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2018年10月03日

ふすまの張替えの方法・業者に頼む時の注意点・地域別の料金比較

何年か経つと汚れや破れで古びて来るふすま。和室を洋風にしたい時など、お部屋のイメージを変えたい時もありますよね。「ふすまの張替えをどうしよう」と思った時、迷うのが自分で張り替えるか業者にお願いするかです。どんな方法があるのか気になる価格の相場等もご紹介します。

ふすまの張替えの方法・業者に頼む時の注意点・地域別の料金比較

ふすまの張替えの方法は?

まず最初に、ふすまの種類を確認しましょう。大きく分けて以下の4つの種類があり、種類によって張替え方法が異なります。枠を外す時の注意点として、上下左右違う枠を組んでしまわないように、マスキングテープに印を書いておくと迷いません。枠を間違えて組むと、後々ずれて開閉ができなくなる事があるため気を付けましょう。

自分で張替える、DIY用のふすま紙の種類は裏面に水で溶ける糊がついている「再湿のりタイプ」、「アイロン張りタイプ」「シールタイプ」の3種類あります。どのふすま紙のタイプでも、状態が良ければ3枚位までは重ねて上から張り重ねられます。

ふすまの種類:本ふすま

一般的に押入れのふすまに使われ、古くから伝わっている種類です。軽量で、枠の取り外しができます。木の骨組みが格子状に入っていて、和紙が下張りしてある構造です。4つのタイプに分類されます。

折れ合い釘式

左右の枠が折れ合い釘でとめてあるタイプです。上下の枠は釘でとまっています。枠は、最初に左右の枠から外します。上から下にハンマーなどで軽く叩き、スライドさせて釘ごと外しましょう。上下の釘打ちの枠は、釘近くの枠とふすまの間にバール(なければマイナスドライバー)などを差し込み、ハンマーで軽く叩いて外します。強く叩き過ぎて、傷つけたり変形させないように注意して下さい。

木ネジ式

木ネジで左右の枠をとめているタイプです。上下の枠は釘でとまっています。外し方は、折れ合い釘式と同様です。

釘打ち式

上下左右の枠の全てが釘でとまっています。釘が左右の枠より見える場合は、このタイプになります。枠の外し方は折れ合い釘式の上下枠と同様です。

ふすまの種類:戸ふすま

和室と洋室の間仕切りに使われるタイプで、ふすまの裏の反対面に壁紙や化粧合板が貼ってある種類です。枠を外す事はできず、骨組みの上に合板(ベニヤ板)が貼られています。

ふすまの種類:発砲スチロールふすま(ダンボールふすま )

発泡スチロールや、3層重ねたダンボールの両面に湿気防止のアルミ箔を重ねて芯材にしています。上からふすま紙が貼ってあるタイプです。軽量で、枠を外す事はできません。糊では貼れないですが、両面テープで貼る事ができます。張替えはできませんが、重ね貼りができます。

ふすまの種類:チップボールふすま

本ふすまと基本は同じですが、下張りにチップボールという厚紙を使用したふすまです。ふすま紙の上から、見分ける方法としては触ると縦横に骨が入っています。この場合は、本ふすまかチップボールふすまになるでしょう。

張替え前の剥がし方は?

用意するもの

・ビニールなど、濡れないように下に敷くもの
・スポンジ
・バケツ
・紙を剥がす工具(スクレッパーやへらなど)
・雑巾
・サンドペーパー180番位

ふすま紙の剥がし方

種類がわかったら、引手金具を外してからふすま紙を剥がしていきましょう。無理に剥がさず、接着剤を緩めてから剥がすと壊れません。引手は、外す時に変形する事が多いため、ふすま紙を張替える場合は一緒に交換します。費用を抑えたい時や人目につかない場所で、引手を再利用したい場合は変形させないように注意する事が大切です。

はがし方
準備 引き手を剥がす。ふすまの下にビニールをひいて、汚れないようにする。

1.バケツに3分の1ほど、水を入れ、マイペットを5回ほど押して薄めます。
2.スポンジに作ったマイペットの希釈液を軽くしみ込ませます。
3.ふすま紙に、スポンジで、マイペットの希釈液をしみ込ませる。
4.希釈液がしみ込んで、ふすま紙の色が変色するまで待つ。
5.ふすま紙をそっと引っ張り、剥がす。
6.剥がし切れなかった場所には、再び希釈液を塗り、手で引っ張って剥がす。
7.手で剥がれないときだけ、ヘラなどで剥がす。
8.ぞうきんで全体を拭く。
9.板戸を良く乾かす。
10.剥がしカスが残っているはずなので、やさしくサンドペーパーをかけて表面をつるつるにする。

出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/... |

ふすま紙を剥がす時の注意点

剥がす時は、引手を外した穴から一気にビリビリと剥がしていきます。次の見出し、下張りで詳しく紹介していますが、剥がすのは下張りの茶色い下紙までが良いです。下張りの下にある、色つきの厚紙「茶ちり紙」は剥がさないようにしましょう。

専用の「ふすま紙剥がし剤」も市販されていますが、なければマイペット(界面活性剤)でも代用できます。アイロンで貼るタイプのものが貼ってある場合は、アイロンを当てれば簡単に剥がれます。

注意する点は、
1.剥がすのは茶色の下紙まで。その下の厚紙みたいな紙は剥がさない事。
2.糊の跡を剥がす時、水を付け過ぎない事。
  ※染みこんでしまったり、水気が多いと糊が付きにくくなってしまう。
3.ある程度は凹凸が無いように剥がす事。
  ※凹凸が大きいとふすま紙を貼った後、そのまま跡として残ってしまう。

出典: http://husumahari.seesaa.net/article/447315955.html |

張替え前の下張り

今張ってあるふすま紙の状態が、綺麗ならそのまま重ねて張替えができます。破れていたり、凸凹している場合は今のふすま紙の張替えや、ひどい時はその下の下張りからやり直す事になります。下張りとは、ふすま紙の仕上がりを美しくするための下地作りです。

ここでは、本ふすまの場合の下張りの方法を紹介していきます。業者の職人は、骨組みから丁寧に何工程も経て張替えるのが本来の方法です。ですが、一般の方向けに時間も予算も最低限で抑えるため、いくつか工程を省いて簡単に張替える方法を見ていきましょう。

下張りの方法

まず、下張りする前に胴張りという処理を最初に行います。ふすまに日光が当たると枠が透けて見えてしまうため、色つきの厚紙を張って日光を通さないようにします。この色つきの厚紙は「茶ちり紙」というもので、材料屋さんで1枚100円程度で購入できます。

この胴張りが終わった後、2時間程度乾かしてから下張りし、最後に上張りとしてふすま紙を張替える順番になります。

簡単

初心者向けに、1番簡単な方法としては粘着・シールタイプの張替えです。裏紙を剥がすだけで水や糊を使わないため、楽に張れます。枠が外れないタイプ、全般のふすまに対応可能な方法です。市販のシール張り用のふすま紙を用意しましょう。

アイロン

初心者には、枠を外さずに簡単に張れるアイロン張りの張替えがおすすめです。プラスチックふすまやビニールふすまには、張る事ができないため種類には注意して下さい。市販のアイロン張り用のふすま紙を用意します。

両面テープ・のり

両面テープ

両面テープを使用する張替えは、主に枠が外れない場合になります。どの種類のふすまにも張れる方法です。水や糊を使わずに張替える事ができますが、張る時にコツがいります。曲がると、張り直しが難しいためかなり難易度が高いです。両面テープもたくさん消費するため、1枚張るのに20m巻を1本使い切る感じになります。

両面テープの選び方として、まずは張り付ける面の素材に対応している商品を選びましょう。表面がビニールなどに覆われたふすまもあります。巻芯のあるテープを選んだ方が、綺麗に張替える事ができます。巻芯は、最低60cm位は必要でできるだけ長い方が良いです。

のり

のりで張替える方法も、枠が外れない場合になります。仕上がりで綺麗で、短時間で張替えできるのがメリットです。本ふすまと戸ふすまの場合のみ可能で、ダンボールや発砲スチロールふすまには張れません。

壁紙

ふすま紙は、最近デザイン性のあるものも販売されるようになりましたが、まだまだバリエーションが少ないのが現状です。洋風のものも数少ないでしょう。

壁紙での張替えなら、選択肢が豊富で部屋のイメージに合わせておしゃれにできるというメリットがあります。和風にしたい場合は、和モダンや大正ロマン風がおしゃれです。洋風にしたい場合は、今風にレンガ調や板壁調にするのも良いでしょう。

壁紙の種類による特徴

国産壁紙は、幅92cmなので1枚でそのまま張れます。輸入壁紙は、幅52cm程度のため、2枚使用して真ん中にクロスの継ぎ目が入ります。クオリティの高いデザイン性を目指すなら輸入壁紙での張替えがおすすめです。

輸入壁紙を張る場合

ウイリアム・モリスなど凝った色柄の壁紙は、使うのに勇気がいりますが、張替えると意外とうるさくなく、素敵にアクセントとして映えます。アクセントクロスと同じ考えで、おとなしい周りの壁と同じような色柄を無難に選ぶと、壁に馴染んでぼやけてしまい張った効果が目立ちません。大幅にお部屋のイメチェンを図るには、あえて大胆な色柄にチャレンジするのがおすすめです。

輸入壁紙を購入する時の注意

輸入壁紙を通販で購入する場合、F☆☆☆☆(フォースター)を取得していない輸入壁紙を個人輸入して販売している業者もあるので注意が必要です。これはシックハウス症候群の対策品として認定されたマークになります。国産壁紙は、全てF☆☆☆☆取得と記載されています。輸入壁紙は、日本に営業所があるメーカー品などは日本向けに取得していますので、必ずF☆☆☆☆が取得されている輸入壁紙を選びましょう。

ふすまの張替えを業者に頼む時の注意点

業者に頼む注意点は何?

それでは、業者と言ってもどこへ張替えを頼むのが良いのでしょうか。ホームセンターや工務店、リフォーム店は、マージンがかかり、マージン分だけ材料のランク下げなどが起こる場合もあるため、あまりおすすめできません。他のリフォームなどを依頼している場合は、一括で頼んで値引きしてもらうのも一つの方法でしょう。

張替えを専門にやっている業者とは

張替えを専門的にやっているのは、表具店(ふすまと障子などの建具屋)です。他には、畳屋でふすまの張替えも対応している所、小規模のリフォーム店(下請けに発注せず、自社の職人が施工する内装屋)などがあります。

実際に作業する地元の職人へ直接張替えをお願いした方がマージンがかかりません。遠方の業者だと出張費がかかります。自分の住まいの近隣で、出張費がかからない所が良いでしょう。

ただ、表具店や畳屋では和紙と織物による「ふすま紙」が中心の張替えの事が多いです。壁紙で張替える場合は、対応していない所もありますので事前に確認が必要です。

壁紙での張替えを頼む場合

壁紙で張替えたい時は、クロス職人のいる小規模のリフォーム店(内装屋)が良いでしょう。壁紙の種類によって、ふすま紙の価格相場とも異なります。業者に頼む場合、自分が通販で購入した壁紙を持ち込みで張替えてもらうのは対応しておりません。施工店によっては、国産壁紙は対応可能ですが輸入壁紙は対応していないという所があるので注意が必要です。

基本的にメーカーの見本帳から壁紙を選び、業者に発注してもらう事になります。自分でメーカーの品番を選ぶ場合は良いのですが、提案が欲しい場合施工店によっては「和モダン」や「ヴィンテージ」「男前インテリア」「ブルックリン」「シャビー」など、最近のインテリアテイストのイメージが伝わらない所もあります。

こだわりの提案が欲しいならインテリアコーディネーター

部屋のイメージに合わせて、ふすまを張替える壁紙を提案してもらいたい場合は、インテリアコーディネーターがいる施工店へ頼むのがおすすめです。ふすまだけでなく、模様替えやリフォームも一緒に頼む場合は、フリーランスのインテリアコーディネーターも良いでしょう。

国産壁紙や輸入壁紙問わず幅広い選択肢の中より、特性や天井・壁・床・家具の色や素材など総合的な観点から提案をします。流行のテイストや細かいニュアンスの対応が可能です。

価格・相場は?

張替えの見積相場は、一般的に1枚4000円程度です。ふすま紙の種類によって、片面で1500円から5000円位まで幅があります。激安の張替え価格としては、1500円から2000円位です。ふすま紙の種類によっても金額が異なります。壁紙の場合は、国産壁紙や輸入壁紙のランクにバリエーションがあるため、見積を出してもらいましょう。

他の業者と比べて、あまり激安過ぎる所は避けた方が安心です。下張りや骨組みの状態が悪いのにそのまま張ってしまったり、後から追加料金を請求される可能性も考えられます。激安でも、全国に支店が多い事やWEB申込みで安さを実現しており、1年無料補償や家具の移動、早朝・深夜の対応までしている業者もあります。

口コミで選ぶ?

一般的には、現調してみないと下張りや骨組みの状態がわからないため、事前の案内は概算金額のみになります。補修が必要な場合は追加料金がかかる場合もあるので注意が必要です。

電話帳で探しても、比較サイトで探しても同じですが、良心的な業者かどうかはこちらの細かい価格やサービスに対しての質問に親身に答えてくれるかです。複数の業者を比較して見極める事をおすすめします。

自分で探すのが難しい場合、口コミや内容が比較でき、都合の良い時に問合せフォームからやり取りできる比較サイトが便利です。

地域別の料金相場の比較

大阪

大阪では、1面で税込み2500円から3700円位までが相場です。

京都

京都では、1面で税込み3000円から3700円位までが相場になります。

福岡

福岡では、1面で税込み1800円から3000円位までが相場になります。

名古屋

名古屋では、1面で税込2500円から3000円位が相場です。

千葉

千葉では、1面で税込2900円から4000円位が相場です。

張替えは自分に合った方法にしましょう

どんな内容にも言える事ですが、安いという理由だけで、一概にDIYで自分で張替えるのがおすすめとは言えません。場合によっては、1日がかりになる作業のため、それだけの時間を作る事ができるかによります。仕事や家事・小さいお子様の子育てで忙しい場合は難しい事もあるでしょう。

自宅で作業したり、乾かすスペースを空けられるかというのも忘れてはいけません。何より、自分や家族が張替え作業にストレスを感じないかという事です。慣れていなくても、多少失敗しても自分で張る場合は楽しんでしまいましょう。

安くしたいからと自分で無理し過ぎない

不器用で自分ではできない、面倒に思う場合、時間のない時は、無理に自分でやろうとせず最初から業者へお願いした方がストレスがありません。やってみたけど、「思ったより大変」「こんな事なら最初から業者にお願いすれば良かった」と言う方も居ます。

古びたふすまを張替えるだけで、部屋が明るくなりイメージも変わるので、効果はかなり大きいです。気分もリフレッシュできます。個人差がありますので、1番自分が気持ち良くできる方法を選びましょう。

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