Search

検索したいワードを入力してください

フローリングの傷の補修方法|自分で/業者/猫/無垢/新築

更新日:2020年08月28日

フローリングの床はどのような家庭でも今では当たり前のものとなっていますが、その当たり前となっている床は傷だらけになってしまうことも当たり前となっています。しかし、フローリングの傷は補修する方法が色々とあるのです。今回はこの傷補修方法について詳しく解説します。

フローリングの傷の補修方法|自分で/業者/猫/無垢/新築

フローリングの傷の補修方法

フローリングの汚れならば掃除をすることで除去することはできますが、それが傷となった場合は掃除では対応が不可能になり、補修作業が必要になってしまいます。この補修というのは実際に行ったことがある人は少ないので、ある程度の事前知識を用意しておく必要があります。

無垢の場合

フローリングが無垢の場合はできる限り水分をゆっくりと含ませながら温めて、ぬれタオル1枚越しにアイロンで押し当てるという方法が重要になります。これは木材の性質を利用した直し方で、温めて膨らませることで傷やへこみを目立たなくさせるという方法です。

タオルなどの布をしっかりと湿らせることがポイントであり、アイロンを当てるときは5秒当てて5秒離すというサイクルを3回程度行えば十分です。これらの道具は家の中で簡単にそろえることができますので、誰でも実行が可能というのも特徴となっております。

ただし、フローリングの表面にコーティング剤が使われているような床は熱を加えることで浮かび上がって変色してむしろ悪化するケースもありますので、コーティングされているのかどうかの確認はしましょう。

小さな傷の場合は画鋲を使う方法もある

フローリングの場合は、画鋲を使って傷がついている部分にあえて小さな穴をあけてから水を垂らすという方法でも傷跡を隠してくれるようになります。木材は水を含むと膨張しますので、その性質を利用した傷の補修方法です。

大量に水を含ませればそれだけ治りが早くなるというわけではありませんので、できる限り垂直に小さな穴を何カ所か開けて少量の水を垂らしてあげましょう。これは現場で働いている大工の方々が行っているテクニックの一つなので、フローリングの傷補修テクニックの一つとして覚えておくと必ず役に立ちます。

かくれん棒といった補修キットを使う

フローリングの傷を補修する方法というのは実に多彩に備わっています。その方法の一つが市販されているフローリングの傷補修キットを購入して使うというというものになります。代表的なものはやはり「かくれん棒」でしょう。

使い方はキットによって異なりますが、かくれん棒で説明いたします。浅い傷ならばそのまま蝋を塗り込んでいらない部分を拭き取るだけで補修は終わりです。ある程度深い傷ならば蝋をスプーンで切り取ってフローリングの色に合わせて調合し、ライターを使って蝋を溶かしてそのまま傷に流し込みましょう。

後は1分程度乾くまで放置して、盛り上がってしまった部分や傷からはみ出てしまった部分を削り取ってください。定規や下敷きで十分削れます。その後は水で濡らした布でなじませましょう。

ドライヤーと付属のヘラで、僅か5分程でできました!
結構目立つところなのに、まだ家族は気づいていません。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%8... |

「家族で補修屋さん」などの補修キットについて

かくれん棒のようなキットはホームセンターで安価で購入できますし、フローリングの浅い傷から深い傷まで使えるかなり万能なキットなので、フローリングの床に住んでいる家庭は傷がついた時用に常備しておくといいでしょう。

それ以外にもかくれん棒のように簡単作業で傷の補修ができる「家族で補修屋さん」やある程度本格的に作業ができて木目の再現も可能な「キズなおしま専科」、できるだけ手っ取り早く隠してしまいたいという方は「フローリング用キズかくしテープ」を貼ってしまいましょう。

このように用途別で補修キットが備わっているのがフローリングなので、どのように傷の補修をしたいのかを考えた後にキットを購入しましょう。本格的なものから非常に簡易的なものまで揃っています。

新築のフローリングの傷の補修

新築のフローリングというのは非常に輝いておりますし、新築の象徴とも言えるような見た目をしております。そんな景観を破壊するのがフローリングの傷です。新築のフローリングに傷がついた場合、どのような対応が基本となるのでしょう。

自分で補修する

次のページ:猫が原因のフローリングの傷の補修方法

初回公開日:2018年02月27日

記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related