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2019年03月19日

医療費控除で予防接種が対象になる場合|控除対象の代表例6つ

医療費控除という税制度について解説しています。一年間に医療費として使った費用は確定申告で還ってきます。医療費控除の対象となるのはどのような費用なのか。意外な費用も医療費として計算できます。あわせて予防接種は医療費控除の対象となるのかなどについてまとめました。

医療費控除で予防接種が対象になる場合|控除対象の代表例6つ

医療費控除とは

医療費控除とは、治療や怪我の回復などにかかったお金を医療費として国に申請することで、支払った額の何割かが戻ってくる制度のことです。納税の際に国に申請することで、控除として払った税金の何割かが戻ってきます。

医療費として国に収める税金のうちのいくらかを差し引いてあげるというのが、医療費控除の意味になります。医療費としてその年にかかった費用を国に申請することで、その分の税金を差し引いてくれる制度です。

その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記3参照)の所得控除のこと

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

どこで申請するのか

医療費控除はどこで申請すればいいのでしょうか。税金の申請は確定申告で一年に一度申請するのが一般的です。

確定申告は基本的には確定申告の際に所轄税務署長に提出するか、電子申告(e-tax)にて申告を行います。ネット上で確定申告を行いたい場合は電子申告(e-tax)が便利です。

税務署で行う場合は自分の所轄の税務署がどこなのか事前に確認しておくと非常にスムーズに確定申告を行うことができます。

医療費控除に関する事項その他の必要事項を記載した確定申告書を所轄税務署長に提出するか、電子申告(e-tax)にて申告してください。

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

申請する期間

その年の1月1日から12月31日までの間の治療にかかったお金を医療費として確定申告することができます。

確定申告の期間は毎年2月中旬から3月上旬です。確定申告の前に医療費控除を考えている方は必要な準備を整えておきましょう。

医療費控除の対象になる代表的な例6つ

具体的にはどういったものが医療費控除の対象となるのでしょうか。詳しくどのようなものが控除の対象でどういったものは除外されているのかが国税庁のHPに載っています。代表例とともに詳しくみていきましょう。

例1:治療目的の医療費

治療目的の医療費は、医療費控除として申請できます。

一般的医療機関(病院、医院など)ではなくても、目的が治療だった場合は医療費として申請することができます。

例えば、あん摩マッサージや鍼灸、柔道整復師などによる治療や施術も医療費として申請することが可能です。ただし、注意していただきたいのが、施術などがあくまで治療目的であった場合に限るという点です。

リラックスのためや疲れを取るためなどは治療ではないとみなされ医療費控除の対象とはなりません。

1 医師又は歯科医師による診療又は治療の対価(ただし、健康診断の費用や医師等に対する謝礼金などは原則として含まれません。)
4 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術の対価(ただし、疲れを癒したり、体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません。)

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

例2:妊娠・出産にかかった医療費

妊娠・出産にかかった医療費も申請対象として申請することが可能です。妊娠と診断されてからの定期検診費用や、検査費用、通院費用なども申請対象に含まれます。

妊娠期間中に、例えば出産のために病院に入院する際、電車やバスなどの交通機関は使えない場合もあります。そういったときにタクシーで病院まで移動したときのタクシー料金も医療費控除の対象となります。

妊娠期間中はそのほかの通院費用も医療費控除の対象となります。また、出産の際に助産師による出産でも出産による医療費控除の対象となります。

(1) 妊娠と診断されてからの定期検診や検査などの費用、また、通院費用は医療費控除の対象になります。
(2) 出産で入院する際に、電車、バスなどの通常の交通手段によることが困難なため、タクシーを利用した場合、そのタクシー代は医療費控除の対象となります。
6 助産師による分べんの介助の対価

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

例3:薬局で買った治療薬の購入代金

薬局で購入した治療薬も医療費控除の対象となります。

例えば軽い風邪を引いて薬局で購入した市販の風邪治療薬を買ってきました。その市販の風邪薬を飲むことで、しばらくしたら風邪は治りました。という場合があったとします。

この場合風邪薬で完治した場合は、自分で風邪の治療を行ったとみなされ、医療費控除の対象となります。注意するのはビタミン剤やサプリメントなどは治療ではなく健康増進目的とみなされてしまいますので、控除の対象とはなりません。

2 治療又は療養に必要な医薬品の購入の対価(風邪をひいた場合の風邪薬などの購入代金は医療費となりますが、ビタミン剤などの病気の予防や健康増進のために用いられる医薬品の購入代金は医療費となりません。)

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

例4:通院のための交通費

通院のための交通費も医療費控除の対象となります。ただし、あくまで通院するために必要だった医療費という意味での申請になります。

したがって、自家用車で通院する際のガソリン代や駐車場代などは控除の対象には含まれません。移動費や交通費という名目になってしまうような費用は対象とはなりません。

(1) 医師等による診療等を受けるための通院費、医師等の送迎費、入院の際の部屋代や食事代の費用、コルセットなどの医療用器具等の購入代やその賃借料で通常必要なもの(ただし、自家用車で通院する場合のガソリン代や駐車場の料金等は含まれません。)

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

例5:通院のための松葉杖などの費用

通院にかかる松葉杖や補聴器、義手、義足などの購入費用も医療費控除の対象となります。

通院するため、医療を受けるためには松葉杖や補聴器が必要だったということになりますので医療費控除の対象となります。医療を受けるためにどうしても必要だった経費は医療費に含まれますので、医療費控除の対象となります。

(2) 医師等による診療や治療を受けるために直接必要な、義手、義足、松葉杖、補聴器、義歯などの購入費用

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

例6:治療目的の針・灸・指圧などの費用

針・灸・指圧などの費用も治療目的で行ったのであれば医療費控除の対象となります。ですが、疲れをとるためであったりリラックス目的では控除の対象ではありませんので注意が必要です。

4 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術の対価(ただし、疲れを癒したり、体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません。)

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

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予防接種は医療控除の対象になるのか

各種感染症を予防するための予防接種は医療費控除の対象となるのでしょうか。

予防接種は感染症予防という観点では治療の一環のように思えますが、あくまで予防なので曖昧な部分です。予防接種は医療費控除の対象なのでしょうか。

体の怪我や病気の治療などに必要だったお金はあんま・マッサージやはり、灸、柔道整復師などの施術でも治療費として申請できるようですが、予防接種費用は医療費として医療費控除の申請ができるのでしょうか。

基本は対象にならない

基本は予防接種は医療費控除の対象とはなりません。代表例であったのと同じように予防接種を医療費控除の対象として申請をしても、予防接種は医療費控除の対象として認定はされません。

予防接種がなぜ基本的には対象とはならないのか、詳しく見ていきます。

(注) 平成29年1月1日から平成33年12月31日までの間に支払う特定一般用医薬品等の購入費は、その年中に健康の保持増進及び疾病の予防への取組として一定の健康診査や予防接種などを行っているときに、選択によりセルフメディケーション税制(特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例)の対象となります。

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

例外もある

例外もあります。予防接種を受けた際にセルフメディケーション税制として申請するか、その予防接種が医療的な治療だったとみなされた場合です。

セルフメディケーション税制は、医療費控除の特例として健康の維持増進、疾病予防への取り組みとして一定の取り組みを行う個人がスイッチ医薬品を購入した際に受けることができる控除のことです。予防接種にセルフメディケーション税制が適用できる場合は申請の対象です。

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。

出典: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/00001248... |

医師が必要と判断した場合

特例として予防接種を受けた場所(総合病院など)で診断された医師がその予防接種を必要な医療的治療だったと判断した場合は医療費控除の対象となります。診察した医師がその予防接種を治療というふうにみなせば、予防接種は医師が行った治療になりますので予防接種は医療費控除の対象となります。

治療にかかった年間の費用を合計してみよう

控除の期間はその年の1月1日から12月31日までですので、確定申告の前の時期に一年間にかかった医療費を合計してみましょう。医療費控除を申請して最高で200万円が医療費控除額として帰ってきます。

どのくらいの医療費が控除額として帰ってくるのかは簡単な計算で求めることが可能ですので、気になる方は計算してみるといいでしょう。

医療費控除の金額は、次の式で計算した金額(最高で200万円)です。
 (実際に支払った医療費の合計額-(1)の金額)-(2)の金額

出典: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1... |

領収証やレシートは保管しておこう

領収書やレシートは確定申告の際に医療費控除の申請に使用できますので一年間大事に取っておきましょう。

領収書やレシートがないとその支払を証明できないので、最悪控除対象として換算されなくなってしまいますので、医療費控除を考えている方は一年間は大事にとっておくことをおすすめします。

医療機関の領収書の他にもあんま・マッサージのときの施術のレシートや、薬局で風邪薬などの治療薬を購入した際はそのレシートも申請に必要になりますので大事にとっておきましょう。

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