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電池の液漏れの原因と対処法・掃除方法・故障の場合の修理方法

初回公開日:2018年04月23日

更新日:2020年02月05日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

電池の液漏れは自分たちが考えているより危険なものです。しかし実際には漏れている液体がそこまで有害な物質だと知らない人が多いです。もちろん子供が遊ぶ電池で動くおもちゃも対象です。ですので日ごろから定期的に電池をチェックすることが大事です。

電池の液漏れの原因と対処法・掃除方法・故障の場合の修理方法

電池の液漏れとは

電池の液漏れの原因と対処法・掃除方法・故障の場合の修理方法
※画像はイメージです

しばらく放置していた物や子供のおもちゃなどの乾電池を交換しようとした時、乾電池から液漏れ、もしくは粉のようなものが出ていることがあります。頻繁に交換しているものにはあまりありませんが、長期間放っておいた物は結構な確率で液漏れをしていたりします。

この液体は一体何なのか気になります。実はこの液体は乾電池の内部にある電解液になります。そしてもう一つの粉のようなものは液漏れした後の液が乾いた状態です。粉は青白い色をしています。

電池の液漏れの原因と対処法

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電池の液漏れの原因ですが、大体の人がなぜ電池が液漏れしてしまうのかという理由を知りません。ほとんどの人がまず想像することが、使用方法がいけなかったのか、不良品だったのではないかなどです。

しかし液漏れの原因は使用方法や不良品だったからという理由が全てではありません。未使用のものでも液漏れをする可能性はおおいにあります。

未使用の電池から液漏れする原因

未使用の電池から液漏れをしているとつい不良品ではないか疑ってしまいます。しかし未使用の電池でも液漏れする原因はたくさんあります。

まず電池を購入してから長期間使用せず保管していた場合です。電池には使用推奨期限というものが記載されています。その期限をすぎたからといって使用できなくなるわけではありませんが、期限を過ぎ長期間たってしまったものは液漏れする危険性が高まります。

次に電池を落としてしまったり、電池になんらかの外圧がかかり、電池が変形などしてしまうと液漏れしてしまう可能性があります。変形したときはとっておいたり、使用するのはやめておきましょう。

ほかにも高温多湿の場所で保管したりなど保管方法を間違っている場合も液漏れしてしまう危険性は高まります。錆び付きやショートなども液漏れの原因になります。

使用中などの液漏れの原因

使用中や使用後の電池に関してはやはり未使用の電池よりも液漏れしてしまう可能性は高いです。ではどのようなことが原因で液漏れしてしまうのでしょうか。原因はいくつかあります。

逆向きでセットしてしまった場合

まず電池をプラスとマイナス逆にセットしてしまった場合です。普通逆にセットすると動かないかから気付くのではないかと考えますが実は3~4本電池を使うものについては逆にセットしてしまっても動いてしまう場合があります。そのため気付かずに使用してしまい負担がかかり異常をきたしてしまいます。

腐食や劣化

電池自体が腐食または劣化してしまい中の液が漏れてしまう場合があります。この腐食や劣化の原因ですが、湿気の多い場所や屋外などで使用していたりすることが原因のひとつです。

放置してしまった場合

機器の電源を入れたまま放置してしまった、電池の残量がゼロの状態でセットしたまま放置してしまったなどが原因で異常をきたしてしまいます。機器が使用できなくなったとしても電池をセットしておくとわずかながら放電をし続けます。

そのことを「過放電」といいます。その過放電をしてしまうことでガスに異常が生じてしまい、液漏れを発生させてしまいます。

混ぜて使用してしまった場合

新しい電池と古い電池を混ぜてセットした場合に新しい電池に合わせてしまい、古い電池が過放電の状態になってしまいます。新しい古いだけではなくメーカーの違いや種類の違いなどによっても起こりえるので気をつけましょう。

意外と別々のメーカーのものを一緒に混ぜて使ってしまうことはほとんどの人がしています。しかし液漏れの危険性がある以上は注意しましょう。

液漏れのメカニズムとは

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液漏れの原因はさまざまですが、ではそもそもなぜ液漏れをしてしまうのでしょうか。

電池は電池内部で化学反応を起こすことで電気を起こしています。その時に内部にガスが発生します。ですが正しい使用方法ではガスが外に漏れ出てくることはありません。しかし何らかの原因がきっかけとなりガスが過剰に発生してしまうと電池が破裂してしまわないように容器が開き圧力を外へ逃がす仕組みになっています。

ガスが外へ出る際に一緒に液も漏れてしまいます。これが液漏れになります。内部でガスが異常発生してしまうと電池自らガスを外へ逃がす構造になっています。

液漏れする電池の種類

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電池の種類はたくさんありますがほとんどの人が2~3種類程度しかしりません。電池の種類には一番よく目にする円筒形からボタン形、コイン形、パック形、ピン形、ガム形、9V形と意外と認知されていない種類がたくさんあります。

形もそうですが他にもマンガン電池、アルカリ電池、リチウム電池、ボタン電池などの種類もあります。そしてどの種類の電池が液もれするのかですが結論からいうと全ての電池が液漏れする可能性はあります。

特にマンガン電池、アルカリ電池、ボタン電池は液漏れをしていたということをよく聞きます。しかしリチウム電池に関しては乾電池と違い完全に密封されていて、丈夫なつくりになっているので液漏れの可能性は低いです。もし液漏れを起こすような状況なら液漏れではなく破裂や爆発を引き起こすので注意しましょう。

電池の液漏れの掃除方法

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電池が液漏れしてしまっていた場合、見てみぬふりをしたくなってしまいます。しかしそのまま放置しておくわけにもいかないので掃除をしなくてはなりません。そして一言で掃除をするといっても液が皮膚に付着しないよう工夫が必要になってきます。

意外と液漏れしてしまった際の掃除方法をほとんどの人が知りません。ですのでどの場面で液漏れを発見しても対応できるようにいくつか状況別掃除方法を紹介します。

リモコン

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まずリモコンの中で電池が液漏れしてた場合の掃除方法を紹介します。案外リモコンにセットされた電池から液漏れしているといった経験をしたことがある人はたくさんいるのではないでしょうか。液がそのまま出ている状態のものもあれば液が乾いて白い粉のようなものが付着している場合もあります。

そんなリモコンの電池が液漏れしてしまっているときの掃除方法ですが、液体の場合は食酢を布などにつけて綺麗に拭き取りましょう。その後乾いた布や麺棒などで綺麗にしましょう。
次に乾いてしまっている場合ですが、その場合はかき出した後にティッシュや布で綺麗に乾拭きしましょう。リモコンの金属部分に錆びや腐食がある場合にはそのままにせず紙やすりなどで綺麗にやすっておきましょう。そのまま新しい電池に変えたとしても接触不良などを起こす可能性があります。

腕時計など

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腕時計なども使う頻度が減って放置してしまうと中で液漏れをしてしまう可能性があります。そのままで使用するのはとても危険なので腕時計などの掃除方法も紹介します。

ほとんどリモコンの掃除方法と変わりはありません。液体の場合は布や麺棒などを使ってアルコール洗浄をしておきましょう。その後は乾いた布で水分を拭き取りましょう。錆びていたらしっかり錆び取りを行いましょう。

錆び取りの方法と注意点

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液漏れをしてしまっている時、同時に機器の金属部分が錆びてしまっている場合が多いです。そんな時錆をそのままにして使用してしまうと電池に関わらず接触不良などトラブルの原因となってしまうのでしっかり錆を落としてから使用するようにしましょう。

錆の落とし方は先ほど紹介した紙やすりで磨く方法です。紙やすりにはたくさん種類がありますがおすすめなのは320程度の耐水性の紙やすりです。この320というのは紙やすりの目の細かさになります。数字が大きいほど粒子が細かくなり、綺麗に仕上がりますが手間がかかります。

錆がそこまでひどくないのであれば粒子の細かいもので問題ありません。やすっていて金属の部分が見えてきたら完了です。しかし錆が酷い場合には粒子の粗いもう少し数字の低い紙やすりを選ぶことをおすすめします。

注意しなければならないことですが、削りすぎてしまうと金属部分が痩せてしまうので様子をみながら行いましょう。

電池の液漏れにより故障したときの修理方法

電池が液漏れをしてしまっていて機器を動かそうとしても動かないといった場合もうなおすことはできないのでしょうか。機器が動かなくなってしまう原因のほとんどがバネ部分の錆です。錆でしたら先ほど紹介した方法で錆を取り除き、最後に鉛筆の芯を擦り込むことで改善できます。

必ずしもこれで動くというわけではありませんが、買い換える前に一度だけでも試してみる価値はあります。紙やすりで削る前の異物を取り除く際にコンタクトスプレーなどを使用するとさらに綺麗に取り除くことができます。

それでも動かないという場合にはその機器を購入した店に持ち込み修理を依頼しましょう。部品を取り寄せたりする場合もあるので購入した店に持っていくことをおすすめします。

電池の液漏れの防止方法

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いつの間にか気付くと液漏れしていることが多いですが、そうならないように液漏れ防止の方法をいくつか紹介します。防止方法といっても難しいことは一切ありません。ちょっとした工夫で液漏れを簡単に防ぐことができるので試してみましょう。

古い電池の使用はやめる

古い電池とは使用推奨期間をすぎてしまっている電池のことです。未使用であっても推奨期間を過ぎてしまっていると液漏れする可能性があるのでもったいないからといって使用しないようにしましょう。

使用して機器の錆につながってしまうほうが大変ではないでしょうか。しかし推奨期間を過ぎているといっても必ず液漏れするわけではありません。あくまで過ぎていないものより液漏れの可能性が高いというだけです。ですので推奨期間を過ぎているものについては自己責任になります。

液漏れをどうしても防ぎたいという人は使用しないことをおすすめします。

電池を定期的に交換

電池が使い終わったらそのまま放置してしまわず、すぐに交換するようにしましょう。もう使う予定がないものについてもセットしたままにせずすぐに取り出し処分しましょう。意外と多いのが電池が切れてしまい、交換するのがめんどくさくなってしまいそのまま忘れて放置してしまうといったケースです。

日常で使用頻度の少ないものや代用できるものがある機器についてはすぐに交換しなくなってしまう傾向がありまので注意しましょう。使用後は、忘れる前に交換しましょう。

電池の向きに注意

電池をセットする際に、プラスマイナスが逆になっていないかしっかり確認しましょう。逆にセットしてしまっていると何らかの異常をきたしてしまいます。液漏れだけでなく機器の接触不良の原因にもつながってしまいます。

基本的には間違える人は少ないですが電池の本数が多い時は要注意です。確認をおこたらないようにしましょう。

電池をはずしておく

頻繁に使用する機器は特に電池をはずす必要はありません。しかし使用頻度が少ないものについては次に使用する時まで電池ははずすようにしましょう。長期間電池をセットしたままで放置するとほとんどのケースで液漏れをしています。

ですのでシーズンによって使うものなどの場合は次のシーズンまでは電池をはずしておくなどしておきましょう。そういった心がけが液漏れ防止につながります。

このほかにも電池を使用する際は同じ会社、銘柄のものを使用するなどの防止方法もあります。

電池の液漏れによる粉が手についた場合の処理方法

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電池の液漏れを発見し、電池を取り出そうとしたときについ素手で触ってしまい手に液体や粉がついてしまうことがあります。そんな時どう対処してますか。電池によっては失明する可能性のあるものまであるので注意が必要です。

液漏れの液体、粉が手についてしまったときの正しい処理方法を紹介します。

有害物質

電池の内部にある液体は有害物質であり、劇物とされています。ですので手に付着してしまったさいはすぐに洗い流すことをおすすめします。

そして何度もいうようですが電池の中でもアルカリ電池は特に注意が必要です。アルカリ電池の液体は強アルカリ性ですので非常に危険です。

電池の液漏れした時の注意点

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電池が液漏れしているのを発見したらまずできるだけ素手で触らないようにしましょう。できれば手袋などを装着しましょう。乾電池などから漏れた液体や粉が体に付着すると危険です。

ではどのような危険が潜んでいるのかいくつか紹介していきますので、これらを参考に液漏れした電池の取り扱いには気をつけましょう。

アルカリ乾電池は危険

基本的には液漏れした乾電池など全て気をつけなければなりませんが、特に気をつけてほしいのがアルカリ乾電池です。なぜならアルカリ乾電池の液体の中には水酸化カリウムや水酸化ナトリウムという物質が含まれています。

その水酸化カリウムという電解液は強アルカリ性でできているため、何かの拍子に誤って目に入ってしまうと失明してしまう危険性があります。人体にとても有害なので取り扱いには十分注意しましょう。

ほとんどの電池は液漏れしてしまいますが特にアルカリ電池はマンガン電池などに比べ液漏れしやすいです。

電池によって使い分ける

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電池の種類によって長持ち度が異なったりします。確かにマンガン電池よりアルカリ電池のほうが長持ちします。しかし長持ちするからといって良いことばかりではありません。アルカリ電池は長持ちはしますがマンガン電池よりも液漏れする可能性も高いです。ですので電池の性質に合わせて上手に使い分けることをおすすめします。

例えばリモコンやキッチンタイマー、豆電球の懐中電灯など連続的に電力を必要としないものなどはマンガン電池で十分です。逆に連続使用が必要な機器の場合はアルカリ電池を使いましょう。連続使用が必要な機器はデジカメやLEDの懐中電灯、ワイヤレスのマウスなどです。

このように機器によって電池を使い分けることで液漏れを防ぐこともできます。一度身近にある危機を見直してみてはいかがですか。

注意して液漏れを未然に防ぎましょう

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電池の液漏れの原因や対処法について紹介しました。液漏れをさせてしまったことがある人はたくさんいます。しかし面倒くさいということもあり大体の人が見てみぬふりをしてしまったりします。少し手間はかかりますがそこまで難しいわけでもないので液漏れの防止方法を守り液漏れを未然に防ぎましょう。

それでも液漏れをしてしまった場合は正しい掃除方法で綺麗に掃除しましょう。人間の体には有害な物質だということがわかっているので特にアルカリ電池の液体には触れないように気をつけましょう。

正しい知識を身につけられれば液漏れを防ぐことも掃除することも簡単です。電池の特性を理解して液漏れのしづらい環境を作りましょう。

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