プラスチックの黄ばみの取り方|オキシドール/漂白・防止方法
更新日:2020年07月16日
続いては、場所別のプラスチックの黄ばみの落とし方について解説していきます。場所によって、使える洗剤や黄ばみの落とし方が変わってくるため、ぜひ参考にしてください。
洗面所
洗面所で使用されているプラスチックの黄ばみの落とし方について解説していきます。洗面所で使用されているプラスチックと言えば、洗面台に使われているプラスチックの黄ばみが気になることが多いのではないでしょうか。
備え付けの洗面台の場合、漬け置きして黄ばみを落とすことが難しくなるため、オキシドールでの「湿布」で黄ばみを落とす方法がおすすめです。先ほど解説したように、オキシドールを湿布に染み込ませ、黄ばみが気になる部分に湿布をし、しばらく放置した後、乾いた布やティッシュなどで拭き取ります。
なかなか黄ばみが取れない場合は、湿布をする時間を長くして、何度かこの方法を繰り返してみてください。どうしても黄ばみが取れない場合は、キッチンハイターや漂白剤を使用した湿布をし、湿布後に濡れた雑巾で何度か水拭き後、乾拭きをして仕上げることがおすすめです。
ウォシュレット
ウォシュレットは、黄ばみや汚れが気になる部分です。ウォシュレットの黄ばみは、日焼けや経年によってできる黄ばみではなく、尿が付着することによって尿石が溜まることで発生する黄ばみの場合がほとんどです。
尿は「アルカリ性」ですから、「酸性」の洗剤を使って黄ばみを中和させることで、黄ばみを取り除くことができます。
ウォシュレットが取り外せる場合は、ウォシュレットを取り外し、外やお風呂場などで掃除することをおすすめします。その際には、トイレ用洗剤の「サンポール」を使用することをおすすめします。サンポールは酸性洗剤のため、アルカリ性の尿汚れにぴったりです。
ウォシュレットには電気が通っているため、漬け置き洗いできないことがほとんどでしょう。そのため、サンポールを付けた布で拭き上げるか、キッチンペーパーを湿らせ、サンポールを染み込ませて湿布をする方法がおすすめです。
浴槽
浴槽がプラスチック製の場合は、黄ばみが気になることが多いでしょう。普通のお風呂用洗剤で洗っても、黄ばみが取れないため、気になっている方は多いのではないでしょうか。
しかし、浴槽のプラスチックは大きなプラスチックで、傷が付いたり変色したりしても、すぐに取り換えることが難しいでしょう。そのため、黄ばみも慎重に落とす必要があります。
浴槽のプラスチックには、「メラミンスポンジ」を使うことがおすすめです。メラミンスポンジは、さまざまな汚れを水だけで落とすことができるため、薬剤によって浴槽のプラスチックを傷つける心配がありません。
メラミンスポンジで擦っても黄ばみが落ちない場合は、「クエン酸水」や「酢」を使って掃除しましょう。浴槽の黄ばみは水垢の可能性が高いため、水垢に効く酢やクエン酸水で湿布をし、水洗いすることで黄ばみが取れる可能性があります。
エアコン
エアコンは、部屋の高いところに設置されていることがほとんどのため、漬け置きで黄ばみを落とすことが難しくなるでしょう。エアコンの黄ばみを落とす際は、やはり湿布法がおすすめです。
エアコンの黄ばみの原因は、煙草のヤニや、日焼けによって引き起こされていることがほとんどです。煙草のヤニによって黄ばみが発生している場合は、「マイペット」などのお掃除スプレーを使用することで、黄ばみを落とすことができます。
日焼けによって黄ばみが発生している場合の方が厄介で、この場合は「ワイドハイター」や「オキシドール」を使って湿布をし、湿布後に水拭きをする方法がおすすめです。
湿布をする際は、薬液が目や口に入らないように、ゴーグルやマスクを付けて行いましょう。また、液体が垂れてくる場合があるため、エアコンの下に新聞紙やビニールを敷いて黄ばみ取りを行いましょう。
インターホン
インターホンの場合は、インターホンのカバーが取り外せる場合があります。取り外せるタイプの場合は、電池や配線がない場合は、ワイドハイターで漬け置きを行いましょう。ワイドハイターに漬け置きする際に、日光に当てるとより黄ばみが取りやすくなります。
取り外しできないタイプのインターホンの場合は、こちらもオキシドールでの湿布法がおすすめです。日光による黄ばみはなかなか落とすことが難しいため、何度か繰り返し湿布をすることで、黄ばみを落とすことができます。
キーボード
初回公開日:2017年12月11日
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