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正月花・羽子板など正月飾りはいつまで飾る?

更新日:2020年08月28日

今回のテーマは「正月飾りはいつまで飾るか?」です。毎年何気なく飾っている正月飾りですが、その由来や歴史には面白いエピソードも隠れていました。正月飾りをいくつかピックアップして由来を紐解きながら、各地域の正月飾りの飾る期間についてご紹介します。

正月花・羽子板など正月飾りはいつまで飾る?

また、いつまで正月飾りを飾ったほうがいいのか考えなくて良い場合はあります。東京都府中市の大國魂神社にある「松を使用しない門松」です。この神社の境内には一本も松の木がありません。松を植えてもすぐに枯れてしまうと言われています。このように、いつまで正月飾りを飾ったら良いのか考えなくて良い場合もあります。

ちなみに由来は、散歩していた大國様と八幡様という神様が出かけた際、八幡様が大國様を待たせて宿を探していたところ、待ちぼうけを受けた大國様が「待つ(松)のは嫌だ」と言われたことからこの習慣が始まったと言われています。

笹の葉がついた門松

商売人のお店の店先にあったのが笹の葉の門松です。笹の葉がついた門松は、江戸後期の商店によく飾られていました。中には物凄いせの高いものもあり、地面から2階屋根まで届くまでの高さでした。

笹は大きなものであれば財をもたらすと言われ、商売繁盛の思いを込めて、商店で多く飾られていました。いつまでこの笹の正月飾りを飾ること言うてについては、それぞれの地域のバス後の日程にあわせます。

笹の葉は大きく広がっていますが、商売がどんどん拡大するようにという思いも込められていました。商売人が正月に商売繁盛を祈ってこの大掛かりなお飾りをしていますが、ちょっとしたお祭り気分で見ていて楽しいです。

注連飾りはいつまで飾るのか?

注連縄をいつまで飾るかについては、北海道、東北、関東は松の内1月7日夕方の日没まで、関西は松の内1月15日までです。四国はいつまで飾るかというと、松の内が1月7〜15日の間で地域によってばらつきがあります。沖縄はいつまで飾るのかについては、松の内1月7日が増えてきていますが、一部旧正月の期間である新暦2月中旬〜下旬という地域もあります。

注連縄について

注連飾り(しめかざり)とは、現在でいう玄関先にぶら下げて飾る「お飾り」です。注連飾りの中心にあるのが「しめ縄」です。このしめ縄は、豊作祈願のために稲の藁で編んで縄にしています。このしめ縄に、裏白(うらじろ)というシダ植物を一緒につけますが、不老長寿の意味があります。

白い紙が互い違いになって立て下がっている紙を「御幣(ごへい)」といいます。神の降臨を意味します。「譲り葉(ゆずりは)」は子孫繁栄、「橙」は代々栄えるように願いを込めています。ちなみに、しめ飾りをするかと言う点については、松の内に合わせています。

おかめの注連飾り

北海道ではおかめがついた注連飾りを飾ります。通常ですと橙が中心ですが、中央におかめの顔があり、周りにめでたい鯛や小判をあしらっています。とても豪華で鮮やかな色使いの注連縄飾りです。中には七福神のものもあります。とても豪華な正月注連飾りです。いつまで飾るのかは松の内1月7日です。

東北の注連飾り

やや北海道に近いものがありますが、中央に恵比寿様の顔がある注連飾りがあります。周りにはおめでたい鯛や小判があり、とても煌びやかな印象です。北海道や東北地方はとても色鮮やかな正月飾りが多いのが特徴です。東北はいつまで飾るのかというと、松の内1月7日までとなります。

餅花はいつまで飾るのか?

餅花は紅白のお餅を小さく丸めた餅団子を、エノキや柳などの木に刺して飾ります。とても鮮やかな正月飾りです。東日本では「繭玉(まゆだま)」とも言われます。豊作を祈る思いを込めた正月飾りです。

ちなみに、いつまで飾るかについては、北海道、東北、関東は松の内1月7日夕方の日没まで、関西は松の内1月15日までです。松の内が地域によってばらつきがある四国の場合はいつまで飾るかというと、1月7日、8日、10日、15日のいずれかの日までとなります。

岐阜県飛騨市の正月飾り「花もち」

岐阜県飛騨市の有名な正月飾り「花もち」をご紹介します。花もちは、紅白のもちを木につけて紅白の花にみたてる正月飾りです。冬の岐阜県には生花が少なく、花もすぐ枯れてしまうという理由から、花もちが生まれました。紅白の花もちが、寒い冬を暖かくしてくれます。

鏡餅はいつまで飾るのか?

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初回公開日:2017年12月26日

記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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