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シーリングファンの効果・ない場合の対処方法|吹き抜け

更新日:2020年03月09日

シーリングファンを取り付けるには、天井の形や強度に注意が必要です。シーリングファンを取り付けると、省エネや節電にも役立てることができますので、どういった使い方をすれば良いのかについて覚えておき、お部屋に合わせたぴったりのデザインを選びましょう。

シーリングファンの効果・ない場合の対処方法|吹き抜け

掃除がしづらい

シーリングファンのデメリットとして次に挙げられるのは、お掃除がしづらいということです。シーリングファンは、高さのある天井に取り付ける必要があるものですので、お掃除をする場合には脚立に上がったり、取り付け場所によってはご自分でお掃除をすることができない場合もあります。

シーリングファンを利用すればお部屋のほこりを飛ばしてくれるため、時短効果が得られます。ですが、羽の部分にほこりがたまりやすくなっていますので、お部屋の空気を清潔に保つためには、定期的にお掃除をしなければいけません。

お掃除をしないままシーリングファンを回転させてしまうと、羽についたほこりがお部屋じゅうに舞い散ってしまう場合があります。

吹き抜け

吹き抜けは、夏には涼しく開放感が得られますが、冬の場合は暖房を使っても温められた空気は上へと昇ってしまい、お部屋全体が寒々しく感じます。

ですが、吹き抜けのお部屋にシーリングファンを取り付けておくと、シーリングファンを回転させることにより、温められた空気を循環させ、お部屋全体を温かく快適なものへと保つという効果があります。

マンション

賃貸のマンションにお住まいの方は、壁や天井を傷つけられないからと言ってシーリングファンを取り付けることをあきらめている方はいらっしゃらないでしょうか。シーリングファンを取り付ければ、暖房や冷房を利用する季節にも、空気を循環させられるため節電効果が得られます。

また、シーリングファンを取り付けることにより、お部屋を高級感あふれる異国の雰囲気に作り替えることもできます。

それでは、賃貸のマンションには、シーリングファンは本当に取り付けられないものなのでしょうか。

賃貸の場合の取り付け方

賃貸のマンションにシーリングファンを取り付けるには、まずマンションの貸主の方にシーリングファンを取り付けてもよいかどうかの確認を取りましょう。

まず始めに賃貸契約書を確認してみて、「シーリングファンの取り付け不可」と書かれてある場合には、残念ながらシーリングファンを取り付けることはできません。これは、天井の強度によるもので、天井の強度が不十分なため、または上にお住まいの方に影響が出てしまうことを防ぐためです。

また、シーリングファンの取り付け許可が出た場合でも、賃貸のマンションにお住まいの方の場合には、なるべく軽いものを選びましょう。

エアコン

シーリングファンには、省エネや節電効果があります。シーリングファンをエアコンと組み合わせて使うことにより、高い節電効果が得られます。

シーリングファンを設置しておけば、室温1℃あげた場合には、その消費電力を 10パーセント程度削減することが可能です。例えば普段エアコンの設定温度を25℃としていた場合に電気代が8000円程度かかっていた場合には、シーリングファンと合わせて使用することにより7200円程度に抑えられます。

電気代については、あくまでも目安に過ぎませんが、シーリングファンを利用することにより電気代は安く抑えられ節電効果を得る方法としても役立ちます。

天井

シーリングファンを取り付けるにはまず、天井の形や強度について調べなければいけません。まずはじめにシーリングファンを取り付けるための、天井の強度について確認をしましょう。

天井の形に関わらず、手で少し押してみた時に天井がへこんだりと、天井が動いてしまうようであれば、天井の強度が不足しているということになります。その場合には、シーリングファンを取り付けるために、天井の補強をする必要があります。

強度の調べ方

シーリングファンは、軽いものでもおよそ6kg程度の重さがあります。そのため、シーリングファンを取り付けても天井が落ちないよう、十分に耐えられるかどうかを確認しておきましょう。

シーリングファン本体の重さもありますが、シーリングファンは、運転させるとさらに天井に負担がかかってしまいます。天井の強度を調べるにあたっては、まず天井に「ローゼット」とよばれるのがつけられているかどうかを確認してください。

ローゼットには、どの程度の重さであれば耐えられるかどうかについての耐荷重量が記載されてあります。また、ローゼットの種類によって、おおよその耐荷重量について調べることが可能です。

5kgまで耐えられるローゼット

ローゼットには、丸型引っ掛けシーリング、丸形フル引っ掛けシーリング、ひっかけ埋め込みローゼットなどがあります。

このタイプのローゼットが取り付けられている場合には、5kg程度までの大家重量があるということです。また、これらのローゼットを取り付ける必要があるときには、ネジで固定する必要があるため、天井に穴を開ける必要があります。

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初回公開日:2018年04月20日

記載されている内容は2018年04月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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