Search

検索したいワードを入力してください

【色別】蚊の種類|かゆみの種類/刺す蚊の種類/腫れ方

更新日:2020年08月28日

夏の声を聞くころになると悩まされるのが、蚊の存在。知らないうちに刺されてかゆい思いをする蚊を知らない人はまれですが、蚊の種類や吸血しない蚊もいる、ということを知らない人もいるのではないでしょうか。この記事では、種類別に蚊の詳細や予防対策を紹介します。

【色別】蚊の種類|かゆみの種類/刺す蚊の種類/腫れ方

ガガンボとは逆に、見慣れた蚊よりも一回り小さな体で、刺されると強いかゆみを伴って腫れる虫を蚊だと思ったことはありませんか。それはヌカカ(糠蚊)という名の昆虫です。糠粒のように小さな蚊という意味から、ヌカカと名付けられています。種類としては、蚊ではなくハエの一種です。

全長は1~2mmほどでとても小さく、網戸の目を潜り抜けて人の血を吸いにくることもあります。磯辺やキャンプ場などの水辺に生息しており、刺されたときに感じる強烈なかゆさと、そのかゆみがおよそ1週間と長いのが、ほかの種類の蚊に刺されたのとは違うと判断する目安になります。

刺す蚊の種類

蚊の分類としては、上の項目で名を連ねた、アカイエカ、ヒトスジシマカ、チカイエカの3種類です。しかし、この3種類の蚊の全てが刺す蚊ではありません。どの種類の蚊も刺すのは雌だけで、雄は刺しません。これは、産卵のために栄養価の高い血液を欲するのが雌だけだからです。雄は花の蜜や朝露などを食料としています。

色別の蚊の種類

全体に黒っぽい色の蚊

日本で見られる黒がベースの種類の蚊は、ヒトスジシマカです。血を吸ったあとのヒトスジシマカの腹部は、血の色が透けて焦げ茶色のように見えるときもありますが、特徴の白い縞模様は吸血後でも確認できるので、白い縞模様のある種類の蚊に刺されたときは、ヒトスジシマカに刺されたと疑いましょう。

緑色の蚊…?

蚊とよく似た形をしている緑色の昆虫は、ユスリカ(揺蚊)です。見た目が蚊に似ていることから「蚊」を付けられていますが、種類としては、蚊ではなくハエの仲間です。全長は5mm~1cmと小さいために口の形が確認しづらく、蚊と間違えてしまうことが多いでしょう。

蚊と違って血を吸われる害はありませんが、ユスリカの死骸が風化して微粒子となり、それを吸引してしまうことによって、ユスリカ喘息を罹患してしまう人もいます。また、灯りに集まる習性があるので、工場などで異物混入の被害も報告されており、場所によっては駆除が望まれる種類の昆虫です。

茶色い体の蚊

茶色の体をした種類の蚊と言えば、「日本の蚊」の項目でも紹介したアカイエカでしょう。イエカ(家蚊)の名のとおり、屋内に忍び込んで、日中は天井などに身をひそめ、夜に活発になる種類の蚊です。夜中に「プーン」と耳障りな羽音を立てている蚊は、アカイエカです。

秋に羽化したアカイエカの雌は越冬し、屋内の暖気で生き延びるため、愛犬や人間は夏でなくても注意をしましょう。

蚊に刺されてしまったときの対処法

冷やす

かゆみを感じる度合いは、個人差が大きいです。まずは冷水で刺された箇所を洗い流し、そのあとはタオルで包んだ保冷剤や濡れタオルなどで冷して感覚を麻痺させましょう。

あまりにも強烈なかゆみや腫れで冷やす程度でも治まらない場合は、医師に相談しましょう。

市販薬を塗る

次のページ:蚊に刺されない対策

初回公開日:2018年01月05日

記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related