アンティークな部屋作りをする5つのポイント|
更新日:2020年08月28日
アンティークの意味と特徴
あなたはアンティークの意味をご存知ですか。部屋のデザインを考える際に意味と特徴をよく知らずに考えてしまうと「あれ、考えていたのと違う」ということになってしまいます。そんなことにならないために、まずは、アンティークの意味と特徴を確認していきましょう。
アンティークの意味
アンティークとは、フランス語で骨董品という意味です。元々はラテン語の「古い」という意味から派生した言葉で、古いもの全般に対して、この言葉を使います。法的な「古い」の定義は「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」となっています。
つまり、アンティークとは、機械が無い時代に作られた製品で、現代まで残っているモノのことです。
アンティークの特徴
アンティークは、昔から現代まで使い続けられたもののことを言います。そのため、傷や汚れはどうしてもあります。ですが、その傷や汚れが味わいとなり、デザインの一部として馴染んでいることこそ、アンティークの最大の特徴です。
その他の特徴としては、アンティークの家具は暖色系が多いため、壁紙や照明と組み合わせると部屋が明るく見えてことがあります。暖色で囲まれた部屋は心が穏やかになります。
アンティークな部屋作りをする5つのポイント
アンティークな部屋を作ろうとすると、部屋の構成や配色、使うアンティーク選びなど、意外と難しいです。ここでは、そんなときのために、アンティークな部屋作りに役立つポイントを5つに絞ってお伝えします。
5つのポイントを押さえることで、自分自身が望むアンティークなお部屋を実現しましょう。そのお部屋は、アンティークなモノたちが生き生きとしている素敵な空間になります。
ポイント1:スタイルを意識して選ぶ
部屋をデザインすることにおいて、一番重要なことは、その部屋のスタイルを決めることです。まずは、部屋をどんなスタイルにしたいかを考えてから、スタイルを決めます。その後に家具を決めるようにしましょう。
もし、スタイルを決めないで部屋作りをしてしまった場合、家具探しが大変になります。スタイルが決まっていないと、統一性のないバラバラな家具に囲まれた部屋ができてしまいます。
ポイント2:壁紙や椅子の高さに注意して選ぶ
アンティークな部屋を作る際には、壁紙やいすの高さにも注意が必要です。壁紙は部屋全体の印象を左右します。アンティーク調な部屋には白や木目調の壁紙が似合います。寒色系の壁紙を使用すると、暖色系の多いアンティークなインテリアとぶつかり合い、部屋の雰囲気が壊してしまいます。
椅子の高さも大事です。アンティークな部屋には、背もたれがある高脚の椅子を使われています。ソファーも背が高くて足ありのほうが好まれます。
ポイント3:色合いが派手になりすぎないよう注意
アンティークな家具は、色合いがいろいろとあります。家具を選ぶ際に自分の好きなものを選ぶことはもちろん大切ですが、色合いはできるだけ統一するようにしましょう。色合いがバラバラ、そして派手な色のオンパレードとなってしてしまうと、せっかくの落ち着いているアンティークの印象が台なしになってしまいます。
これは、アンティークな部屋に限らず、どんな部屋を作る時でも基本となることなので、ぜひ活用してみてください。
ポイント4:マテリアルにもこだわる
マテリアルとは、素材、材料のことです。机やタンスなどを選ぶときには、素材を見ることもアンティークな部屋にするためのコツです。同じ木材でも、その材質によって部屋の雰囲気が大きく変わります。
家具だけではなく、絨毯を敷く際にも同じことが言えます。専門店に行くと素材ごとの特徴を教えてくれるので自分が作りたい部屋の参考になります。専門店に行かない場合でも、ネットや周囲の評判など、自分で調べることも大事です。
ポイント5:エイジング加工にも注目
初回公開日:2018年09月06日
記載されている内容は2018年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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