【メーカー別】家の外壁の種類・リフォーム・塗り壁の種類
更新日:2020年08月20日
外壁に使用する木材は油分が多く含まれ比較的水に強いとされているスギ・ヒノキなどが多く使用されています。
温かみがあり優しい風合いがデザイン的にもがあるのが木材外壁の特徴です。
木材なので住宅密集地などでは耐火性に劣る部分から、使用できない地域もあるので事前に確認が必要なので注意してください。
また天然素材の木材は、色あせや腐食が起こるので定期的に防水塗装や防腐加工などのメンテナンスがつきものです。
しっかりメンテナンスを行っていれば、耐久年数は30年とも言われているので長い目で見れば良い品質の外壁の種類だと言えます。
メーカー別外壁の種類
積水ハウス、へーベルハウス、セキスイハイム、ミサワホームなど大手住宅メーカーそれぞれに売り出している外壁の種類はさまざまです。
デザインや価格、耐久年数などメーカーごとの外壁の種類にはバラつきがあるので、各メーカー別に売り出している外壁の種類をご紹介していきます。
ぜひ参考にして取り入れてみてください。
積水ハウス
積水ハウスの外壁といえば『ダインコンクリート』です。
大きな特徴と言えば、従来の外壁塗り替え期間が15年目安だったのに対し、このダインコンクリートは30年とメンテナンス期間が2倍も長くなっていてメンテナンス費用が大きく抑えられる点です。
外壁機材に防水塗装・着色塗装・高耐候クリア塗装・防汚塗装と4重に重ねた塗装がセルフクリーニングを実現化しています。
デザインも5種類から選べるようになっていて、好みに合わせた外壁にすることができる点も嬉しいポイントです。
ヘーベルハウス
ロングライフコート(デュラ光)と呼ばれる外壁がヘーベルハウスの売り出している外壁種類です。
下塗り層に高い一時防水を工場で行い、現場で中塗り層、上塗り層の外壁の3層コーティングにより、長い耐久性を実現し60年にごとの塗り替えで外観の美観と防水性を維持できます。
さらに長期耐用型光触媒コーティング「デュラ光」は太陽の光を受けることで外壁の汚れを分解しセルフクリーニングを行うというオリジナル技術です。
表面に水膜があり雨でほこり・砂などを洗い流せるという構造がキレイな外観を保つ秘訣となっています。
目地が目立ちにくくなっていて、デザイン的にも美しく注目を集めている外壁の種類です。
セキスイハイム
セキスイハイムが提案する『磁気タイル外壁』は、紫外線や酸性雨にとても優れた耐性を持っており、汚れもつきにくい素材でできていて雨が降るたびにキレイな外観を保てるように設計された外壁です。
セキスイハイムの磁気タイル外壁は、無塗装なのが他のメーカーとは大きく違い塗替えが不要な外壁の種類となっています。
メンテナンス費用を大きく抑えられるように設計された外壁なので、長い目で見てトータルコストを削減することに重点を置いているのがセキスイハイムの外壁です。
ただし目地にゴム素材のガスケットというものを使用しており、20年に1度程はメンテナンスが必要で目地が多いのでデザインの好みは大きく分かれます。
ミサワホーム
ミサワホームの特徴の「PALC外壁」は多孔質軽量のセラミックで作られており、多機能素材として独自にあみだした外壁の種類です。
一般的に20mm前後の外壁の厚みですが外壁自体に80㎜の厚みを持たせ、重厚で強度のある外壁材として使用しています。
外壁に厚みを持たせ、強度を他の物と比べ物にならないほどにする事を実現し、自宅そのものをシェルターとして機能させるように設計されているのもミサワホームの特徴です。
耐火性、耐久性、遮音性、耐風性などにも優れておりあらゆる角度から外壁を見つめ直した外壁の種類と言えます。
外壁の種類によって大きく異なるポイント
毎日雨風にさらされ劣化してしまう外壁の素材は、耐久性・耐火性・耐水性・防汚機能など、多くの性能を持っていることが必要とされています。
外壁の種類によってメリット・デメリットに違いがあるため、お住まいの地域の気候や特徴に合わせて外壁選びをする必要があります。
初期投資を安く済ませてもメンテナンスコストが大きくかかってきてしまっては、トータルコストが大きくなってしまいます。
しかしこまめなメンテナンスは費用がかかるが、外観のキレイさを保つことができるのでどのようなライフプランにするか長い目で考えることも必要になります。
機能・コストだけではなくデザイン性やカラーの種類などもお気に入りのものに出会えると家自体に愛着が持てるので、楽しい毎日が過ごしていく上で外壁の種類選びは大切なポイントになります。
初回公開日:2018年02月16日
記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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