フローリングの傷の補修方法|自分で/業者/猫/無垢/新築
更新日:2020年08月28日
今まで簡易的に紹介してきたようなフローリングの傷補修方法を用いて自分で傷の補修をしてしまうというパターンです。はっきり申し上げるとフローリングの傷補修は多くの方々が悩んでいるため、補修するための方法やキットはかなり多岐にわたって備わっております。
そのキットの性能もかなり向上しており、普段そのような作業をしたことがない人でも満足いくようなレベルに傷補修ができるようなレベルになりましたので、この選択肢も間違いではないでしょう。むしろ節約のために最初は自分で補修できるのかどうかを試してみるのがベストという意見が多くなっています。
やっぱり業者に頼む
フローリングの傷補修方法として、確実なのが業者に頼むことです。もちろん、こちらの方が確実ではありますが、それだけ費用がかかってしまいますので、費用対効果として満足いくものとなるのかどうかは依頼をした人の考え方次第でしょう。
この費用対効果の考え方はシビアになっている人が圧倒的に増えていますので、新築の床であったとしても、いきなり業者に頼むのではなく自分である程度の補修をしてみるのがベストとなっています。そこでどうあがいても無理な状態だと判断したのなら、プロに頼むのが自分自身も納得できる行動となってきます。
猫が原因のフローリングの傷の補修方法
フローリングの傷にも色々と種類がありますが、その中でも結構えぐい傷がつくのは猫がひっかいてできてしまう傷です。もちろん、猫以外のペットでもフローリングを駆け回れば高確率で爪痕が残ってしまうので、見るも無惨なボロボロ状態に仕上がるでしょう。
この場合の補修方法は先に記載したように、キットを使うという方法や水と布とアイロンを使って補修するという方法が基本となりますが、あまりにも深い傷の場合は、補修材のウッドパテを使うというやや本格的な方法が必要になります。
ペットを飼うのなら対策は必須
ペットを飼う予定がある方はフローリングの傷補修方法を考えるのではなく、どうやったら傷が少なくなるのかを考えてください。たとえ傷がついても、浅い傷になるのなら簡単に補修はできます。
対策としては、ワックスを塗る・爪切りを念入りに実行する・靴下をはかせる・カーペットを敷く・コーティングを行う・ペット用フローリングにしてしまうなど多岐にわたります。
そのまま無抵抗にフローリングを傷つけさせるのではなく、傷がつきにくい状態にすることからスタートし、できる限り補修をしないで済むような状況を作ってください。
状態別フローリングの傷の補修方法
それでは傷の補修方法の整理を行うため、状況別にフローリングの傷補修方法をまとめていきましょう。
凹みの補修方法について
フローリングの凹み傷が相手の場合は、先述したように布とアイロンを使った補修方法である程度は治ります。水で濡らした布をフローリングの凹んだ部分において、あとはアイロンを当てて蒸しましょう。
傷がほとんどないけれどへこんでいる様な状況ならば、こちらも先述したように針で穴を垂直に開けて水分を垂らして入れてあげれば元通りになる可能性が高いです。
擦り傷のような色落ちの補修方法について
擦り傷のようなフローリングの傷補修方法はキットが必須になります。「家族で補修屋さん」や「かくれん棒」を使って自分の家のフローリングに合う色を用いてしっかりと補修すれば問題ないでしょう。
フローリングの剥がれの補修方法について
これがフローリングの剥がれのような大きな傷になっている場合はエポキシパテやサンドペーパー、瞬間接着剤やヘラやハケといったやや本格的な用具を用いた補修方法となります。
やり方は単純で、接着剤を剥がれている部分に流し込んで貼り付けて、作業する箇所を養生するためにマスキングし、ヘラを使ってエポキシパテを足りない部分に埋めていきましょう。
ある程度埋まったらでこぼこを平らにするためにサンドペーパーで削り、削りかすを掃除機で吸って、フローリングの色に近づけるためにパウダー塗料で塗りつぶし、木目を書いた後に仕上用スプレーでツヤを出せば完成です。
簡単な傷補修ならば難易度は低い
フローリングの補修はエポキシパテを使うようなやや本格的なものになると難易度が高めなのでやや手が出しにくいでしょうが、その前の段階のちょっとした凹みやひっかき傷ならば問題なく補修することができます。
しかし、これらのフローリング傷の補修方法は知らないとできない事柄なので、予備知識として持っているのかどうかが分かれ目となります。たとえ今は大丈夫でも必ずその知識を使うときがきますので、頭の片隅にでも入れておきましょう。
初回公開日:2018年02月27日
記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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