Search

検索したいワードを入力してください

ニスの種類と色|ウレタン/木工/家具/テーブル/粘土/紙

更新日:2020年08月20日

ニスといえば透明の一般的なニスを思い浮かべてしまいがちですが、実はニスにも沢山の種類があります。今回は、ニスの種類とどんな所に使えばいいのか?を詳しく紹介していきます。ぜひ参考にして、自分の目的にあったニスを選びましょう。

ニスの種類と色|ウレタン/木工/家具/テーブル/粘土/紙

カラーニスは、見たとおりニスそのものに色がついているものを指します。水性、水性ウレタン、油性、どの種類のニスにもカラータイプがあり、自分の好きな種類と用途に合わせて選べます。
 
このカラーニスを使う時は、例えば新しい木を使った小物を、アンティーク調に仕上げるために使用するケースが大半です。真新しい木の質感を、美しい飴色のニスを使って仕上げるので、味のある小物にリメイクする事も可能です。
 
カラーニスを使う際は、あらかじめ木に塗装しなくてもよいというのがメリットですが、赤や緑を塗って、深い味わいにすることもできるので、ぜひ自分にぴったりのカラーニスの使い方を見つけて下さい。もし仕上がりの色が不安な場合は、ベニヤ板などで、あらかじめどんな色になるのかを確認しておきましょう。

マットカラーのニス

こちらは色といっても、つやつやした色ではない、マットタイプの色のニスです。家具などをピカピカに仕上げたい場合は、クリアカラーのニスを使用するとよいのですが、もしピカピカした質感より、つるりとした石のような、マットな色に仕上げたい場合は、こちらのツヤ消しタイプの種類のニスを使用します。これを使用することによって、ニス独特のツヤツヤさがなくなり、落ち着いた雰囲気に仕上がります。

木工で使うニスの種類

木工細工、主に家具を指しますが、それ一つ一つにしてもニスがあります。どんな家具にはどんな種類のニスがなのか、それを詳しく紹介していきます。ぜひとも参考にして、DIYしたい家具にあわせて、ぴったりのニスの種類を選んでください。

テーブル

テーブルを塗装する際にしたい種類のニスは、水性ウレタンニスです。臭いが他のニスと比べてキツくないため、室内で扱いやすいという点と、食品衛生法をクリアしているため、食品を置く可能性が高いテーブルにはとてもであると言えます。
 
基本的に乾いた時点からテーブルは使用可能ですが、5日程乾燥時間を長くする事で、より高い安全性を得られるので、時間が取れる場合は、乾燥時間を長く取るようにしましょう。

ドア

ドアに適した種類のニスも、やはりウレタン製ニスです。理由はやはり、屋内に適した臭いの少なさです。刺激臭が部屋に充満すると危険ですので、基本的に屋内の家具は水性ウレタンニスを使用をします。
 
ただし、ドアが外に面している場合は、水性ウレタンよりも油性ニスを使用したほうがよい場合もあります。外で雨ざらしになってしまう扉の表面を守るなら、油性ニスの耐久性が一番好ましいといえるでしょう。自分がどこのドアを塗装するのかよく考えて、ニスの種類を選ぶようにしてください。

他の家具類

屋外の物をニスで塗る場合

家具といえば家の中に置くものですが、屋外のものをニスで塗る場合もあるでしょう。その場合になのは、油性ニスです。屋外で雨に打たれたり、風にさらされたりする点を考慮すると、一番耐久性のある油性ニスが、一番適していてです。さらに、油性ニスの臭気も、外での使用だと気になりません。しばらくすれば、臭いも完全に消えるので心配いりません。
 
ただし、乾きづらいというデメリットも持ち合わせています。もし、屋外でニスを塗った後、乾ききらないうちに雨風が強くなるという事態に遭遇した場合は、速乾性の油性ニスを選ぶことで、せっかくの表面を傷つけたりせずに済むので、季節や天候を考慮してニスの種類を選びましょう。

粘土に使うニスの種類

家具やDIY以外でも、よく、粘土作品にニスを用いて表面を保護するという使い方もあります。その場合には、一体どのような種類のニスを用いればいいのでしょうか。木工製品よりも、今回のように粘土に対して塗装する場合は、少しだけ注意しなければいけないポイントがありますので、参考にしてください。

次のページ:粘土にニスを塗る際の注意点

初回公開日:2017年11月12日

記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related