する際には、淡水、つまり真水も必要となります。カルキ抜きをした水と海水を両方用意し、入れてあげるようにしましょう。

ヤドカリの飼育方法

餌は何をあげればいいの?

ヤドカリ用のエサ

現在はヤドカリ専用のエサが販売されていますが、ヤドカリ専用でなくても大丈夫です。ザリガニ、熱帯魚、川魚用などの水棲動物用の餌なら何でも問題ありません。特にヤドカリ専用のエサはカルシウム、ミネラル、たんぱく質などヤドカリに必要な栄養バランスが整っています。

しかし、ヤドカリは動物としては昆虫に近いので、虫よけの素材が入っているものは避けるべきです。そして、オカヤドカリを飼育する際は、力が強い種類なのでエサ入れは重い陶器にしましょう。

海産物

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初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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