【タイプ別】ブーツのカビの取り方の種類・手入れ方法|ムートン
更新日:2020年03月10日
レザーは女性にも男性にも人気です。レザーブーツを履くことでかっこいい印象にしてくれます。せっかくのレザーブーツですのでいつまでも綺麗な状態を維持したいです。レザーブーツも自分でできる手入れ方法があるので紹介します。
もうお分かりのとおり、まずは使用する前に防水スプレーを全体にふきかけます。雨だけではなく汚れや傷を防ぐことができます。
汚れてしまった時は布にブーツ用クリーナーをつけこすって綺麗にします。ブーツ用のクリーナーを使ったほうが持ちもよくなります。そして最後に新しい布で全体を綺麗にふきあげて完了です。保管しておく際にはやはりカビ用ミストを内側にふきかけて保管しましょう。
一度カビが生えてしまうと全てを取り除くことは難しくなってしまいます。ですのでカビを発生させないよう事前の対策が大切になってきます。
タイプ別ブーツのカビの落とし方
ブーツのカビを落とす方法ですがブーツのタイプによって違うということをご存知でしょうか。全て同じやり方で行ってしまうと型崩れや変色の原因になってしまいます。それぞれのカビの落とし方を知って失敗しないようにしましょう。いくつかタイプ別のカビの落とし方を紹介します。
ムートン
ブーツの中でもかなりの人気があるムートンブーツ。しかしお手入れや保管方法を間違っているとそんなムートンにも当然カビが生えてしまいます。ムートンは基本的に冬に使用することが多いので知らずのうちに体温で湿気がこもってしまってしまいます。
そうするとカビが生えやすくなってしまいます。ムートンのカビを取る方法についてはまず固くしぼった濡れタオルでカビを綺麗に拭き取ります。その後、風通しの良い日陰で乾燥させます。乾燥した際にカビのあとがないかどうか確認しましょう。保管する時にはカビを防止するスプレーなどを吹きかけてから保管するようにしましょう。
スエード
スエードブーツにカビが生えてしまっていたら、大体の人が諦めてしまうのではないでしょうか。しかし意外にもスエードブーツも自分でカビをとることができます。必ずしも全てのスエードブーツが綺麗になるというわけではありませんが、諦めるのは早いです。
やり方はまずカビの部分を取り除きます。その後ブラッシングをしましょう。そしたらスエード用のシャンプーが売られているのでそれを使います。スエード用シャンプーで丸洗いします。一部分のみの変色を防ぐためにカビ部分のみではなく全体をしっかり洗うようにしましょう。スポンジで泡立てて洗います。
そして乾いた布などで形を整えながら軽く拭き、日陰で乾燥させましょう。できれば数日間は日陰で乾燥させた方がいいです。乾燥後、ブラッシングをして終了です。
レザー
知っている方も多いですがレザーブーツにはカビが生えやすいです。なぜならレザーの材質が通気性が悪いというのが原因のひとつです。しかしレザーはある程度湿気がないと傷んでしまうという難点があるので極端に乾燥させてしまうこともできません。
ほかにもレザー自体がカビのエサとなるのでカビにとっての好条件が揃ってしまっています。ですのでカビが生えてしまった時の落とし方をしっかり覚えておく必要があります。
やり方は、まず表面のカビを乾いた布で力を入れて拭き取ります。新しい布に革靴用の除菌スプレーをふきかけ丁寧に拭きます。変色などの心配があるのでブーツに直接ふきかけるのはやめましょう。除菌後は風通しのいい日陰で場所で乾燥させます。
乾燥させたら革靴用クリームを新しい布でぬります。レザーのもちをよくするためには程よい湿気が必要なのでクリームを塗る工程を怠らないようにしましょう。最後に防水スプレーをかけて終了です。
ブランド別ブーツのカビの落とし方
ブーツの材質によってカビの落とし方が違うようにブーツのブランドによってもカビの落とし方が違う場合があります。自分の持っているブランドのカビの落とし方がわからない場合はブランドメーカーに問い合わせするなどして正しい方法を聞きましょう。間違った知識で傷がついてしまったなどのトラブルを起こさないようにしましょう。
ティンバーランド
有名なブランドの一つのティンバーランドですが、カビの落とし方はどのようなやり方なのでしょうか。ティンバーランドといっても、そのなかでもさらに材質によってカビの落とし方は違います。カビを落とす際には固く絞った布でカビを拭き取る場合とブラシで落とす場合がありますが、それは材質によってやり方を変えてください。
ティンバーランドの特有の生地をヌバック生地といいますが、この場合は汚れを落とすというより汚れをつけないように日々のお手入れを心がけましょう。
正しくカビを落として清潔感を保ちましょう
ブーツのカビの取り方の種類や手入れ方法について紹介しましたがいかがでしたか。ブーツの種類、材質、ブランドによってカビの落とし方や手入れ方法は違います。クリーニングなどプロの業者に頼めば大変楽ですが、自分のお気に入りのブーツだからこそ自分で綺麗にしたいとおもいます。案外自分でも簡単にできるので諦める前に試してみてはいかがでしょうか。
しかし、自分でどうにもできないような重度なカビの場合は潔くプロに任せましょう。ここでも正しい判断をすることでブーツを傷めずにすみます。カビを生やさないためにそれぞれのブーツの特性を知ってしっかりと日々のお手入れを忘れずに行いましょう。
初回公開日:2018年03月20日
記載されている内容は2018年03月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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