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シーリングファンの効果・ない場合の対処方法|吹き抜け

更新日:2020年03月09日

シーリングファンを取り付けるには、天井の形や強度に注意が必要です。シーリングファンを取り付けると、省エネや節電にも役立てることができますので、どういった使い方をすれば良いのかについて覚えておき、お部屋に合わせたぴったりのデザインを選びましょう。

シーリングファンの効果・ない場合の対処方法|吹き抜け

10㎏まで耐えられるローゼット

10㎏まで耐えられるローゼットには、フル引っ掛けローゼットと、引っ掛け埋め込みローゼットなどがあります。この二つはあらかじめ取り付けるために必要な穴があけられているため、天井に穴をあける必要がありません。

また、天井に金具が取り付けられている場合には、10㎏以上の重さに耐えることができます。ですが、これ以外のローゼットが取り付けられている場合には、5kg以下の大家重量しかないと考えておきましょう。

また、あらかじめローゼットが取り付けられている天井の場合でも、天井にひびが入っていたり劣化が進んでいる場合には、天井の強度について注意が必要です。

ローゼットが取り付けられていない天井の場合

天井には必ずしもローゼットが取り付けられているとは限りません。古い建物の場合や、取り付ける照明器具がすでに決まっている場合には、ローゼットが取り付けられていない場合もあります。

その場合には、天井裏の配線や構造がどのようになっているのかを確認してから天井の強度を調べ、新たにローゼットを取り付ける必要があります。

シーリングファンの効果がないと思う時の対策方法

シーリングファンを取り付けてもあまり効果を実感できないという方の場合には、シーリングファンの風向きが間違っている場合があります。

暖房や冷房をシーリングファンと併用して使っても、あまり効果がないというのであれば、シーリングファンの風向きを変えてみましょう。空気は熱を持つと上へと昇るため、夏場に冷房をつけるのであれば、風向きを下にしておけば空気が拡販され、お部屋の涼しく保つ効果が得られます。

逆に冬の場合はシーリングファンの風向きを上向きにしておきましょう。シーリングファンの風向きを上向きにしておくことで、壁を伝って暖房で温められた空気が足元にも流れ込むように空気を拡販させ、お部屋を暖かく保つ効果も得られます。

シーリングファンの効果がある高さ

シーリングファンは、天井が低く設定されている場合でも取り付けることはできますが、あまりにも天井が低い場合には、取り付けることはできても運転させることができない場合があります。

また、低い天井にシーリングファンを取り付けてしまうと、お部屋を狭く見せたりと、せっかくシーリングファンを取り付けて得られるはずの効果も逆効果になってしまいます。

天井の高さがギリギリで、何とかシーリングファンを運転させることができても、頭の高さすれすれの場合には、シーリングファンを回転させた時に何かの拍子で頭がぶつかり危険ですので、十分に高さのある場所に取り付けるよう心がけましょう。

天井の高さに合わせた選び方

シーリングファンの効果を得るには、十分な天井の高さが必要です。シーリングファンはインテリア性が高いため、ついついデザインで選んでしまいますが、シーリングファンを取り付ける場合には、まずその重さと天井の高さに注意しておきましょう。

一般的な住宅の天井の高さは2400mmのものがほとんどです。この程度の高さしかない場合、シーリングファンを取り付けてしまうと、圧迫感を感じますのでどうしてもシーリングファンを取り付けたいというのであれば、薄型のものを選びましょう。

高い天井の場合

シーリングファンを取り付けるにあたっては、2500mmから2700mm程度の高さがあれば、どういったデザインのシーリングファンでも取り付けることができます。天井の高さが 2800mmから3200mm程度あれば、自分好みのシーリングファンを自由に選ぶことができます。

また、機能面でも空気の循環を良くする効果を得るために、吊り下げるタイプのシーリングファンを取り付けることができます。

夏のシーリングファンの効果

シーリングファンを夏場に冷房と合わせて使用することにより、足元にたまった冷やされた空気を拡販してお部屋全体を涼しくする効果があります。蒸し暑い夏の場合は、シーリングファンを直接体に当てて使用することで、エアコンだけを使用するときに比べより涼しさを感じることができます。

人は風速が 1.0m /S程度の気流で体感温度を 3.3度下げることが可能です。ですが、夏場にシーリングファンを扇風機の代わりとして使用する場合には、あまり強い風を当てないよう注意しましょう。

虫よけとしても効果あり

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初回公開日:2018年04月20日

記載されている内容は2018年04月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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