自動車にかかる維持費の種類と毎月かかる維持費|節約方法9つ
更新日:2020年08月28日
車検代
車検代は対象の車種により異なりますが、基本的に車検には法定費用と車検基本料があります。法定費用とは自賠責保険・重量税・印紙代の総費用です。
車検基本料とは車検の最低金額と考えたらいいですが、ここには車の部品の交換費用は含まれていないため実際は車検基本料金以上になります。
また車検を受ける場所によっても車検基本料は異なります。車検を行う場所にはディーラーや民間整備工場などがあります。
自賠責保険
自賠責保険は強制保険のため、これに加入していなければ車検を受けられません。自賠責保険料は車検時にディーラーが立て替えて支払うこともありますが、車検費用と一緒に請求されます。
自賠責保険料は自家用乗用車で25,830円で、軽自動車は25,070円になります。紹介した自賠責保険料は24カ月分です。
自賠責保険は一見高く感じますが、自家用乗用車の場合は月に直せば1076円程度なので十分に払える額です。
重量税
車検時には重量税も支払いますが、一括払いです。重量税の内訳は下記になります。
・500kgは8,200円
・500kg~1t以下は16,400円
・1t~1.5t以下は24,600円
・1.5t~2t以下は32,800円
・2t~2.5t以下は41,000円
重量税は車の車両重量により課せられる額が決まります。紹介した税額を12で割れば月あたりの税額を求められます。
種類3:メンテナンス代
メンテナンス代も車の維持費に関わってきます。定期的にディーラーや整備工場にメンテナンスを依頼するオーナーもいますが、自分で月に何回か点検して自らメンテナンスするオーナーもいます。
メンテナンスの種類により1人でも交換できるものがあります。しかし少しでも不安を感じたら業者にメンテナンスを任せた方がいいです。下記では主に発生する車のメンテナンス項目を紹介していきます。
エンジンオイル
車のエンジンオイルにはエンジンをスムーズに作動させるなどの役割がありますが、1人でも交換は可能です。エンジンオイルの交換は毎月する必要はなく、5,000kmぐらい走行したあとで交換するのが一般的です。
エンジンオイルが劣化してくれば車の燃費にも影響を与えます。またエンジンがスムーズに作動しなくなるためパワーが低下する可能性もあります。
オイルエレメント
オイルエレメントとはエンジンオイルを濾過する働きをします。オイルエレメントは円状のフィルターですが、走行距離に比例して汚れが目立つようになります。
オイルエレメントも定期的に交換する必要がありますが、エンジンオイルと同じく毎月交換する必要はありません。交換の時期としてはオイルエンジンを交換したときでいいでしょう。
ワイパーゴム
ワイパーは雨の日に必要ですが作動中はワイパーゴムが劣化していきます。ワイパーゴムが劣化するとワイパーの役割を果たせません。ワイパーゴムを月ごとに交換する必要はありませんが、消耗品のため定期的に交換しなくてはいけません。
定期的に交換するワイパーゴムは維持費として計算しておくべきです。ワイパーゴム自体は高い物ではありません。しかし、使い方にもよりますが12カ月程度での交換が必要になります。
ブレーキオイル・パッド
ブレーキオイルが劣化してくると適切に油圧がかからなくなり、ブレーキの利きが悪くなります。下り坂なのでブレーキがかからなくなれば大変です。ブレーキオイルは月ごとに交換する必要はありませんが、数年に一回は交換した方がいいです。
ブレーキパッドはブレーキを踏んだときにディスクを挟むようになっています。それでブレーキがかかるようになります。ブレーキパッドも車の維持費として計算しておく必要があります。
タイヤ
初回公開日:2018年11月28日
記載されている内容は2018年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。