フローリングの掃除方法|洗剤/黒ずみ/モップ/簡単
更新日:2020年08月28日
教えて!フローリングの掃除方法
マンションやアパート、住宅などの床は多くの場合がフローリングになっています。ひとくちにフローリングと言ってもフローリングには大きく分けて2種類あります。それぞれのフローリングの特徴をご紹介していきますので、掃除をする時にはフローリングがどちらのタイプか確認してから掃除をしましょう。
フローリングのタイプ
無垢(単層)のフローリング
広葉樹や針葉樹を使った無垢材や細かく裁断した木材を貼り合わせた集成材を使ったフローリングのタイプです。木の種類や集成材の種類はいろいろあってバリエーションが豊かです。
無垢材のフローリングのメリット
無垢材のメリットはなんといっても木の質感や肌触りが良くて香りが良いことです。湿度を調節する機能があり、木の独特の香りが包み込んでくれます。また無垢材のフローリングに傷ができてもその部分を削れば補修できるので、長期間キレイな床を保つことができます。
無垢材は長年使ってもそれが深い味わいになるので劣化を感じずに使い続けることができます。踏んだ感触も柔らかく足への負担も少ないフローリングです。
無垢材のフローリングのデメリット
無垢材のフローリングのデメリットは、吸湿性があるので床板が縮んだり反ったりして木と木の間に隙間ができることがあることです。補修しやすい一方で水や傷に弱いのでこまめな手入れが必要です。木によって色のバラツキがあるので統一感を出すのが難しいのも無垢材のフローリングのデメリットといえます。
複合フローリング
複合フローリングとは、合板や集成材などの上に天然木や特殊なシートを貼ったものをいいます。
複合フローリングのメリット
複合フローリングのメリットは床板の反りや収縮がなく木材が安定していることです。複合フローリングは年々改良がされていて、快適に使える機能が開発されています。衝撃に強いものや摩耗に強いものなど性能を向上させたものも次々と出されています。
また表面の色やデザインもいろいろなパターンから選ぶことができるのも複合フローリングのメリットといえます。防音やアレルギーに配慮したものも開発されています。
複合フローリングのデメリット
複合フローリングは無垢材のフローリングのように簡単に補修ができません。湿度を調節する機能も基本的にはありませんので、換気などの配慮が必要です。また踏んだ感触も固くて踏み心地が気になる方もいます。
フローリングによって掃除方法を選ぶ
今回ご紹介する掃除方法などは基本的にどちらのタイプでも大丈夫ですが、フローリングのタイプによってはご紹介する掃除方法や洗剤が合わない場合もありますので、確認してから掃除などを行うようにしましょう。
フローリングの掃除方法
フローリングの掃除/毎日すること
初回公開日:2017年11月08日
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