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革靴のひび割れの修理方法・補修方法・おすすめのパテ

更新日:2019年04月25日

スーツに革靴を履けばそれだけでビシッと決まります。しかし革靴は扱いによってひび割れを起こすことがあります。ひび割れがひどくなる前になんとかしたいものです。修理や修復、どうしたらキレイに履き続けれるか革靴の日々の扱いについて考えます。

革靴のひび割れの修理方法・補修方法・おすすめのパテ

革靴のひび割れの修理方法

革靴のひび割れは靴屋さんでも元のような状態に修理することは、残念ながら無理であると言われています。補修して少し目立たなくするくらいしかできません。靴屋さんに「ひび割れの修理は無理なんです」と言われたことがある方もいるのではないでしょうか。

重度のひび割れになると直すことは難しくなってしまうので、ひび割れが軽いうちにそれ以上悪化しないようにメンテナンスをすることで目立たなくすることができます。

革靴のひび割れを修理する方法
1.ブラシで状態を改善
2.パテで埋める方法
3.紙ヤスリを使って削る方法
4.パッチを貼って革靴のひび割れを隠す方法

この3つの方法のうち自分でも修理することができるのは、ブラシ、パテと紙ヤスリで直す方法です。パッチを貼ってひび割れを隠す方法は、自分では直すことができないので靴修理店にお願いしましょう。

革靴はどうしてひび割れるのか?その原因

革靴を大切にお手入れしていても、気がつくとひび割れてしまうことがあります。その原因は、乾燥が一番多いと言われています。乾燥することによって靴の表面上にシワができてしまい、段々ひび割れになってしまいます。

革靴の乾燥

革靴は動物の皮からできていますので、私たちの皮膚(肌)と同じように、革の乾燥を避けなければなりません。お手入れをしっかりしないと乾燥して傷んでしまいひび割れを起こしてしまいます。

間違った革靴のお手入れ方法

革靴を大切に何年も履きたいと思うあまり、丁寧にたっぷりクリームを塗ってお手入れしてしまうと、革靴の革はよく息をすると言われるように、そのクリームの塗りすぎによって通気性を損ねてしまいます。そのクリームが時間の経過とともに酸化してしまい負担がかかり、それが原因でひび割れが起こってしまうことがあります。

クリームの量が多すぎても、革靴は傷んでしまいますし、手入れ不足も革靴を傷ませてしまいますので注意が必要です。靴に栄養を与えるクリームは毎日使う必要はなく、月に1度ほどの使用で良いでしょう。

革靴の履きすぎによるひび割れ

お気に入りの革靴のため、いつも履き続けていると革が疲れてしまい傷んでしまいます。休めることも必要です。革靴を長く履き続けるためには、複数の革靴を使用し毎日履き続けないことが、革靴を長持ちさせる方法です。1日履いたら次の2、3日はお休みした方が良いでしょう。

軽い革靴のひび割れを補修

軽いひび割れは馬毛ブラシで汚れを落としクロスで磨く、それだけで目立たなくきれいになることがあります。ブラシだけで改善されない時は、クリームをつけて豚毛ブラシをかける。クロスやストッキングでみがくとツヤが出てきます。汚れがひどい時は、クリーナーを使いましょう。

軽いひび割れ補修やひび割れの予防になるお手入れ道具は、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、靴クリーナー、靴クリーム(乳化性クリーム)、クロスです。これがあれば、軽いひび割れの改善、予防になります。

革靴のひび割れをパテで補修

軽いひび割れの箇所はブラシをするだけで直りますが、ブラシだけでは改善されない時、パテを使って補修する方法があります。中間くらいのひび割れはパテを使い、ひび割れしているところに埋めてひび割れを目立たなくします。その上から革靴にあった色のクリームを塗ると、より目立たなくすることができます。

しかし屈曲部分のひび割れには、パテで埋めて補修してもすぐととれてしまう場合があり、革靴の修理店に相談するのが良いでしょう。ひび割れは軽いうちに手当してそれ以上進行しないよう予防するのが良いでしょう。

おすすめのパテ

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初回公開日:2018年01月30日

記載されている内容は2018年01月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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