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ふすまの張替えの方法・業者に頼む時の注意点・地域別の料金比較

更新日:2020年08月20日

何年か経つと汚れや破れで古びて来るふすま。和室を洋風にしたい時など、お部屋のイメージを変えたい時もありますよね。「ふすまの張替えをどうしよう」と思った時、迷うのが自分で張り替えるか業者にお願いするかです。どんな方法があるのか気になる価格の相場等もご紹介します。

ふすまの張替えの方法・業者に頼む時の注意点・地域別の料金比較

ふすまの張替えの方法は?

まず最初に、ふすまの種類を確認しましょう。大きく分けて以下の4つの種類があり、種類によって張替え方法が異なります。枠を外す時の注意点として、上下左右違う枠を組んでしまわないように、マスキングテープに印を書いておくと迷いません。枠を間違えて組むと、後々ずれて開閉ができなくなる事があるため気を付けましょう。

自分で張替える、DIY用のふすま紙の種類は裏面に水で溶ける糊がついている「再湿のりタイプ」、「アイロン張りタイプ」「シールタイプ」の3種類あります。どのふすま紙のタイプでも、状態が良ければ3枚位までは重ねて上から張り重ねられます。

ふすまの種類:本ふすま

一般的に押入れのふすまに使われ、古くから伝わっている種類です。軽量で、枠の取り外しができます。木の骨組みが格子状に入っていて、和紙が下張りしてある構造です。4つのタイプに分類されます。

折れ合い釘式

左右の枠が折れ合い釘でとめてあるタイプです。上下の枠は釘でとまっています。枠は、最初に左右の枠から外します。上から下にハンマーなどで軽く叩き、スライドさせて釘ごと外しましょう。上下の釘打ちの枠は、釘近くの枠とふすまの間にバール(なければマイナスドライバー)などを差し込み、ハンマーで軽く叩いて外します。強く叩き過ぎて、傷つけたり変形させないように注意して下さい。

木ネジ式

木ネジで左右の枠をとめているタイプです。上下の枠は釘でとまっています。外し方は、折れ合い釘式と同様です。

釘打ち式

上下左右の枠の全てが釘でとまっています。釘が左右の枠より見える場合は、このタイプになります。枠の外し方は折れ合い釘式の上下枠と同様です。

ふすまの種類:戸ふすま

和室と洋室の間仕切りに使われるタイプで、ふすまの裏の反対面に壁紙や化粧合板が貼ってある種類です。枠を外す事はできず、骨組みの上に合板(ベニヤ板)が貼られています。

ふすまの種類:発砲スチロールふすま(ダンボールふすま )

発泡スチロールや、3層重ねたダンボールの両面に湿気防止のアルミ箔を重ねて芯材にしています。上からふすま紙が貼ってあるタイプです。軽量で、枠を外す事はできません。糊では貼れないですが、両面テープで貼る事ができます。張替えはできませんが、重ね貼りができます。

ふすまの種類:チップボールふすま

本ふすまと基本は同じですが、下張りにチップボールという厚紙を使用したふすまです。ふすま紙の上から、見分ける方法としては触ると縦横に骨が入っています。この場合は、本ふすまかチップボールふすまになるでしょう。

張替え前の剥がし方は?

用意するもの

次のページ:張替え前の下張り

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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