Search

検索したいワードを入力してください

苔の種類と種類別の育て方・見分け方と図鑑

更新日:2020年08月28日

世界に、約2万種ほど確認されている苔は道端にも生え、盆栽や最近流行りのテラリウムにも用いられています。「苔」の正体やその種類、特徴を解説していきます。また、場所ごとの苔の種類も併せてみていきます。そして、苔の育て方、苔の本なども紹介していきます。

苔の種類と種類別の育て方・見分け方と図鑑

苔の葉の表面には、中央に脈がある(中肋)種類があります。この中肋を観察できる種類は、蘚類になります。

苔の種類によって、この中肋の姿も変わります。たとえば、中肋が長い種類や短い種類、あるいは中肋そのものが全く無い種類などさまざまあります。また、その中には、日差しやライトなどの明かりに透かさなければ、見えにくい種類もあります。

見分け方4:無性芽

苔の多くの種類には、「無性芽(組織の一部分が体から離れ、新しい個体となるために行なう器官)」と呼ばれる繁殖器官があります。

たとえば、ゼニゴケは杯状体から無性芽を形成し、ハマキゴケは葉巻のようにクルクルと葉を巻き無性芽をつけます。

この無性芽は、苔の種類によってさまざまな形や色があるので、苔の特定に活かしてください。

苔の種類がわかる図鑑

散歩や散策などで、ふと目にした苔の種類や名前が分かると、いつもと違った楽しみ方ができます。

カバンなどのポケットに入れられ持ち運びしやすいサイズでありながら、豊富な写真使いや苔初心者でも分かりやすい解説を載せている一冊を紹介していきます。苔中級者の人でも、フィールド図鑑としても満足できる本となりますので参考にしてみてください。

図鑑:「ときめくコケ図鑑 」

この「ときめくコケ図鑑」は、カバンのポケットや上着のポケットなどにスッポリと収まるA5サイズの図鑑となっています。

街中を歩いているときや山林を散策しているときに、ふと見つけた苔の正体を知りたいと考えたときにとても役立つ一冊となっています。

ときめくコケ図鑑は苔の種類と特徴に合わせた写真を用い、分かりやすくコンパクトに解説しています。また、苔の大きさや発見できる場所といった基本情報だけでなく、葉先の形状などもそれぞれの種類について記載しています。

苔初心者から苔中級者くらいまでの人に、フィールド図鑑といえます。

こけと言っても、細部まで見ないとわからない。こけの奥深さを感じる一冊でした

出典: http://amzn.asia/cErR1Y3 |

苔の世界を楽しもう!

何気なく存在する苔ですが、その魅力や特性を活かし、インテリアや盆栽、そして緑化事業にも広く用いられています。

多彩な表情を持つ苔を知ることで、いつもの散歩や散策をより楽しむきっかけにしてください。

初回公開日:2018年02月04日

記載されている内容は2018年02月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related